宮沢りえ一覧

【宮沢りえ】に関するニュースを集めたページです。

井上公造氏インタビュー「スキャンダルを起こした人のほうが芸能人はおもしろい」
井上公造氏インタビュー「スキャンダルを起こした人のほうが芸能人はおもしろい」
 芸能リポーターを3月いっぱいで卒業した井上公造さん(65才)。芸能ニュースの第一線で走り続けたこの36年、いろいろなことを見聞きしてきました。現場主義だからこそ知る芸能人との秘話とこれからの芸能界への思いとは──放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、井上さんに話を聞きました。これが「最後のインタビュー」です!張り込み現場で宮沢りえチャンに顔バレした山田:3月いっぱいで、東京、名古屋、大阪、福岡でのレギュラー番組すべての降板を決断されたのは、いつ、どういう理由だったんですか?井上:芸能リポーターを辞めるということは50才くらいのときから考えていました。だから15年ほど前ですね。 その頃から、自分が思い描いていた芸能リポーター像みたいなものの限界が見え始めていた。自分でネタを仕込んで張り込みをして裏取りをして、本人に直撃を試みたり、プロダクションサイドと掛け合ったりしてモノにしていくには時間もお金もかかることが皆さんにもおわかりいただけると思うんですが……テレビの世界でそれができなくなってきた。山田:予算との折り合いがつかなくなったってことですね。わかります。井上:もう1つの理由は、テレビ出演が増えたことでぼくの知名度が上がってしまって、張り込み現場で“顔バレ”することが多くなっちゃって。もう時効だと思うからお話ししますけれど、賀来千香子サン(60才)が宅麻伸サン(65才)と結婚する前、別の男性と交際していましてね、飯倉の『キャンティ』の向かい側で張り込んでいたんです。山田:芸能人御用達のイタリアン!井上:そうです。そこでデートしているという情報があって、カメラも呼んでスタンバイしていたら、賀来サンより先に宮沢りえチャンが店から出て来て。「あ、井上さんだ。誰を張っているんですか?」って。ダメだ、こりゃ……って思いました(笑い)。山田:でも、井上さんをテレビで見られなくなるのは本当に寂しいです。共演されている皆さんは、なんて?井上:『おはよう朝日です』(朝日放送テレビ)で初共演した26年前からぼくを鍛え続けてくれた宮根(誠司)さん(58才)や、公私にわたってお世話になった(島田)紳助さん(65才)は、「やっと?」とか「待ってました」という反応でしたけれど、『ウラネタ芸能ワイド 週刊えみぃSHOW』(読売 テレビ)から、いまも『上沼・高田のクギズケ!』(同)でよくしてくださっている上沼恵美子サン(66才)だけは残念がってくださって……。上沼サン自身、この2年ほど、仕事の整理をされていますから、お感じになることがあったのではないかと。山田:思えば、ワイドショーで扱う芸能ネタも様変わりしていますよね。在京局では、もう何年も前から大物の訃報しか扱わない番組さえある。井上:スキャンダルはやらなくなりましたよね。例えばぼくが、俳優のAさんと女優のBさんが結婚間近という情報を掴んでスクープとして番組で扱うとします。すると「なんで本人たちからのコメントを待ってあげないの?」と怒られるんですよ。これを政治スキャンダルに置き換えてみたらよくわかると思うんです。正式発表まで待っていたらマスコミの役目はなくなってしまいますよね。24時間パスポートを手放すなと言われました山田:昔は、交際のウワサが出ただけでも直撃に行きましたよね。最近、テレビでは、ヒロミさん(57才)と松本伊代サン(56才)の結婚前のVTRがよく流れるんですけれど、おつきあいしているだけなのに空港などで囲まれていた。井上:それで結婚が早まりましたよね、あのおふたり(笑い)。でも、いまは「そっとしておいてあげて」となるワケなんです、ものすごい大ネタであってもね。たとえば菅田将暉クン(29才)と小松菜奈チャン(26才)の結婚って、すごいニュースじゃないですか。でも、1回報じたら、それでもう終わり。山田:昔はもっと擦りましたよねぇ。井上:それこそ、サッチー(野村沙知代さん・享年85)・ミッチー(浅香光代さん・享年92)騒動で1年以上やっていた(笑い)。山田:ほかの芸能人が、「サッチー派」「ミッチー派」と宣言して応戦したり、沙知代さんに経歴詐称疑惑がもちあがったとき、ワイドショーは……井上:コロンビア大学まで取材に行きましたからね(苦笑)。芸能人が海外で挙式したり出産したりというネタがあれば、間違いなく現地にカメラマンとリポーターが殺到しました。あの頃、ぼくらは24時間パスポートを手放すなと言われていたんですよ。