報道ステーション一覧

【報道ステーション】に関するニュースを集めたページです。

入社2年目にして『報ステ』のMCに抜擢されたテレ朝・渡辺瑠海アナ(写真/ロケットパンチ)
テレ朝・渡辺瑠海アナ 古巣に「澱んだ空気」の毒舌でますます上がる局内好感度
 昨年10月から元NHKの大越健介キャスターとともに看板番組『報道ステーション』のMCを務めているのは、テレ朝の渡辺瑠海アナ(25)だ。 次期エースの呼び声も高い渡辺アナだが、ゴールデンウィークより一足早い“帰省”が局内で話題になっている。テレ朝関係者が話す。「先日、以前出演していた『ABEMA Prime(アベプラ)』の現場にふらっと現われたそうです。それで『澱んだ空気に触れにきました~』とニコニコしながらスタッフたちと会話していたんです。『澱んだ空気』とはアベプラのスタジオが狭いことを揶揄した言い方で、毒舌キャラの渡辺アナらしい愛情表現です。 入社2年目にして『報ステ』のMCに大抜擢された渡辺アナですが、古巣であるネット番組にも変わらず愛着を持っているということを態度で示すところが、局内でもますます好感度が上がっています」 成蹊大学時代は「ミス成蹊」の準グランプリになり、事務所に所属してラジオ番組のDJを務めるなど華やかな経歴の渡辺アナは、その愛らしいルックスとざっくばらんな性格で「第2の弘中綾香アナ(31)」とも言われている。 だが、局では弘中アナとは違う路線での活躍が期待されているようだ。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が語る。「深夜番組で『第2の弘中アナ』といじられた際に『弘中さんてある種タレントさんのように……』と口走ってしまったことからも、自分はバラエティのエースとは違う方向で、という思いが強いはずです。 新人研修で幹事を務めた佐々木亮太アナも渡辺アナについては『ダメ出しをするところがない』と評価するほどの実力と度胸の持ち主で、新人時代からニュース読みや番組進行など、後に報道番組で活かされるような仕事を任されていました。アベプラに異動して2019年に退社した小川彩佳アナでさえ、『報ステ』のサブキャスターに就任するまでにはもう少し報道番組でキャリアを積んでいた。小川アナ以上に渡辺アナを報道のエースにしたい、という局の期待がうかがえます」“澱んだ空気”も厭わない報道エースとなるか。※週刊ポスト2022年5月20日号
2022.05.11 07:00
週刊ポスト
富川悠太アナ(2004年撮影)
富川悠太アナ、年収2000万円捨て「仕事と家庭の両立」“中学受験ストレス”も
《捲土重来を期して新しい現場へ誠実に挑んでまいります》。これは2月25日、富川悠太アナウンサー(45才)が23年間勤務したテレビ朝日を3月末に退社することを発表した際の言葉だ。「退社後はトヨタ入りが噂されています。トヨタには自社メディア『トヨタイムズ』があり、そこで働くといわれています。“捲土重来”とは、一度失敗した者が再び盛り返し反撃に転じることを意味する言葉。テレ朝内では2年前の“事件”以来、ずっと肩身の狭い思いをしていたそうなので、そこからの“逆襲”が退社の理由の1つでしょう」(芸能関係者) 富川アナは入社以来、報道畑を歩み、テレ朝の看板番組『報道ステーション』のフィールドリポーターを経て、古舘伊知郎(67才)の後を継ぎ、2016年4月からメインキャスターを務めた。しかし、2021年10月からは金曜のみメインキャスターを担当することになり、月曜〜木曜はフィールドリポーターとして現場リポートを務めた。「事実上の降格」といわれるきっかけが起きたのは、2020年4月のことだった。富川アナは体調不良を感じながら1週間近く番組出演を続けた。のちに新型コロナに感染していたことが発覚すると、ほかにも体調不良を訴えるスタッフが続出した。その後、富川アナは約50日間、番組を欠席。その療養中の5月にさらなる“事件”が起きた。「『文春オンライン』が、富川アナの自宅から響く罵声と、それによる警察沙汰について報じたのです。富川家には2人の男児がいますが、彼らに対する奥さんの“だからお前は脳みそが腐ってんだよ!”などの怒鳴り声があまりに大きかったため、虐待を心配した近隣住民が通報、それを受けて警察官と児童相談所の職員が駆けつけたという内容でした。富川家は近隣住民から“黒い家”といわれるほど、有名になっていたそうです。 新型コロナの一件と合わせ、富川アナがそのまま報道に携わる立場にいていいのかという議論が、社内で持ち上がったそうです」(前出・芸能関係者) 近隣住民を驚かせた罵声の原因は中学受験だったという。「以前は家族仲がよかったのですが、長男が中学受験をすることを決めた数年前からギクシャクし始めたそうです。2006年に結婚した奥さんは元タレントで、現在はフラワーアレンジメントのお店を経営する才色兼備。子供に対しても完璧を求めるあまり厳しい対応になってしまっていたそうです」(テレビ局関係者) 中学受験は、ほかの受験と比べて親のストレスが多いとされる。教育ジャーナリストのおおたとしまささんの指摘。「中学受験は高校、大学受験と違い本人のがんばりだけではなく、親の関与の度合いが大きいです。そのため、必要以上に親がかかわるようになり、子供の成績=親の腕前に左右されるという理解になってしまっている。親ががんばれば成果が出やすいので、ついつい親が過熱してしまうのです。その分、うまくいかないと、親が自分の責任だと過剰に感じる側面があります」 富川アナは多忙で家にあまりいなかったといわれ、そうしたワンオペのプレッシャーが妻の心の余裕を奪ってしまったのかもしれない。「富川アナの退社理由は“閑職”に追いやったテレ朝への意趣返しではなく、家族がよりストレスを感じることがないよう、環境を変えたかったことが大きいようです。長男は無事に中学受験を終えており、今度は次男が中学受験に挑むそうですから、一家の大黒柱として支える決意だそうです」(前出・テレビ局関係者) キー局勤務で40代半ばなら年収は2000万円近いともいわれるが、それを捨てての再出発となる。「安定した高年収よりも、仕事と家庭の両立を選んだということでしょう」(前出・テレビ局関係者)「捲土重来」の宣言は、家族に向けたものでもあったのだろう。※女性セブン2022年3月17日号
2022.03.02 16:00
女性セブン
富川悠太アナ(2004年撮影)
富川悠太アナ、テレ朝退社後は引く手あまた?「同情票」で支持率アップも
 テレビ朝日の富川悠太アナ(45才)が、3月いっぱいでテレビ朝日を退社することが発表された。現在キャスターを務めている『報道ステーション』は3月で降板する。 1999年にテレビ朝日に入社した富川アナ。報道畑で実績を積み、2016年4月に古舘伊知郎の後任として『報道ステーション』の2代目キャスターに就任した。退社にあたって、富川アナは〈私はニュースの現場が大好きです。報道ステーションをテレビ朝日をその現場の全てを愛して生きてきたこと。感謝と誇りを持って、私はこれからもニュースの現場に立ちます〉〈捲土重来を期して新しい現場へ誠実に挑んでまいります〉などとコメントしている。 富川アナは、2020年に4月に新型コロナウイルスに感染。その後同年6月に復帰するも、すぐに『報道ステーション』の体制が変更。月曜日から木曜日までの出演だったのが、木曜日と金曜日だけの出演に減少した。さらに、2021年10月にはNHKを退社した大越健介アナがメインキャスターに就任。富川アナは金曜日だけの出演になっていた。「コロナ禍の比較的早い段階での感染ということもあってか、富川アナに対する風当たりが強かったのは事実です。番組内でも富川アナが謝罪をしていましたが、誰もが感染しうるウイルスであり、仕方ないことですよ。番組のプロデューサーなどが責任を取るのであればわかりますが、富川アナに責任をなすりつけるかのように出番が減っていったのは、ちょっと違和感がありますね」(テレビ局関係者) ネットでも、〈まるで富川アナ一人の責任かのように番組内で謝罪させ、詳細な経緯を長々と説明させる姿を見て痛々しかった〉、〈富川アナは全然悪くないのに、復帰された時、一人で全責任を負われた形だった〉など、富川アナに同情する声が多い。