「鎌倉殿の女たち」人物相関図
おしゃべり妹の告げ口
りくが画策した実朝暗殺を阻止したのは、頼朝の異母弟・阿野全成(新納慎也)の妻となった義時の妹・実衣だった。
「源頼家(金子大地)の追放後、実朝が将軍になる際に、政子のもとで育てられていた実朝を時政が引き取ることになる。そこに実衣も一緒にくっついていったのですが、数日すると政子のところに飛んでいき、『時政とりくは絶対、実朝様を殺そうとしているわ!』と訴える。それを聞いた政子はすぐに実朝を呼び戻したとされています。
ドラマ内では忖度のないおしゃべりなキャラとして描かれている。彼女の“告げ口”が状況をどう動かすかに注目すると面白いでしょう」
(第2回につづく)
※週刊ポスト2022年7月22日号