山田:“パスポート”“井上さん”といえば、お正月のハワイですよね? 私も1度だけご一緒したことがありますが、誰が何時に出てくるかとか、マスコミを避けたいタレントが団体口から旅行客に交じって出てくるという情報を井上さんがすべて把握されていたことには感動しました。井上:(笑い)長くやっているとね。旅行代理店や航空会社にも知り合いができるんですよ。ハワイの芸能人エピソードでもっとも有名なのは、神田正輝サン(71才)と松田聖子サン(60才)が映画『カリブ・愛のシンフォニー』の撮影で訪れたとき、飛行機のファーストクラスで1枚の毛布にくるまって手を繋いでいたんですって。それを見たのが当時、内田裕也さん(享年79)の愛人だったCAさんで。その話を裕也さんが積極的に広めたせいで多くのマスコミが知ることになった(笑い)。これも時効ということで、お許しを。山田:そして空港で思い出す、ワイドショー史に残る名場面といえば、山田邦子サン(61才)と井上さんのバトル!井上:「あんた、モテないでしょ。彼女いないでしょ」ってブチ切れられて。その後、手打ちしましたけどね。山田:ほかに名場面というと?井上:風吹ジュンさん(69才)が離婚したとき、確実な裏が取れていたぼくはご自宅前で直撃をしたんです。でも「なんですか? それ」と言われて……。「すみません、●日に離婚届を提出されましたよね?」と言ったら、「なんで知ってるの?」と驚かれました。“恋多き女”として知られる大竹しのぶサン(64才)のご自宅前では連続して13日間、張り込んだことがあります。(明石家)さんまサン(66才)と離婚して野田秀樹さん(66才)と噂が出始めた頃ですね。大竹サンがご自宅にいるかどうかはなかなかわからなかったんですが、毎日、二千翔さん(37才)やIMALUちゃん(32才)は学校や幼稚園に通うため出てくるんですよ。 IMALUちゃんはまだ4才ぐらいだったんですけれど、だんだん顔見知りになってしまって、忘れもしない13日目。2階の窓からIMALUちゃんが顔を出して、「ママ、もうすぐ出てくるよ」ってぼくに教えてくれたんです。IMALUちゃん、そのことをずっと覚えていたそうで、番組共演で聞いたときには、ちょっと恥ずかしくなりました(笑い)。 でもそれよりもインパクトがあったのは大竹しのぶサンです。「野田さんとおつきあいされているそうですね?」と聞いたら、開口一番、「はい、おつきあいしています」と。どうせ否定されると思っていたので面食らってしまって……、次の質問がなかなか出なかったのを覚えています。 やっぱり大竹サンのスケールの大きさっていうのは本当にすごいんですよ。結婚もキッパリ、「しません」。「これ以上、子供の名前を変えられないから」とカメラの前で言うんですから。山田:脚を挟まれたのはこのとき?井上:そうです。ぼくは師匠の梨元(勝)さん(享年65)から「車に乗った人を直撃するときにはドアの間に体を挟め。絶対に発車されないから」と教えられてきたんです。その日も車に乗った大竹サンが座っている側のドアに体を挟んでインタビューしていたんですが、3~4分経ったあたりから大竹サンが顔はニコニコしながら、車のドアをガンって閉めるんです。そこから何度も。閉める力もだんだん強まってきて(苦笑)。7~8分のバトルでしたけれども、その間、大竹サンは、ずっと笑顔! プロだなぁと忘れられない取材です。 いまは芸能人もプロダクションも「スキャンダルを起こさない方がいい」と思っているでしょうけれど、スキャンダルを起こした人のほうが芸能人は絶対、おもしろいんですよ。 その最たる人が勝新太郎さん(享年65)。スターといわれる大物は芸能マスコミとの上手なつきあいかたも知っています。人間関係は疑っていたら先に進まないのでね。 4月以降はこれまで培った人脈と経験をもとに、コンサルタントに近い“コネクター”をする予定です。ハワイにもたくさん知り合いがいるので、旅行とか結婚式とか任せてください。山田:また、たくさん情報が入りそうです。こっそり教えてくださいね。井上さん、本当にお疲れ様でした!!構成/山田美保子『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ〜テレ)、『アップ!』(同)、『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
2022.04.03 07:00
女性セブン
女優・小池栄子はいかにして生まれたか(時事通信フォト)
大河、小池栄子VS江口のりこで「亀の前事件」 三谷幸喜が“女のバトル”押し出す狙い