「『報道ステーション』での富川アナへの冷遇はちょっと露骨でしたね。むしろ富川アナは被害者のような立場といえるかもしれない。だから、富川アナを支持する視聴者は多いでしょう。退社にあたっての〈捲土重来を期して新しい現場へ誠実に挑んでまいります〉というコメントには、富川アナのテレビ朝日に対する憤りにも近い気持ちが見え隠れします。富川アナもテレ朝退社を決意して、次なる仕事へのモチベーションが高まっている状態ではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者) 退社する男性アナといえば、日本テレビも桝太一アナも同様だ。枡アナは、3月いっぱいで同局を退社し、4月からは同志社大学ハリス理化学研究所で専任研究員に転身。研究の傍ら『真相報道バンキシャ!』のキャスターは継続する。「女性アナに比べると、全国的な知名度を持つ男性アナは少なく、枡アナや富川アナくらいのレベルの男性アナに対する需要はかなり高い。枡アナは研究が忙しいので、多くの番組に登場することは少ないでしょうが、富川アナについては引く手あまたになると思います。富川アナ自身の意志次第ではありますが、今回の退社が大きなキャリアアップに繋がる可能性は高いと思います」(制作会社スタッフ) しかし、富川アナはフリーアナに転身するのではなく、トヨタで仕事をするのではないかとも囁かれている。「富川アナの父親がトヨタの重役を務めた人物であることも影響しているようです。トヨタ社内メディアである『トヨタタイムズ』で仕事をするのではないかとも言われていますね。ただ、トヨタでの仕事をしながら、ほかの番組に出演するというのはまったく問題ないはず。もしもトヨタに“入社”したとしても、“トヨタ所属のフリーアナウンサー”というポジションも可能です。そうなった場合は、“キャスター”というよりも“タレント”に近い存在になるのかもしれませんが、それはそれでこれまで見せなかった富川アナのいろいろな側面が表に出てくるかもしれないわけで、今まで以上に視聴者から支持される可能性も高そう。テレビの現場では、今後の富川アナの活躍に期待するスタッフが多いですね」(前出・制作会社スタッフ) 少々理不尽な形で『報道ステーション』の出番を減らされ、ついには退社を決意した富川アナ。テレビ朝日への逆襲が始まるかもしれない。
2022.02.28 16:00
NEWSポストセブン
富川悠太アナ(2004年撮影)
テレ朝退社の富川悠太アナ、局内で囁かれる意外な“再就職先”
 テレビ朝日の富川悠太アナウンサー(45)が2月25日、23年間勤めた同社を今年3月に退社することを発表した。 1999年にテレビ朝日に入社した富川アナは、『報道ステーション』や『スーパーJチャンネル』などの報道・情報番組を中心に実績を重ね、2016年4月からは古舘伊知郎の後任として『報道ステーション』のメインキャスターに就任。同年の「好きな男性アナウンサーランキング」(オリコン)で8位とトップテン入りを果たすと、翌2017年には5位にランクインを果たすなど人気アナとして活躍した。 一方、2018年に『報道ステーション』でサブキャスターを務めていた小川彩佳アナの降板が発表されると、その背景にメインキャスターである富川アナとの確執があったと報じられたことも。「番組の打ち合わせで、富川アナから小川アナへのパワハラめいた言動が多々あり、そのことで小川アナが心身ともに限界に達してしまったと報じられたのです。結局、小川アナは翌年2月、結婚を機にテレビ朝日を退社しています」(マスコミ関係者) その後、2020年4月、コロナに感染したことをきっかけに1か月以上にわたって自宅療養した富川アナ。同年6月に復帰したものの、『報道ステーション』のキャスター体制が変わったこともあり、大幅に出演日が減る形となっていた。 今回の退社を、富川アナがテレビ朝日への不満を募らせた結果だと見る向きは多い。テレ朝のベテラン社員が語る。「報ステのメインキャスターを実質的に降ろされたような形になったことに納得がいっていない様子でした。さらに、テレ朝では、東京五輪の際にコロナ第5波が来ていたにもかかわらずスポーツ局の社員たちが集まって飲み明かし、女性社員が階段から転落して骨折までした“泥酔宴会騒動”があったり、つい先日も前社長が会社経費の私的使用問題で辞任するなどゴタゴタ続き。 今回の退社は、自分の処遇も含めて会社に嫌気が差した結果の意趣返しだと受け取る社員も多いようです」 富川アナほどの大物になれば、フリーアナに転身することで収入は飛躍的に上がるはずだ。と、思いきや、局内では別の“再就職先”が具体的な社名とともに噂されている。前出のベテラン社員がこう明かす。「富川アナの退社コメントに『私はこれからもニュースの現場に立ちます』『捲土重来を期して新しい現場へ誠実に挑んでまいります』との言葉があったことから、フリー転身と受け取られたかもしれません。しかし、トヨタでの仕事がすでに決まっているとか。実は彼の父親はトヨタの重役をつとめた方だったので、その縁や思い入れもあったのかもしれません」 トヨタは近年、『トヨタイムズ』という自ら情報発信するメディアを立ち上げており、昨年には元テレビ東京の森田京之介アナが同社に転職してトヨタイムズの記者になったという前例もある。富川アナが世界最大級の自動車メーカーの今を伝える日も近いのかもしれない。
2022.02.25 18:20
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
自民党総裁選の候補者討論 報ステとWBSの仕切りの差異は興味深かった
 自民党総裁選をめぐる報道が連日繰り返されている。候補者でない人について思わず気になってしまうことも少なくないのではないか。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘した。 * * * 本当に露出の多い4人です。自民党総裁選に立候補した河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏が討論するシーンをあちこちの番組で見かけます。同じ日に複数のニュース番組をハシゴしている姿も。4人が横並びに座って語る同パターンが繰り返されるだけに、むしろ、各ニュース番組の「違い」の方が見えてくるのが興味深い。 9月17日、テレビ朝日系『報道ステーション』(午後9時54分)に生出演した4人。「次の感染拡大ではロックダウンをしますか」「休校にしますか」などの質問に「〇」か「×」か答を求められました。 しかし、そもそも考えてみれば日本の憲法下でロックダウンはありえない。質問が正確さを欠いていたこともあり、「法律改正もしていないのにロックダウンとはいかがなものか」と候補者から逆質問が飛ぶ。感染状況も地域などで条件が違うのに「休校しますか」とアバウト過ぎる質問に対して指摘され、MCの徳永有美アナは困惑気味に。「前提状況というところもあるんですけど…」などの説明に終始していました。 逆質問が来ることを想定していなかったのか。あるいは事前に作成された質問を、ただMCとして読み上げていたからか。ネット上でも「報ステの質問がグダグタ」「質問のレベルが低すぎる」と番組側に疑問を呈するコメントが目立ちました。 さて、その1時間後。今度はテレビ東京系『ワールドビジネスサテライト(WBS)』に同じく4人が生出演。「〇」か「×」の札で答えるコーナーで「将来的には消費税は上げなくてはいけない?」という質問が出されると、やはり4人から「どのぐらいの将来ですか?」と疑問の声が。 特にばっさり返す傾向が強い河野氏は、札すら上げないで「将来的というのがどれぐらいのタイムスパンを言われているのか分かりません」と回答拒否の姿勢を見せた。