 放送開始から何かと話題になっている三谷幸喜脚本のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。前回の放送で、歴史に残る正妻と妾のバトル「亀の前事件」が予告されネットでは話題沸騰。三谷氏はどんな脚本を書くのか? そして“女のバトル”を押し出す狙いとは? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 27日に放送される大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)第12話のタイトルは「亀の前事件」。これは源頼朝(大泉洋)の正室・北条政子(小池栄子)と愛妾・亀(江口のりこ)の騒動であり、次週予告でタイトルが発表されたとき、ネット上が沸きました。 その理由は、中世が舞台の大河ドラマで「女の戦い」をここまでフィーチャーするのは異例だから。亀の前事件は、ナレーションで済ませるか、あるいはスルー。扱うとしても、ワンシーン程度がスタンダードなところでしょう。 しかし、脚本家の三谷幸喜さんは大切な1話の多くを使い、タイトルにするくらいしっかり扱うことを選びました。ちなみにこのとき、主人公の北条義時(小栗旬)は基本的に蚊帳の外。ところが「歴史上の大きな出来事をじっくり描いてほしい」という傾向が強い大河ドラマファンを怒らせるどころか、期待の声が挙がっていることに驚かされます。 なぜ「亀の前事件」はここまでフィーチャーされ、どんな見どころがあるのでしょうか。中世も令和も変わらない嫉妬と怒り 第12話の予告映像は、「頼朝の浮気がバレた」というナレーションからスタート。妊娠中に発覚したこともあって北条政子は、「許せない。あの薄い顔の女ね」「このままでは腹の虫がおさまりません」と鬼の形相を見せています。さらに家の焼け跡を見た頼朝が、「ここまでするか?」と驚く様子や、継母・りく(宮沢りえ)の「とがめるべきは、夫のふしだら!」と火に油を注ぐようなシーンなどもありました。 浮気に対する嫉妬や怒り、夫より相手の女に向けられる強烈な嫌悪。「妻が妊娠中の浮気」というシチュエーションも含めて、中世も令和の今も変わらないところがあるだけに、三谷さんにとっては「面白い人間ドラマを見せる上でおいしい事件」なのでしょう。また、三谷さんが「原作のつもりで書いている」と語る『吾妻鏡』に「亀の前事件」が書かれていたことが、これほどフィーチャーされるベースになっています。 ここまで三谷さんは、「中世の言葉では視聴者が理解しづらい」という観点から、あえてわかりやすい現在の言葉でセリフを書いてきました。「亀の前事件」は現在の言葉を使うことで、より政子たちの感情が視聴者に伝わりやすいシーンになるため、盛り上がりが期待できそうです。 さらに、その当事者を小池栄子さん、江口のりこさん、宮沢りえさんが演じることも「亀の前事件」をこれほどフィーチャーする理由の1つでしょう。名女優たちがこの騒動をどう演じるのか。歴史マニアの三谷さんが、彼女たちをイメージして楽しみながらあて書きしている姿が浮かんでくるようです。女性の登場人物を軽視しない三谷幸喜 第12話では、前回のラストシーンで父・伊東祐親(浅野和之)と兄・祐清(竹財輝之助)を愛する頼朝に殺された前妻・八重(新垣結衣)の切ない心情も描かれます。さらに義時の妹・実衣(宮澤エマ)の人生にも動きがあるなど、やはり『鎌倉殿の13人』は「女性たちの物語もしっかり描く」というスタンスなのでしょう。三谷さんは2016年の大河ドラマ『真田丸』でも、戦国時代が舞台の作品でありながら、主人公・真田信繁(堺雅人)の母・薫(高畑淳子)、祖母・とり(草笛光子)、姉・松(木村佳乃)、信繁を慕うきり(長澤まさみ)、兄・信之(大泉洋)の妻・こう(長野里美)と稲(吉田羊)など、女性の登場人物を軽視せず、その生き様をしっかり描いて女性視聴者の支持を集めた実績があります。 このようなスタンスは女性視聴者の共感を集められる上に、他の大河ドラマとの差別にもなりうるもの。また、本編から切り離して楽しめるエピソードだけに、1年間放送される長丁場の大河ドラマにおけるアクセントになります。 これは裏を返せば、三谷さんが思い切り自由に書けるということ。史実をベースにしつつ、どんなセリフと描写を手がけ、それに小池さんら女優陣が応えるのか。戦のシーンと同等以上に期待してもいいのではないでしょうか。『鎌倉殿の13人』はこれまで何度となくツイッターの世界トレンド1位を獲得したほか、ランキングを席巻してきましたが、今回の放送でも期待大。番組名を筆頭に、どんなフレーズが上位にランクインするのか。「亀の前事件」を楽しみながら、チラチラとランキングを見るのも楽しそうです。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月30本前後のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演し、番組への情報提供も行っている。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2022.03.27 07:00