さぞやMCがタジタジになるかと思いきや……。 進行担当の佐々木明子キャスターは、即座に「就任中ということです。もし総理になられたら」と説明を返し、それに対して河野氏は「(総理を)何年やっているのか、日本の場合は分かりません」と答えました。ネットでは「消費税問題から逃げた」「はぐらかし」「国民と対話するつもりがない印象」と、政治家の姿勢の方を批判するコメントが多く見うけられました。 同じ「候補者4人が揃って討論する」というパターンでも、誰が質問しいかにやりとりするのかで、違う結果が出てくる面白さ。 そのWBSで水~金曜日のメインキャスターを担当する佐々木明子アナは、テレビ東京へ初の新卒採用女性アナとして入社し、さらに同局初の海外赴任アナとしてニューヨーク支局を担当、経済キャスターとしてリーマン・ショックを現場で体感してきた人です。 その後は朝の番組『ニュースモーニングサテライト』等でメインをつとめてきました(~2021年3月)。が時に株式市況を伝える口調が早口過ぎて、視聴者に「伝える」ことより株価変動に連動した自分の口調に酔って(?)いるのかと思えたり。「私、マーケットに詳しいのよ」的ノリにちょっとついていけない感じもありました。 しかし、4月からWBSメインキャスターになると話す速度もぐっと変化して、ゆったりと間合いをとりつつ緩急あり、響く声で明快に語る。その口調は落ち着きと奥行き、視野の広さを感じさせます。夜のニュース番組で視聴者に伝えるためにはどのような自己演出をすればいいのかを考えているのでしょう。 MCとして用意された原稿もただ読んでいるのでなく、政治や経済の全体状況を把握し各論についての理解を感じる。でなければ政治家から突然返された逆質問に、堂々と即応することはなかなかできない。おびえたり動揺を見せない存在感が何よりも佐々木さんの魅力です。 時には司会進行だけでなく、批評的なコメントをスッとさしはさむのも心地よい。例えば国と一体になって外国の株主に圧力をかけたとされる東芝の問題では、コメンテーターが「東芝は半導体や原発など日本の安全保障に関する企業だから国と話さざるをえない」とコメントすると、すかさず佐々木さんが「資本主義として見れば(国の介入は)問題がある」と返し丁々発止のやりとり。あるいは、システムトラブルを繰り返し金融庁が業務改善命令を出したみずほ銀行について「20年の間に(3銀行が合併した)企業文化を一つに揃えることができなかった問題がある」と指摘するなど、とにかく切れ味がいい。 さて10月、いよいよそのWBSと同じ時間帯の『報道ステーション』で変革が。メインキャスターに超大物の大越健介氏が登場とあって、注目が集まっています。大越氏といえばNHKワシントン支局長を経て『ニュースウオッチ9』『NHKスペシャル』等の看板番組キャスターを務めてきたあの人。 大越氏自身も「日々のニュースは大事な主食。例えるなら“米”。皆さんに良質な主食をお届けしたい」と所信表明。米どころ新潟県の出身ゆえの言い回しだそうですが、自分の仕事をすらっと「主食」と言い切ってしまう自信家ぶり。東大出超エリート街道を来ただけに、下手をすれば「上から目線」と批判される危険性も孕む。 仮に、ニュースが「主食」だとしても、ニュース番組同士でさらに主たる席を争うバトルがある。大越さんですらノンキに構えていられない午後10時のニュース番組ガチンコ勝負。秋の夜長、二つの番組を対比させながら見る醍醐味を存分に堪能したいと思います。
2021.09.25 16:00
NEWSポストセブン
有働由美子が五輪番組で「ますます美しくなっている」と話題に
有働由美子が五輪番組で「ますます美しくなっている」と話題に
 フリーアナウンサー・有働由美子(52)がますます美しくなっていると話題だ。つい先日も、冠ラジオ番組『うどうのらじお』(ニッポン放送)の収録後に目撃された彼女は、カジュアルなワンピースが若々しさを引き立たせており、とても50代には見えなかった。マスクで顔の下半分は隠れているものの、アイメイクも華やかな雰囲気だ。『あさイチ』での自虐トークなど、NHKらしからぬ気さくな言動を武器に国民的アナウンサーに上り詰めた有働。フリーになった現在、親しみやすいキャラクターは変わらないまま、その美しさには磨きがかかっていくばかりだ。7月19日に放送された『今だから話します キャスター大集合SP』(日本テレビ)に出演した際も、視聴者から〈有働さんめっちゃキレイ〉〈若く見える〉〈かわいくなってる〉と称賛の声が寄せられた。日テレの五輪関連番組でも、その美しさが話題になっている。 その美の裏には、彼女の並々ならぬ向上心が関わっているようだ。メインMCを務める『news zero』(日本テレビ系)は、落合陽一氏や辻愛沙子氏など、10代、20代に支持される識者をコメンテーターに起用し、若い視聴者層を取り込もうとしている。それにともない、有働自身も“若返り”を図ったらしい。番組関係者は、このように証言する。「今年はじめごろから、傍目にもわかるくらいにメイクやファッションが変わった。アイシャドーが濃くなり、ファッションもそれまでのパステルカラーから原色にガラリと変わった。番組の方針と同じで“より若々しく”という決意の表われかもしれません」 2018年10月から『news zero』のメインMCに起用された有働は、番組出演にあたってダイエットを敢行したと言われている。同年8月には『女性自身』(光文社)にジョギングに励む姿をキャッチされていた。現在もジョギングを続けているかは不明だが、有働はInstagramで「新しい生活様式」におけるジョギングのやり方を発信した際、〈すれ違うときは距離をとる〉といったほかに〈垂れ乳と脇汗対策にバスタオル♪〉とも綴っていた(2020年5月12日の投稿より)。 ただでさえ平日夜は『news zero』、『報道ステーション』(テレビ朝日)、『WBS』(テレビ東京)、『NEWS23』(TBS)、『FNN Live News α』(フジテレビ)と民放各局のニュース番組がしのぎを削る中、東京五輪が開幕し、それらの視聴率競争もさらに激しいものとなっている。しかも有働にとってはNHK時代の先輩にあたる大越健介(59)が、10月から『報道ステーション』のメインキャスターに就任することも決定している。 年齢を重ねても視聴率の切った張ったを続けられるのは、それだけエネルギーに満ち溢れている証拠。有働の若々しい美しさは、彼女の情熱をベースとしているようだ。
2021.07.28 07:00
NEWSポストセブン
“もの言うキャスター”として人気を得た大越健介氏(写真/共同通信社)
元NHK大越健介氏が『報ステ』抜擢 課題はパートナー、徳永か森川か
 テレビ朝日のニュース番組『報道ステーション』のメインキャスターに、10月からNHK出身の大越健介氏が起用されることが発表された。大越氏は『ニュースウオッチ9』や『サンデースポーツ』など、NHKの看板番組のキャスターを歴任してきた実力の持ち主だが、果たして民放でも受け入れられるのか? 大越氏は1961年生まれで、8月に還暦を迎えるベテラン。落ち着いた物腰からは想像できないかもしれないが、学生時代は野球で鳴らしたバリバリのスポーツエリートだ。「大越氏は東京大学時代、野球部のエースとして8勝をあげた“東大野球部のレジェンド”です。1983年には東大生として初めて日米大学野球のメンバーに選ばれ、その後メジャーリーグのホームラン王となるマーク・マグワイアとも対戦。後にキャスターとしてマグワイヤに取材を申し込んだ際、『日米野球で対戦した』と言ったら二つ返事でOKだったと明かしています。ちなみに長男も野球の道に進み、2005年に名門・日大三高(東京)のエースとして、甲子園でベスト8まで進みました」(野球ライター) NHK入局後は政治部記者となり、橋本龍太郎首相(当時)の番記者、ワシントン支局長など、華やかな道を歩んできた。ただしNHK退職に至るまでには、不遇をかこつこともあった。「大越アナは2015年に『ニュースウオッチ9』を降板しましたが、これを不可解と見る向きは多かった。