NEWSポストセブン
映画やドラマの第一線で活躍し続けている(時事通信フォト)
考察で盛り上がる『真犯人フラグ』最終回で絶対に避けたい3つの結末
『真犯人フラグ』に主演する西島秀俊 写真4枚  西島秀俊主演の連続ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)。最終回を前にネットなどでは犯人についての“考察合戦”が盛んに行われている。果たして真犯人は? どんな展開になるのか注目が集まっているが、コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんは「絶対に避けたい3つの結末がある」と指摘する。その3つとは――。 * * * 13日夜、昨秋から2クールにわたって放送されていたドラマ『真犯人フラグ』がいよいよ最終回を迎えます。 同作は序盤から中盤にかけて「どこまで引っ張るつもりなの?」「あやしい人物の後出しが多すぎ」「伏線のようなものばかりで進展しない」などのネガティブな声が続出。同時期に放送されていた同じ長編ミステリーの『最愛』(TBS系)と比べられたことも、それに拍車をかけました。 しかし、年をまたいだあたりから「けっきょく気になって見てしまう」「何だかんだ言って面白くなってきた」などのポジティブな声が増え、徐々にネット上の考察合戦がヒートアップ。とりわけ2月に入ってからは、謎の解明や伏線の回収が進み、放送前後はSNSの書き込みが増えて盛り上がっています。 ただ、最終回の放送日が近づくにつれて目立ちはじめているのが、期待感と同等以上の不安。「こんな最終回だけはやめてほしい」という不安を書き込む人が増えているのです。『真犯人フラグ』の最終回で避けなければいけない結末とはどんなものなのでしょうか。「犯人はサイコパス」の不安は消えた『真犯人フラグ』の最終回に採り上げる上で、ふれておかなければいけないのは、2年前に同じ日曜ドラマで放送された2クール長編ミステリーで、スタッフの多くが重なる『あなたの番です』。同作は右肩上がりで注目度を上げながら、「犯人はサイコパス」「ラストシーンが謎だらけ」「真犯人の過去をHuluで配信」という最終回の結末に不満の声が飛び交っていました。 まず絶対に避けなければいけない結末の1つ目は、『あなたの番です』と同じ、あるいは彷彿させないこと。ただ、第18話で橘一星(佐野勇斗)が「サイコパスのフリをする」という『あなたの番です』を“振り”に使うような一歩進んだ脚本を見せていただけに心配はなさそうです。 となれば気になるのは、「続きはHuluで」への不安。しかし、当時の批判がこたえたのか、日本テレビはスタート前から「Season2はHuluで配信します」と予告していた『君と世界が終わる日に』以外この戦略を行っていないだけに、後出しの心配はなさそうです。 では、それ以外で絶対に避けなければいけない結末とはどんなものなのか。 ここまで視聴者に多くの時間をかけて視聴してもらい、考察をうながしてきたミステリー作品である以上、「最低限のモラルとして守らなければいけない」と言われているのが、「ノックスの十戒」「ヴァン・ダインの二十則」。これらは推理小説を書くときの一般的なルールとして知られているものであり、ネット上のコメントでもたびたび「この結末は十戒や二十則の点でありえない」などと批判の根拠として引用されています。最終回の説明文に真犯人のヒントか その十戒と二十則の中で、特に『真犯人フラグ』が注意したいと思われるのは、主に以下の5つ。1「犯人は物語の当初に登場していなければならない。物語の中で重要な役を演ずる人物でなくてはならない」2「いくつ殺人事件があっても、真犯人は一人でなければならない」3「探偵自身が犯人であってはならない」4「プロの犯罪者を犯人にしてはならない」5「提示していない手がかりによって解決してはならない」 なかでも、最も避けなければいけない結末は1でしょう。ただ、「ついに事件を操っていた真犯人が判明!それは、信頼した部下か、支えてくれた友か、愛する妻か?それとも…!?すべての謎が明かされ、最後に打たれる終止符とはー!?」という最終回の説明文を見る限り問題ないのかもしれません。