当時、局内外で番組の評判は良く、大越アナ降板はまさに青天の霹靂でした。その理由として報じられたのが官邸の圧力です。 大越アナは、NHKのアナウンサーとしては珍しく、ニュースの合間に短いコメントを挟むスタイルを貫いており、政権に批判的なものも多かった。これに安倍晋三首相(当時)が鋭く反応し、“官邸がNHKに圧力をかけた”と、複数のメディアで報じられました。それ以外にもここ数年、NHKの番組制作や報道姿勢について、たびたび官邸の圧力が指摘されており、大越アナも“政権の不興を買って飛ばされた”と伝えられています」(フリーのジャーナリスト)違和感はないが、課題はパートナーか 6月末にNHKを定年退職してから1週間あまりでの民放移籍を発表した大越氏。これには驚きの声も上がったが、関係者の評価は概ね良好だ。「『報道ステーション』は民放ニュース番組の中でも、政権と距離を置く報道姿勢で知られており、大越氏の起用に違和感はありません。過去のキャスターの久米宏や古舘伊知郎のようなインパクトには乏しいですが、NHK出身というブランド力は強く、“安心して見られる”という信頼感は大きい。少なくとも、現在の小木恭平アナや富川悠太アナより視聴率が落ちる要素は少ないように思われます。 課題はパートナーです。徳永有美アナは未だに過去のスキャンダルのイメージが強い上、ベテランだがアナウンス力に課題がある。順当なのは、現在木曜と金曜を担当する森川夕貴アナ。あるいは、局内から起用するなら森葉子アナか林美沙希アナあたりでしょうか。今さらながら、小川彩佳アナの退社が悔やまれます。NHKから井上あさひアナや桑子真帆アナあたりを引き抜ければ話題になるのですが……」(キー局関係者) もう何年も“テレビ離れ”が叫ばれているが、コロナ禍でステイホームする人が増えたこともあってニュース番組はのきなみ好視聴率を獲得。『報道ステーション』も10%以上を記録する日が多く、好調だ。 ベテラン芸能記者の石田春男氏は、大越氏の成功のカギとして、1つの傾向を指摘する。「NHK出身という点で、参考とすべきは池上彰さんでしょう。池上さんが貫く“分かりやすく伝える”“言いたいことは言い、聞きたいことは聞く”というスタイルは、経験豊富な大越氏の得意技のはず。民放に移ったからといって、これまでのスタイルを変える必要はありません。 大越氏よりも若手ですが、『news every.』(日本テレビ)の藤井貴彦アナの成功も参考になりそうです。羽鳥慎一アナと同期の藤井アナは、ずっと羽鳥アナの陰に隠れてきましたが、コロナ禍でニュース番組への注目度が高まるなか、実直な進行ぶりで俄然評価が上昇。『news every.』は、もともと夕方のニュース番組戦争のトップを走っていましたが、今や日によっては15%前後の視聴率を取る“お化け番組”になりました。 藤井アナの人気ぶりを見ていると、世間は男性アナ・キャスターに対し、個性をグイグイと打ち出すよりも、伝えるべきことを正しく伝え、視聴者に寄り添うことを求めているように思えます。大越氏も“色”を出しすぎないようにした方が、長い目で見れば評価に繋がると思いますが、そこまでテレ朝が待てるかどうかがポイントでしょう」(石田氏) 同業他社への“仁義なき引越し”は吉と出るか凶と出るか?
2021.07.13 16:00
NEWSポストセブン
テレ朝・森川夕貴アナはなぜアナウンサーへの道を?
森川夕貴アナが語る就活体験記「ひとりだけ喪服みたいで…」
 倍率1000倍超の狭き門と言われるテレビ局の女子アナへの道。その難関をくぐり抜け、テレビ朝日に入社し、現在は『報道ステーション』などを担当する森川夕貴アナに、入社時の初心から5年間の悩み・葛藤まで聞いた。 * * * 私は自分が将来何になりたいのかまったくわからない学生で、就活では外資系や地元の企業、ロジスティクス、航空業界など多岐にわたる業界を受けました。アナウンサー試験は、アスク(※1999年設立のアナウンススクール「テレビ朝日アスク」)に通っていた友人から一次選考の〆切1週間前に誘われて、ダメ元で挑戦したんです。 そこからは寝る間も惜しんで猛勉強。ニュースキャスターの口調を真似て新聞を読むなど、自己流ですが必死でした。試験会場では、同じ学生なのにこんなに完成されている子がいるのか……と、ものすごく引け目を感じました。服装もリクルートスーツでかっちりまとめていたら、ひとりだけ喪服みたいで浮いてしまったことも……(苦笑)。アナウンサー試験のために慌てて白いワンピースを買ったほどです。 私自身の経験を振り返れば、たくさんの業界を知る中で視野も広がり、本当に働きたいと思う会社に出会うことができました。アナウンサー志望の学生さんにも、ぜひ学生のうちに多様な世界に触れることをお勧めしたいです。熱心な方が多いだけに“自分にはこれだけ多くの可能性がある”と就職活動の自信に繋がるんじゃないかなと思います。【プロフィール】森川夕貴(もりかわ・ゆうき)/上智大学卒業、2016年入社。『報道ステーション』『サンデーステーション』担当。撮影/高橋定敬※週刊ポスト2021年3月19・26日号
2021.04.11 16:00
週刊ポスト
「口の形を意識して発音練習をすると、口の筋肉が鍛えられますよ」と森川アナ。マスク越しでも伝わるよう、手で口の形を作ってアドバイス
森川夕貴アナが真剣指導 テレ朝アナウンススクールの講義に潜入
 民放各局が運営するアナウンススクールの中で、最も長い歴史を持つのが「テレビ朝日アスク」だ。1999年の設立以来、キー局・地方局を含めて全国に1000人以上のアナウンサーを輩出してきた。その教壇には、テレビ朝日の現役アナウンサーも立つ。『報道ステーション』のMCを担当している森川夕貴アナの講義に潜入取材した。「あおあおあお……」 教室の外まではっきりと聞こえてくる、活気のある発声練習。生徒たちは授業が始まる30分以上も前から集まり、個々に口を動かしている。この日は発音や滑舌、アクセントを中心とした授業内容だったが、聞けば、授業前の自主練習は普段から習慣となっているという。この授業の生徒は11名中9名が女子大生。講師の森川夕貴アナが教室へ入ると、途端に空気が引き締まった。新人アナと同じ教科書 教材にはテレビ朝日の新人アナウンサーが入社直後の研修で使う教本と同じものが使われている。ひとりずつ順番で声に出して読み上げ、講師からチェックを受ける。「ら行が苦手だったら毎日2分間、“らら、りり…、ろりょ、ろりょ…”と練習を続けていくと、舌が覚えて滑らかになりますよ」 森川アナは練習法を提示しながら、口の開き方や舌の使い方、発声時の姿勢に至るまで、身振り手振りを交えて細やかに指導する。その様子を教室全体が熱心に聞き入っている。「舌はもっと上あごに近いほうへ寄せて、そう、舌先を上あごに付けて弾く感じです。あっ、いいね! 今まででいちばんきれいに発音できています! 自分の感覚としてはどうですか」 1音ずつ丹念に発音を修正し、最後に合格点をもらうと「はい!」という生徒の返事にも力がこもる。 森川アナが語る。「私自身、実はすごく“緊張しぃ”なんです。噛んだり、言い間違えをすることもよくあって、失敗をしてしまうと“あぁ、もう明日はスタジオへ行きたくない……”と挫けそうになってしまう。うまくできなくてコンプレックスに感じるのはテレビ局のスタジオでもアナウンススクールの教室でも同じだと思うので、そこで怖じ気づいてしまわないよう、弱点を指摘すると同時に、必ずその学生さんの長所やよかった点を伝えるようにしています」放送での失敗も伝えたい 森川アナは、生徒が身構えてしまわないよう、時には柔らかい口調で垣根を取り払うよう心掛けているという。授業では、自身の例を積極的に伝える姿も印象に残った。「授業はまだ昨年の秋から何度か受け持った程度ですし、アナウンサーとしての経験もまだまだなので、経験豊富な講師の方のようなスキルの高い授業は提供できていないかもしれません。だからこそ自分がアナウンサーとして現場で日々悩んだり壁にぶちあたったりした実体験を語れたら、役に立てるのかなと。