つまり有力なのは、「信頼した部下の瑞穂(芳根京子)か、支えてくれた友の河村(田中哲司)と日野(迫田孝也)か、愛する妻の真帆(宮沢りえ)」ということではないでしょうか。 2に関しては、たとえば河村と日野、あるいは、瑞穂と真帆の「2人が真犯人だった」という結末の可能性もありえるでしょう。肝心なのは「1人か、2人か、もっと多いのか」ではなく、共犯の理由や動機を視聴者に納得させることであり、それさえできれば批判を受けることはなさそうです。 ちなみに、3は凌介(西島秀俊)、4は強羅(上島竜平)が真犯人ということであり、もしこれらだったら批判必至ですが、さすがにないでしょう。また、「最終話の鍵を握る」というSNSの小説を前話で登場させたことから「フェアにいこう」という制作姿勢が見えますし、5の可能性は低そうです。 最終回の放送前に、「すべての謎が明かされる」と大々的にPRしているだけに、多少の矛盾や謎を残してしまったとしても、大筋の物語では制作サイドを信じてもいいのかもしれません。『3年A組』のような結末はNG もう1つ避けたい結末として挙げておきたいのは、視聴者に「説教くさい」と感じさせないこと。たとえば、瑞穂の姉はネット上の誹謗中傷がきっかけで自殺し、凌介も「疑惑の夫」とされて精神的に追い詰められましたが、「それはよくないからやめよう」という結末はエンターテイメントにしては説教じみていて、受け入れられ難いところがあります。 実際、3年前に同じ「日曜ドラマ」で放送された『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』は、終盤に向けて大きな盛り上がりを生みながら、「SNSで誹謗中傷した人々が事実上の真犯人」という結末に賛否両論。しかし、目立っていたのは、「説教っぽい」「ただの正論」「一番つまらない展開」などの否定であり、最終回でトーンダウンした感は否めませんでした。「誰が真犯人かを考える」という楽しみ方をしている人も多いだけに無理もないでしょう。 その点、『真犯人フラグ』は当時の教訓も踏まえて、「説教くさい」とみなされかねないメッセージ性を込めることより、エンターテイメントとして真犯人の動機や犯行方法をしっかり描くことが求められているのです。 ここまで挙げてきたように、「『あなたの番です』のような禁じ手を使わず、Hulu誘導をしない」「真犯人は当初から主要人物として出演していた人にして動機を明快にする」「説教くさいメッセージ性を込めない」。この3点をクリアできれば、それなりに視聴者を納得させられるのではないでしょうか。 いずれにしても、約半年間と放送期間が長かった分、“終わり方”のハードルが高くなりますが、リアルタイム視聴する人が増え、盛り上がるのは間違いありません。だからこそ、素晴らしい最終回を見せて、「半年間見続けてよかった」という声が飛び交うことを祈っています。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月30本前後のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演し、番組への情報提供も行っている。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2022.03.13 07:00
NEWSポストセブン
【動画】宮沢りえ 共演者・監督が証言するその魅力と素顔
【動画】宮沢りえ 共演者・監督が証言するその魅力と素顔
 日本を代表する女優、宮沢りえさんの魅力を監督・共演者が語りました。 NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』で共演した草刈正雄さんは、「撮影中もいつも穏やかでニコニコしている印象でした。その場を穏やかにしてくれる魅力のある女優」とコメント。『北の国から』シリーズの杉田成道監督は「天性の女優だから、どういう女優になろうなんて思っていない気がします。宮沢りえイコール女優なんです」と語っています。
2022.02.08 16:00
NEWSポストセブン
窪田正孝、“地味”に徹し宮沢りえを引き立てながら「主演はやはり窪田」な演技力
窪田正孝、“地味”に徹し宮沢りえを引き立てながら「主演はやはり窪田」な演技力