問題が起きた時にどんな技術があれば対処できるのか、どうすれば伝わるのかなどを、失敗談も包み隠さずに伝えています」 例えば入社から5年の間に学び、編み出したオリジナルの発声練習法を惜しみなく伝授。現役アナの貴重なアドバイスを生徒たちは逐一漏らさずにメモし、授業が終わると列を作って質問にくる。そんな生徒たちの情熱に森川アナも背中を押されることがあるという。「悩んで落ち込んだ時も、キラキラ輝いている学生さんを見ると、“私も折れないで頑張らないと!”って。授業を通じて得た勇気が日々の仕事の励みにもなっています」「アナスク代表4校」の実態 代表的なアナウンススクールは、民放が運営する4校がある。「テレビ朝日アスク」、フジテレビの「アナトレ」、TBSの「TBS Voice」、日本テレビの「日テレ学院」だ。 各スクールの卒業生には有名アナが名を連ねる。ホームページに紹介された卒業生実績を見ると、例えばNHK・赤木野々花アナは日テレ学院、TBS・近藤夏子アナはアナトレ、フジの渡邊渚アナはTBS Voiceに通っていたと分かる。女子アナが「入社前は別の局のスクールで学んでいた」という事例は珍しくない。中には、“かけ持ち”で複数のスクールに通った例もあった。 気になる受講料は、例えばテレビ朝日アスクの「基礎科」は120分×10回の講義+入学金で9万6250円。日テレ学院の「アナウンサー養成短期クラス」は120分×11回+入学金で9万9000円。女子アナ志望の学生にとって、現役アナの直接指導料としては決して高くないということか。【プロフィール】森川夕貴(もりかわ・ゆうき)/上智大学卒業、2016年入社。『報道ステーション』『サンデーステーション』担当。撮影/高橋定敬※週刊ポスト2021年3月19・26日号
2021.04.09 07:00
週刊ポスト
“芸人コメンテーター”の存在は番組にどう影響する?(イメージ)
大江WBSが夜10時スタートに 報ステは「経済ニュース強化を」と警戒
 テレビ東京の『ワールドビジネスサテライト』(WBS)が、4月改編で番組開始時間を1時間繰り上げ、「夜10時スタート」となることが報じられた。33年続く看板番組の“初めての引っ越し”は、テレビ業界を騒然とさせている。 あるテレ東の報道スタッフは「1時間繰り上げは昨年11月頃からほぼ決まっていた」と打ち明ける。「在宅勤務の普及や飲食店の夜間営業自粛などで、ニュースの視聴時間や就寝時間がどんどん早まっていた。コロナが収束しても、定着した生活様式は元に戻らないだろうという、10年後、20年後を見据えての判断です。 また、景気の落ち込みが懸念されるなかでも株価が上昇するなど、経済情報への関心は高まっている。有料会員制の動画配信サイト『テレビ東京ビジネスオンデマンド』でも『WBS』の反応は特に良い。『報道ステーション』(以下、『報ステ』)を裏番組に回しても対抗できると読んでの“攻め”の判断です」 感染拡大の不安が高まり始めた昨年2月頃から、夜のニュース番組の視聴率は上昇傾向にある。なかでも好調なのが、夜9時、10時スタートの番組である。「直近の視聴率(1月11~15日、以下同)では、NHKの『ニュースウオッチ9』が10.62%、『報ステ』が12.76%といずれも高視聴率をキープ。視聴率一ケタ台が続いている夜11時スタートのニュース番組と比べて高水準です。『WBS』もその流れに乗ろうとしているのではないか。 視聴率こそ3%前後だが、最近の『WBS』は話題を集めている。MCの大江麻理子アナ(42)がマスク姿で番組に登場し、感染防止を呼びかけたときは“素晴らしい報道姿勢”とネットで評判になった。4月改編のタイミングで超大物経営者のインタビューをやるんじゃないかと噂になっている」(キー局関係者) とはいえ『報ステ』の壁は高い。前身の『ニュースステーション』の時代から“一強”状態が続いており、「他局はずっと“『報ステ』の裏”で戦うことを避けてきた」(同前)という。 それでも「夜10時枠」に乗り込んでくる『WBS』に『報ステ』側は警戒を強めている。番組スタッフが言う。「視聴率こそ悪くないが、『報ステ』にはアンチの視聴者も多い。昨年4月に富川悠太アナ(44)がコロナに感染。体調を崩した後も出演を続けていたことがわかったときは、大きな批判を浴びました。1月8日に菅義偉首相が出演したときも、“突っ込みが甘い”“忖度キャスター”と富川アナが批判された。 現在は月~水を徳永有美アナ(45)と小木逸平アナ(46)、木・金を富川アナと森川夕貴アナ(27)が担当する体制でやり繰りしているが、人気者の大江アナを敵に回すと心許ない。視聴者が一気に『WBS』に流れる可能性だってある。局内では“経済ニュースを強化したほうがいい”との声も上がるなど、かなり敏感になっている」※週刊ポスト2021年2月5日号
2021.01.25 11:00
週刊ポスト
テレ東のWBSが報ステの視聴者を奪うのではないかと想像される理由
テレ東のWBSが報ステの視聴者を奪うのではないかと想像される理由
 情報へのアクセスは多様化しているだけに、報道番組のあり方も変化して当たり前、なのかもしれない。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が分析した。 * * * 4月から放送時間を1時間早めて夜10時スタート。『報道ステーション』(テレビ朝日)とガチンコで競いあうことになると、がぜん注目を集めるのがテレビ東京のニュース番組『WBS(ワールドビジネスサテライト)』(月~金午後11時)です。 30年以上も続くテレ東の老舗看板番組が敢えて、時間を繰り上げて他局のニュース番組にぶつけてくるとは。ずいぶん思い切った戦術。テレ朝・報ステはかなりの脅威を感じているはずでしょう。 今回の発表について、マスコミの中には「テレ東の女子アナ美女軍団でサラリーマンの視聴者をとりこにする作戦」などと指摘する記事もありました。いまだに“美女アナ軍団”による勝算予想とは、その昭和感覚に驚かされます。『WBS』はニュース番組とは言っても「経済を軸」にした独自性があります。4月からジワジワと視聴率をあげて、報ステの固定客を奪取していくのではないか、と想像される理由を5つ挙げてみたいと思います。【1】働く女性視聴者たちの共感を得る可能性が高いこと 他局のニュースを見れば、いまだに甘えた声を出し不必要に笑ったりする女子アナもいる中で、『WBS』は衣装も化粧も場に沿った落ち着きぶり。メインキャスターは大江麻理子アナウンサー、全体を俯瞰しながらの采配には安定感があって、まさにキャスターの仕事をこなすプロ。 大江アナだけではありません。相内優香アナや須黒清華アナ(現在産休中)らが曜日で交代していくスタイルで、誰がメインになってもクリオリティが全く落ちない。それぞれ役割を自覚しきっちりと回していく姿に、働く人々の共感を呼ぶ要素が満載です。 もちろん、『報道ステーション』の徳永有美アナも媚びずに頑張っていますが、中心軸はどうしても富川アナになり、徳永さんは添え物的というか脇役に甘んじざるをえないのが残念。【2】「考え方」が、番組にはっきりあること 今週1月18日の放送から大江アナと解説キャスターらがマスク姿で出演し注目の的となりました。これにはテレ朝『羽鳥慎一モーニングショー』のコメンテーター・玉川徹氏も「頭が下がる思い」と大絶賛。いつもは辛口の玉川さんがそこまで褒め称えた理由は、わかっていてもなかなか決断できないメディアばかりの中、『WBS』がキッパリと先陣を切ったからでしょう。 大江キャスターはこうアナウンスしました。「緊急事態宣言を受けましてより一層、感染対策を強化することが必要と考えての決断です」「フィールドキャアスターについては、ほかの出演者やスタッフから離れた場所にいるためマスクなしで出演します」 明解に理由を語り淡々と番組を進行していく姿は小気味いほど。つまり、「メディアには啓蒙の役割もある」ということを提示した。