 窪田正孝(33才)が主演を務めた映画『決戦は日曜日』が1月7日より公開中だ。選挙戦の裏側を描いたコメディである本作は、肩の力の抜けたキャラクターのやり取りや、政界への風刺が込められたブラックな笑いが魅力の作品。SNSなどの口コミには、「俳優たちの会話劇が見応え十分」、「風刺が効いた良作」といった声が多く並んだ。そんな本作で、主演ながらも“地味”に映るのが、窪田の存在。映画や演劇に詳しいライターの折田侑駿さんは、「彼のコメディセンスなくしてこの映画は成立しない」と語る。 * * * 本作は、映画『東京ウィンドオーケストラ』や『ピンカートンに会いにいく』などを手掛けてきた坂下雄一郎監督(35才)による完全オリジナルの最新作。主演の窪田が“事なかれ主義”の秘書を演じ、無知ながらも政治の世界に参戦した“二世候補”に翻弄されるさまを、コメディタッチで描いている。言動がめちゃくちゃな世間知らずの二世候補と、彼女を支える秘書たちのやり取りは痛快だが、同時に笑うに笑えない“現実”を見ているようで、どうにも怖くなる。同じような感想を持った人は多いのではないだろうか。 あらすじはこうだ。谷村勉(窪田正孝)は、とある地方都市で多くの支持を集める衆議院議員・川島昌平の私設秘書。秘書という仕事に対して特別熱い思いはないが、家族と何不自由なく暮らせる現状に満足していた。ところがある日、川島が病に倒れ衆議院も解散。彼の後継候補者として娘の有美が政界に挑むことに。谷村は彼女の補佐役にあたるが、世間知らずで熱意が空回りする彼女に振り回される日々が始まる。有美は不適切な言動を連発するものの、父・川島が築いてきた力は絶大で有美が当選することは確実。しかし彼女は、やがて政界の悪しき慣習に納得できなくなり、“選挙に落ちること”への協力を谷村に持ちかける。 この一風変わった“選挙戦の裏側”を描いた物語に生命を吹き込んでいるのが、主演の窪田を筆頭としたユニークな面々だ。宮沢りえ(48才)が政治ド素人の無知な二世候補・有美役を演じ、物語の展開をけん引。熱の込持ったハイレベルなパフォーマンスに魅せられる。秘書役に配されているのが、窪田をはじめ、赤楚衛二(27才)、内田慈(38才)、小市慢太郎(52才)、音尾琢真(45才)ら若手からベテランまでの手練れの俳優陣。宮沢とは対照的な抑えた演技に徹し、映画全体を通してオフビートな会話劇を展開させている。そして、この秘書たちの中でも特筆すべき存在が、主演の窪田正孝だ。 熱血空回り二世候補を演じる宮沢と窪田とでは、熱量が圧倒的に違う。宮沢の演技は所作や声の抑揚の付け方など、どれもが熱のこもったいわばパフォーマンス的なもの。それに対して、窪田ら扮する秘書勢の演技は脱力した単調なもの。この点、本作で主演を務めているにもかかわらず、窪田の存在は“地味”に映る。終始気の抜けた表情を浮かべ、抑揚を欠いた声を発する窪田と比べると宮沢の存在感は強く、彼女が主演なのではないかと思うほどだ。しかし次第に、宮沢の演技を受け止める窪田の存在があってこそ本作は成立していることに気付かされる。宮沢の派手なアクションに対する窪田のリアクションの濃淡によって、時に笑いを生み、時にはシリアスなものとして観客の興味を惹きつけるのだ。 窪田は非常に器用な俳優で、そのコメディセンスも評価されている。だからこそ、本作では彼が生む笑いの要素に期待していた人も多いのではないだろうか。しかし、本作での窪田のコメディは、これまで見せてきたものとは明らかに異なる。ギャグを口にして観客から笑いを引き出そうとするといった分かりやすいものではなく、演者それぞれのアクションとリアクションの巧みな積み重ねの「会話劇」の中で、リアクション部分を先頭に立って担い、笑いを生んでいるのである。 本作での窪田は、終始抑えた演技で“受け”に徹している。宮沢の演技とは対極的で地味な演技に徹するからこそ、宮沢演じる有美のキャラクターはさらに引き立ちながらも、変に熱演に陥ることなく、リアリティを持って物語を作り上げているように思う。さまざまなタイプの作品を経験してきた窪田だからこそ、本作に必要なコメディの“塩梅”を体現できたのではないだろうか。【折田侑駿】文筆家。1990年生まれ。映画や演劇、俳優、文学、服飾、酒場など幅広くカバーし、映画の劇場パンフレットに多数寄稿のほか、映画トーク番組「活弁シネマ倶楽部」ではMCを務めている。
2022.02.04 16:00
NEWSポストセブン
宮沢りえと交友の深い桃井かおり(写真/共同通信社)
桃井かおりが語る、宮沢りえの素顔「私が憧れ、信じた数少ない生き物」