それもこれも、番組にしっかりした哲学があるからこそなし得たことでしょう。【3】「経済という視点から社会を見る」番組であること。 例えば昨年、国産マスクが市場から姿を消し買えなくなった時。一早く家電・生活用品メーカーのアイリスオーヤマが月産1億5,000万枚のマスクを宮城工場で生産する、といった独自のニュースを伝えていました。 他のニュース番組にはない切り口を持ち、「経済」ニュースとはいえ企業情報をただ流すわけではなく、社会と生活の現状を経済視点から観察する、というのが面白い点です。【4】コメンテーターの批評性が高い「~と思います」といったあいまいな印象批評に終始するのではなく、経済ニュースだけに数値データやグラフ、エビデンスを提示しつつ政策の矛盾点などを指摘していく。解説キャスターには経済・金融などの分野が専門の滝田洋一氏(日本経済新聞編集委員)と、物流や自動車、商社等にも詳しい山川龍雄氏(日経ビジネス編集委員)が揃い、米大統領選から菅政権のゆくえ、技術開発に流行モノまでいろいろな動きを分析していきます。【5】伝え方に工夫を凝らしていること。 コロナ禍関連のニュースといえば一般的に「今日の感染者は何人、重症者が何人、医療機関は満杯で」……と状況を羅列していきがちですが、『WBS』の場合は違う。縦長のボードを使って1日のコロナ関連ニュースをまとめて表示。これが一目瞭然で情報が把握しやすい。……と他局とは違う工夫が随所に光っています。「午後10時」の激戦区に敢えて参画する狙いは、局の「ブランド力強化」にあるとか。独自路線でどこまでニュースファンを増やせるか。お手並み拝見です。
2021.01.23 19:00
NEWSポストセブン
調整力の無さが露呈し総裁選で菅氏に負けたのが岸田氏だった
頑なにコロナ対策の失敗を認めない菅首相 ブレーンの心も折れたか
 危機に臨む総理大臣に求められるのは、正確な現実認識と、国民に語りかける「言葉」の誠実さだろう。緊急事態宣言で国民は生活に厳しい制約を求められている。それでも一歩ずつ危機の出口に向かって進んでいる実感があれば、「希望」を持って耐えられるが、総理の言葉が信じられなければ、国民に希望を見出す力そのものが生まれない。 菅義偉・首相は年初からの10日間で4回、国民に語りかけた。1月4日の年頭会見では、「絶対」とこう強調した。「医療崩壊を絶対に防ぎ、必要な方に必要な医療を提供いたします」 1都3県に緊急事態宣言を発出した1月7日の記者会見では「必ず」とこう断言してみせた。「1か月後には必ず事態を改善させる。そのために総理大臣としてありとあらゆる対策を講じて参ります」 しかし、国民の何人がそれを信じただろうか。「あらゆる対策」と言いながら、菅首相はコロナ変異種が国内で発見されても11か国とのビジネス往来の停止を先送りし、Go Toイートの停止も「自治体の判断」に任せて全国半数の県で続けられている(1月7日時点)。 菅首相自身、自分の言葉を信じてはいない。会見翌日に出演したテレビ朝日『報道ステーション』のインタビューでそれがはっきりわかった。もし、1か月後に結果が出なかったら営業規制の対象拡大や宣言延長の可能性はあるのか。国民が知りたい疑問だ。 そのことを問われると、こう言ってのけた。「仮定のことは考えない」──“あんたが考えなければ誰が考えるんだ”と国民を呆れさせた。 1都3県に続いて大阪、京都、兵庫の知事が緊急事態宣言を要請すると、その判断も丸投げした。「政府の分科会の専門家は『もうしばらく様子を見て、分析したい』という方向だったようだ。いずれにしろ、必要であればすぐ対応できるような準備をしている」(1月10日のNHK『日曜討論』) 菅首相は二言目には「必要があれば躊躇なくやる」と言うが、必要かどうかの判断は丸投げだ。そんな総理に、危機の打開を託せる道理がない。ブレーンの「支える気持ち」が折れた「この総理には無理だ」。そう痛切に感じているのは感染対策にあたっている政府の専門家たちだ。 厚労省のクラスター対策班メンバーだった理論疫学者の西浦博・京都大学教授は緊急事態宣言の直前、菅首相の楽観論の機先を制するタイミングで今後の感染状況について厳しい試算を公表した。 飲食店の営業時間短縮を中心とする緊急事態宣言では、東京の感染者数は2か月後(2月末)も現在と同水準の1日約1300人、昨年の宣言並みの厳しい対策を取ったとしても、新規感染者が1日100人以下に減るまでには約2か月かかるという内容だ。「1か月で改善」は無理という試算である。 菅首相は、そうした専門家の懸念に有効な反論ができない。政府が感染対策の方針を誤っている時、総理が失敗を認め、批判に耐えて方針を修正していく姿勢を見せれば、まだ「この総理は現実を直視している」と国民の信頼を取り戻すことができる。 ところが、菅首相は頑なに失敗を認めない。専門家はそうした姿勢に不信感を強めている。 政府のコロナ感染対策分科会の尾身茂会長もその1人だろう。菅政権は昨年11月に「勝負の3週間」を掲げ、感染対策を打ち出した。当時、Go Toが感染拡大を招いたとの批判を浴びた首相は「分科会からトラベルが感染拡大の主要な要因でないとの提言をいただいている」と専門家に責任を転嫁した。それに対して尾身会長は国会の閉会中審査(12月16日)に出席し、「人の動きを止めることが重要で、Go Toも考えるべきと再三申し上げている」と、Go To停止を進言したことを証言して首相に冷や水を浴びせた。 厚労省の専門家組織「アドバイザリーボード」も勝負の3週間の後、〈全国的に感染が拡大することが懸念される〉という感染状況の評価を発表し、〈新型コロナの診療と通常の医療との両立が困難な状況が懸念される〉と医療崩壊の危機に警鐘を鳴らした。厚労省の専門家が「勝負の3週間」は“敗北”だったと結論づけたのだ。 それでも、首相は耳を貸さなかった。「私は昨年11月以降、専門家のご意見に沿ってGo Toトラベルを順次停止し、飲食店の時間短縮を要請しました。早期に取り組んでいただいた地域ではその効果が現われ、感染を抑えることができています」 1月7日の会見ではそう自己正当化したが、詭弁である。「早期に取り組んでいた」はずの大阪も、首都圏の1週間後に宣言発出へと追い込まれたことからも明らかだ。 報道ステーションでは、「去年の暮れにですね、(東京の新規感染者数)1300人というのがありました。あの数字を見た時に、かなり先行き大変だなと思いました。想像もしませんでした」と語った。「尾身会長ら専門家が警鐘を鳴らしたのに総理は大晦日まで感染状況の現実を見ていなかった。懸命にやってきた分科会やアドバイザリーボードのメンバーは気持ちが折れただろう」(感染症研究者) そうしている間に、医療の最前線は崩壊した。中川俊男・日本医師会会長は1月6日の定例会見でこう訴えた。「必要な時に適切な医療を提供できない、適切な医療を受けることができない、これが“医療崩壊”だ。医療自体を受けることができない“医療壊滅”の状態にならなければ医療崩壊ではないというのは誤解で、現実はすでに医療崩壊である」 首相が年頭会見で約束した「必要な方に必要な医療を提供する」ことはすでに不可能なのだ。※週刊ポスト2021年1月29日号
2021.01.15 07:00
週刊ポスト
『』(公式HPより)
テレ朝が勝負を賭ける土日の「30分×2本」、勝算とリスク
 テレビ局ではこの秋、新番組を始めたり、番組の放送時間を変えたりするなどし、新たな編成で放送をスタートさせている。中でも注目を集めているのがテレビ朝日だ。テレ朝が行う異例の改編とその狙いとは? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 10日、11日からテレビ朝日の思い切った番組編成がスタートします。 土曜はこれまで20時54分から22時10分まで放送されていた『サタデーステーション』を15分間短縮して21時55分に終了。21時55分から22時25分まで『あざとくて何が悪いの?』、22時25分から22時55分まで『ノブナカなんなん?』を放送します。 日曜はこれまで21時から22時54分まで放送されていた『日曜プライム』を終了。夕方に放送していた『サンデーステーション』を21時から21時55分に移動し、21時55分から22時25分まで『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』、22時25分から22時55分まで『テレビ千鳥』を放送します(11日は『ポツンと一軒家』が2時間SPのため『サンデーステーション』はなし)。 テレビ朝日は平日の21時54分から23時10分まで『報道ステーション』を放送していますが、土日の21時台に『サタデーステーション』『サンデーステーション』を放送することで“全曜日プライム放送”の形に変更。しかし、それ以上に驚かされたのは、土日の22時台に「30分番組のバラエティを2本並べる」という独自の戦略でした。 民放主要局でプライムタイムの30分番組は、『おしゃれイズム』(日本テレビ系)くらいしかないにも関わらず、あえて2本並べるという異例の戦略には、どんな狙いがあるのでしょうか。『マツコ会議』『有吉反省会』からの誘客 テレビ朝日のプライムタイムは、『報道ステーション』や、『相棒』『科捜研の女』などのドラマに加えて、バラエティも購買意欲の劣る中高年層視聴者の多い番組が大半を占めているため、「世帯視聴率の数値ほど広告収入を得られていない」という状況が続いています。 さらに今春、視聴率調査がリニューアルして視聴者層の詳細や視聴人数がわかるようになったことで、各局が広告収入を得るべく一斉にターゲットの若返りを実施。しかし、テレビ朝日だけはこれまでの経緯もあるからか、その姿勢を明確に示すことなく現在まで推移していました。 平日の番組表は一足飛びに変えられない一方、「より若年層の視聴が見込める土日の22時台から勝負していこう」という狙いは理にかなっています。テレビ朝日の平日は『報道ステーション』終わりの23時台から若年層向けのバラエティを放送していますが、「土日は1時間前倒しして22時台からバラエティを見てもらおう」ということでしょう。 ただ、「月曜23時台に放送されて好評だった『激レアさんを連れてきた。』を土曜22時台に移動させてうまくいかなかった」という反省があるためか、今回はネット動画の短尺コンテンツに慣れた若年層が見やすい30分番組を2本並べる形に変えました。 他局に目を向けると、日本テレビが土曜23時台に『マツコ会議』『有吉反省会』という30分番組を並べて成功していますが、今回のテレビ朝日は「それと同じパターンが1時間前倒しした22時台でもうまくいくのではないか」とみているのでしょう。さらに深読みすると、「30分番組に慣れた『マツコ会議』『有吉反省会』の視聴者がその前の『あざとくて何が悪いの?』『ノブナカなんなん?』も見てくれるのでは」と考えているのかもしれません。 また、『あざとくて何が悪いの?』と『ノブナカなんなん?』など、似たテイストの30分番組を2本並べることで、「テンポがいいため飽きられにくく、別番組という違和感が少ないためザッピングの可能性を減らせる」「一方の人気が出ると、その好影響でもう一方の人気も上がりやすい」などの効果が期待できます。「失敗したら4つの番組を失う」ハイリスク 逆に、似たテイストの30分番組を2本並べることで、「比較され、優劣をつけられやすい」「一方の不調にもう一方が引きずられ、2つの番組を失ってしまうかもしれない」などのリスクがあります。 今回のテレビ朝日で言えば、もともと『あざとくて何が悪いの?』『ノブナカなんなん?』は単発特番、『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』『テレビ千鳥』は深夜帯のレギュラー番組ですが、プライムタイムに昇格させたことで「ヘタすると4本の番組を失ってしまうかもしれない」のが怖いところ。『ロンドンハーツ』『激レアさんを連れてきた。』のように「うまくいかなければ再び深夜帯に移動させればいい」という考え方もありますが、一度与えたネガティブなイメージを回復させるのは難しいものです。 テレビ朝日は前述した番組以外にも、平日の深夜2時台に『バラバラ大作戦』という20分間の短尺バラエティ枠を作り、30代までの若手スタッフが企画プロデュースした14本の番組をスタート。また、今月31日にも、土曜の23時にドラマ『先生を消す方程式』、23時30分に『なにわ男子と一流姉さん』をスタートさせるなど、30分番組をたたみかけて若年層を集めようとしています。 そんなテレビ朝日の番組改編を聞いて思い出したのが、1年前に金曜19時台から土曜夕方に移動した『クレヨンしんちゃん』と『ドラえもん』。土曜夕方は日本テレビが『名探偵コナン』など30分間のアニメを17時30分から2本放送していたため、テレビ朝日はそれにピタッとつなげる形で『ドラえもん』は17時から、『クレヨンしんちゃん』は16時30分からに編成しました。この編成に対する不満はいまだにくすぶり、成功しているとも言い難いため、今秋に関しても懐疑的な声が少なくないのです。「そもそも『サタデーステーション』『サンデーステーション』のあとに、ムードも視聴者層もガラッと変わるバラエティを放送しても結果が出ないのでは?」という声もあるように先行きは不透明。ただ、テレビ朝日が他局より遅れていた若年層対策に力を入れはじめたことは間違いなく、業界全体の活性化を考えると成功を願わずにはいられません。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2020.10.10 07:00
NEWSポストセブン
テレ朝女子アナ黄金期、3トップ弘中、三谷、斎藤の八面六臂
テレ朝女子アナ黄金期、3トップ弘中、三谷、斎藤の八面六臂
 テレビ局ではニュースからバラエティまで多くの女子アナが活躍しているが、最近、局アナの中でも活躍が目立つのがテレビ朝日だ。テレ朝女子アナの活躍ぶりと、同局の戦略についてコラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * かつて女子アナと言えば、1980年代から人気アナウンサーが次々に現れ「女子アナ王国」と呼ばれたフジテレビや、「好きな女性アナウンサーランキング」殿堂入りの水卜麻美アナを中心とした日本テレビのイメージがありましたが、現在最も勢いがあるのはテレビ朝日。 昨春に『報道ステーション』の小川彩佳アナ、『羽鳥慎一モーニングショー』の宇賀なつみアナが相次いで退社し、昨秋にも局内屈指の人気を誇った竹内由恵アナが退社するなど、人材難を指摘する記事もありましたが、わずか1年弱でV字回復を果たしているのです。 テレビ朝日の女子アナは、なぜ巻き返すどころか、黄金期を迎えようとしているのでしょうか。その理由を掘り下げていくと、中心となる若き3トップの存在と、彼女たちを生かす戦略が浮かび上がってきました。◆バラエティ、YouTube、元アイドル テレビ朝日の若き女子アナ3トップは、バラエティ女王の弘中綾香アナ(29歳)、ネット動画でバズりまくる三谷紬アナ(26歳)、元アイドルで朝の顔となった斎藤ちはるアナ(23歳)。 弘中アナは『激レアさんを連れてきた。』での自由奔放な進行で人気に火がつき、昨年8月には局の垣根を越えて『弘中綾香のオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)、今年1月にも『新春TV放談』(NHK)に出演。毎年12月に発表される「好きな女性アナウンサーランキング」でテレビ朝日初の1位に輝き、人気絶頂のフリーアナ・田中みな実さんとタッグを組んだ『あざとくて何が悪いの?』が昨年9月、今年4月、さらに第3弾の放送が決定しています。公式YouTubeチャンネル『動画、はじめてみました』ではコスプレや美容企画に挑むなど、その勢いはとどまるところを知りません。 三谷アナは「今年最もネット上で話題を集める女子アナ」に急浮上。