 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で北条時政の妻・りくを演じる宮沢りえ(48)。50歳を目前に引っ張りだこ大女優の素顔とは──。宮沢りえの少女時代から、“りえママ(宮沢光子さん)”を通じて交友があった女優・桃井かおり(70)。取材を申し込むと、拠点を移したロサンゼルスから、宮沢りえへの愛情にあふれたこんな熱いメッセージが届いた。 * * * 私がりえの家に行った次の日から、ウチとりえの家が近かったせいもあって、ひとりで和菓子なんか持って遊びに来てくれるようになって。その時15歳か16歳なんですね。私はりえママと年が近いから、ママの友達であるべきなんだけど(笑)。あの頃からりえちゃんはりえちゃんにしかない、何にも影響されてない、汚れなき美意識と正義があって、話していて勉強になるというか、もうすでに素敵なんですよ。 私が出会ったなかでいちばん人間として立派で、私が憧れ、信じた数少ない生き物です。 女優としてもそういった凄さ、あるでしょ? 主人公になりえる生き様をしている。何があっても、どう生きても、芝居を見ているとどうにかしている。 いちばん印象に残ってるのは、ある日りえママが電話をくれて“何日から何日まで空いてる? NY行かない?”って。急に私とりえちゃんをファーストクラスに乗っけてNYに連れて行ってくれたんです。とにかくりえママって人は太っ腹で、大きい人間でしたからね。何から何まで段取りして。 時々りえちゃんと2人で勇気出して抜け出して、悪さしに行くんだけど、なぜかりえママには何もかもバレる(笑)。 熱々アップルパイにホイップクリームを乗っけて隠れて食べた! とか。りえママにバレる度に2人で吹き出して、めちゃくちゃ笑って楽しくて。 なんか私もしてあげたいのにいつもされてばかりで、何もいまだに返せていません。 りえが前いたLAに今私は住んでるわけですけど、よく昔りえたちが住んでたマンションの前を通るんですね。そんな時は“元気かい!”とただ声かけてます。 私が心配しなくても、りえは大丈夫。※週刊ポスト2022年2月11日号
2022.02.04 07:00
週刊ポスト
宮沢りえ、日本を代表する大女優へ 共演者・監督が証言するその魅力と素顔
宮沢りえ、日本を代表する大女優へ 共演者・監督が証言するその魅力と素顔
 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で北条時政の妻・りくを演じる宮沢りえ(48)。映画『決戦は日曜日』では熱意にあふれた政治家を演じ、ドラマ作品『女系家族』『真犯人フラグ』にも次々出演。50歳を目前に引っ張りだこの大女優の素顔を、監督・共演者の証言から明らかにする。アイドルというよりスター「鬼気迫る演技と気品があるが気の強い役どころが魅力的に見えました。撮影中もいつも穏やかでニコニコしている印象でした。その場を穏やかにしてくれる魅力のある女優さんだと思います。気になる女優さんです」 そう語るのはNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』(2011年)で共演した俳優・草刈正雄(69)だ。 宮沢りえはいま、大河のみならず、映画やドラマ、舞台に引っ張りだことなっている。三井のリハウスのCMで初代リハウスガール「白鳥麗子」として鮮烈な印象を与えてから35年。48歳にして“黄金期”を迎えている宮沢りえの魅力と素顔を紐解いていく。 11歳でモデルとしてデビューし、CM出演で注目を浴びた宮沢は1988年、主演映画『ぼくらの七日間戦争』で女優デビューを果たす。生徒役として共演した大沢健(47)が当時をこう振り返る。「初めて見た瞬間、その存在感に圧倒されました。すでに三井のリハウスのCMですごい人気になっていたので、もちろん美少女だっていうのはわかっていたんですけど、僕がそれまでに会ったことがある女の子とは別格の、見たこともないような存在感の女の子でした。 映画ではみんなを引っ張っていくおてんばな学級委員・中山ひとみ役で、早熟な面もある女の子の役でしたが、りえちゃん自身、役柄そのままの魅力を持った女の子でした。 僕よりも背が高くて、手足が長くて、顔も小さくて、ちょっと大人びていて。突き抜けていた」 宮沢が1989年に主演したドラマ『オシャレ泥棒』(TBS系)の原作者でアイドル評論家の中森明夫氏(62)も、「16歳の宮沢」に鮮烈な印象を受けたという。「彼女の16歳の誕生日パーティに参加させてもらったんですが、今も鮮明に覚えています。スタイルや顔が綺麗な方はいっぱいいますが、“明らかなオーラ”があったのが宮沢りえでした。 喋ってみてさらに感心したのは“反応の良さ”。ポンポンと会話が弾み、物怖じしないうえに、話が面白い。りえママ(母・宮沢光子さん、故人)はもちろんのこと、小さい頃から一流の人に囲まれた生活をしていたから、相手の本質がわかるんでしょうね。少女時代の宮沢りえにはときめく感じがあった。アイドルっていうよりは、スターでした」 その後、数多の女優やアイドルを取材してきた中森氏だが、当時の宮沢を知る人と会うと「あの頃の宮沢りえみたいな子はもういない」という点で意見が一致するという。