公式YouTubeチャンネル内のコーナー「三谷紬アナが本気で10kgダイエットしたら!?」の第1話がいきなり150万回再生を突破して話題をあつめました。動画で見せる飾らない素顔も好評で男女を問わず支持を集めるなど、テレビ以外のメディア出演も急増中。地上波の番組以外から誕生した新時代のスター女子アナとなりつつあります。 2年前まで乃木坂46のアイドルだった斎藤アナは、昨春の入社早々『羽鳥慎一モーニングショー』の2代目アシスタントに大抜てき。「宇賀なつみアナの後任」というプレッシャーがありながらも、清楚な佇まいと落ち着いた進行で、早くも視聴者の信頼を得ています。さらに、公式YouTubeチャンネル内のコーナー「斎藤ちはるの今でしょフィットネス!」でステイホームの浸透に貢献したほか、乃木坂46の『シンクロニシティ』を踊った動画が100万回再生を突破しました。◆「生放送の経験が豊富」という強み 3人の足取りを振り返ると、弘中アナは入社後から一貫して『ミュージックステーション』『激レアさんを連れてきた。』『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』などバラエティの万能選手として活躍。三谷アナは『やべっちFC』やサッカー日本代表戦などのスポーツ番組とABEMAのニュース番組で力をつけてきました。斎藤アナは入社直後から帯番組の『羽鳥慎一モーニングショー』に出演しているほか、今春から『林修の今でしょ!講座』で進行役に就任するなど、着実に活躍の幅を広げています。 三者三様の足取りで人気を得ているところが黄金期の到来を感じさせますし、「入社まもない段階から能力や適性を踏まえて積極的に起用していく」という方針が貫かれているのでしょう。さらに、他局よりYouTubeチャンネルやABEMAなどのネットコンテンツに力を注いでいることも、若手女子アナたちの活躍を後押しする要因となっています。 3人の共通点は、ネットを最大限に活用していることと、弘中アナが『ミュージックステーション』、三谷アナが『やべっちFC』、斎藤アナが『羽鳥慎一モーニングショー』と生放送番組の進行を担当していること。「基本的に原稿を読むだけ」のニュース番組では得られない生放送の臨場感や難しさを経験していることは強みであり、だからYouTubeの企画にも自然体で向き合えるのかもしれません。 その他では、『大下容子ワイド!スクランブル』の大下容子アナ、『スーパーJチャンネル』の林美沙希アナという昼と夜の顔も健在。ただその一方で、朝の『グッド!モーニング』は新井恵理那アナ、夜の『報道ステーション』は徳永有美アナ、土曜の『サタデーステーション』は高島彩アナ、日曜の『サンデーステーション』は長野智子アナとフリーを起用しています。これらの番組が自局のアナウンサーで埋まるようになれば、黄金期が本格化していくのではないでしょうか。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2020.06.27 07:00
NEWSポストセブン
官邸の「反政府番組監視」 小川彩佳・和田アキ子・IKKOも対象
官邸の「反政府番組監視」 小川彩佳・和田アキ子・IKKOも対象
 安倍政権が官僚支配と並んで力を入れてきたのがメディア支配だ。本誌・週刊ポストが前号で官邸の内閣広報室がテレビ番組を監視していることを示す“機密文書”を報じると大きな反響を呼び、キー局の番組関係者から、「うちの番組は監視対象なのでしょうか」との問い合わせがあった。この監視文書をもとに、官邸は気に食わない報道やコメンテーターの発言があると公式ツイッターで反論し、報道に“圧力”をかけてメディア支配に利用していたのだ。 内閣広報室の番組監視は分析チームの職員3人ほどが専従となって、毎日、番組を視聴して出演者の政策に対するコメントなどを書き起こす作業を行なっている。記録文書は東京都内の男性会社員が情報公開請求して入手し、本誌が提供を受けた。開示文書は2月1日から3月9日付までの約1か月分だけでA4判922枚に及び、2種類に分類されている。 1つは「報道番組の概要」とのタイトルで、朝は「スッキリ」(日本テレビ系)、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)、「とくダネ!」(フジテレビ系)の3番組、昼は「ミヤネ屋」(日テレ系)と「ひるおび!」(TBS系)、そして夜は「報道ステーション」(テレ朝系)と「NEWS23」(TBS系)の番組内容が毎回、ルーチンワークで記録されていた。TBS系の「グッとラック!」、フジテレビ系の「バイキング」、日テレ系の「news zero」は基本的には監視対象外のようだ。 その中でも「報道ステーション」と「NEWS23」は、2014年の総選挙前、自民党がその報道ぶりを批判して民放各局にゲストの選定や街頭インタビューについて「公平中立」を求める“圧力文書”を出すきっかけとなった安倍政権と因縁の番組であり、今も“要注意”の監視対象になっていることがうかがえる。記録されているのは、原則として政治に関連する出演者の発言が分刻みで書き起こされている。 もう一つは「新型コロナウイルス関連報道ぶり」のタイトルで日付ごとに分類され、出演者のコロナに関連する発言がピックアップされている。3月6日付の文書には「NEWS23」の〈入国規制 政治決断の背景〉としてこう記されていた。〈小川彩佳・キャスター「この規制に踏み切った政府ですけれども、なぜこのタイミングなのかについては、国会でもその政治的判断の根拠ですとか、これまでの措置と矛盾しているんじゃないかということも指摘されています(後略)」〉 小川アナが安倍首相の「今が正念場である」などの発言を紹介すると、〈評論家・荻上チキ氏「言葉は一個一個強いんですけれども、根拠であるとか、裏付けというのは不透明ですよね(後略)」〉というやり取りが続く。◆克明に記録されたやり取り 開示文書には橋下徹氏、岸博幸氏から田崎史郎氏まで様々なスタンスの論者の発言が並んでいるが、飛び抜けて多いのが「モーニングショー」のコメンテーターで政府批判で知られる玉川徹氏と、コロナ対応で歯に衣着せぬ発言で知られる公衆衛生学者の岡田晴恵・白鴎大学教授だ。岡田氏は「モーニングショー」だけではなく、「アッコにおまかせ!」(TBS系)に出演した際の和田アキ子やIKKOらとのやり取りまで克明に記録されていた。 もう1人、官邸にマークされていたのがクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗り込んで政府の対応を告発した岩田健太郎・神戸大学教授だ。「機密性2情報」の印字がある2月17~21日付の文書には、「○岩田教授」の項目が立てられ、岩田氏が出演した各番組での発言や、他の有識者が岩田教授について語った内容が18枚にわたって整理されている。 文書を分析すると、官邸が政府の政策や対応について各局がどう報じているかを幅広くモニターするのではなく、批判的な番組やコメンテーターの発言を重点的に収集していることがわかる。 それにもかかわらず、本誌報道後も監視対象となっている局は沈黙を守ったままで、特定の番組や出演者の発言を監視するのかの説明を政府に求めようともしない。長年のメディア支配で“牙”を抜かれてしまったのか。 しかし、大新聞やテレビの報道をコントロールし、政権に都合の悪い事実を国民に知らせないようにする安倍政権のメディア支配戦略はもはや通用しなくなってきた。政府がゴリ押ししようとした検察庁法改正がSNSを通じた国民の批判の高まりで断念に追い込まれたように、いまや国民がネットで直接権力を監視する社会になり、大メディアもネット世論を無視できなくなってきた。安倍政権のメディア支配も官僚支配とともに崩壊に向かっている。※週刊ポスト2020年6月12・19日号
2020.06.03 07:00
週刊ポスト

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