彼女に「役づくり」はいらない『ぼくらの七日間戦争』の2年後の1990年にドラマ『いつも誰かに恋してるッ!』(フジテレビ系)で大沢は再び、宮沢と共演している。「その時も、りえちゃんがいると、すごく現場が和むんです。時間が押してスタッフがピリピリし始めても、りえちゃんがいるだけでその場の雰囲気が変わる。太陽のような存在でした。 泣いているりえちゃんを僕が背負って坂を歩くシーンがあったんですが、りえちゃんは撮影の直前までスタッフたちと和気藹々と喋っていたのに、本番が始まると僕の背中でシクシク泣き始める。すごいなぁ、本物の女優なんだなぁって感心しました」『北の国から’95秘密』(フジテレビ系)では、東京から富良野に戻った純(吉岡秀隆)の恋人・小沼シュウを演じた。普段はあっけらかんとしているがセクシービデオに出演していた過去のある、たくましさと繊細さを併せ持つ女性という役どころだ。 同作をはじめ連続シリーズ(1981年)からスペシャルまで、およそ20年間にわたり監督を務めた杉田成道氏(現フジテレビ・エグゼクティブディレクター兼日本映画放送・取締役相談役、78)は宮沢を抜擢した経緯をこう語る。「純の相手役の女の子はいつもオーディションで決めていました。でも、シュウ役だけは“宮沢さんしかあり得ない”と思って、倉本聰さんに推薦したんです。 普段は400人くらいは会って7次面接までするんですが、仮にオーディションで10万人に会っても、宮沢さんみたいな人には絶対にめぐり会えないという確信があった」 とくに鍵になったのは、五郎(田中邦衛)との入浴シーンだったという。「普通の女優さんだと、自分の恋人の父親とお風呂に入るところが、どうしても演技になっちゃうんですよ。普通は入らないですからね。『自分なら入らない』っていうのがあると、無意識のうちに『こういうお芝居をしなきゃ』という気持ちが先に立つわけですよ。それじゃ困る。だけど宮沢さんならスルっとできちゃう気がした。大正解でしたね。やっぱり宮沢りえしかいなかった」(杉田氏) 宮沢の役づくりも、普通の俳優とは違っていたと杉田氏は話す。「役づくりなんかしないんじゃないかな。彼女はただ現場で直感的に『これ、こうなのかしら』って、感覚的に“シュウちゃん”をぐっと捕まえちゃって、自分の中にそのイメージを引っ張ってくる」 そして一度「シュウ」が中に入ると、まったく自然に振る舞えるという。「常にシュウちゃんが中に住み着いて、撮影が終わってご飯を食べている時も、『シュウちゃんならね~』っていうんです。寝ようが何しようが、シュウちゃんとずっと一緒。むしろシュウちゃんが自分の中にいないと違和感すら覚えるタイプなんじゃないかな。 彼女は天性の女優だから、どういう女優になろうなんて思っていない気がします。女優以外の自分なんて考えたこともないはず。宮沢りえイコール女優なんです」(杉田氏) 冬のロケはマイナス20度にもなる過酷な現場だったが、宮沢が現場に入ると場が和んだという。「お風呂場のシーンでもそうですが、極寒のなかで純を待つシーンでも、30分近く外でひとりで待たされて、その間に髪の毛も凍って白くなっちゃうんだけど、『シュウ、真っ白くなっちゃったわよ!』とか『凍ってるわよ~』って冗談っぽく笑っていましたね。つらさを訴えることはなかったです」(杉田氏) そんな宮沢のことを、脚本家の倉本氏は「伊藤博文が愛した芸者のよう」と表現したそうだ。「倉本さんとプロデューサーと私と3人で飲んだ時、倉本さんが『明治の元勲・伊藤博文が愛した柳橋の芸者っていたよなぁ。宮沢りえはまさにそういう人なんじゃないか』と。言い得て妙だと思いました。会った瞬間に人の心を捕まえて離さない。例えば偉い先生に会えばどんな人だって萎縮するけど、あの人はまったく臆さない。天真爛漫に、ポンと相手の気持ちに入っていく」(杉田氏)太陽の輝きから月の光へ 宮沢は決して順風満帆に女優人生を歩んできたわけではない。19歳の時に関脇・貴花田(後の横綱・貴乃花)と婚約するも、発表のわずか2か月後に破局。“りえママ”への批判、激痩せ……。米国サンディエゴに移住し、事実上、芸能活動を休止していた時期もある。 だが、2002年公開の映画『たそがれ清兵衛』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、本格復帰後は演技力にますます磨きがかかる。 映画『紙の月』(2014年)では、若い恋人のために横領事件を起こしてしまう銀行契約社員の主婦を演じ、東京国際映画祭最優秀女優賞に輝いた。前出・中森氏が語る。「若い頃に鮮烈な活躍をした人ほど、その後の成長が難しい。でも宮沢さんは40代になって、若い頃にはできない難しい役をこなし、見事に花開いた。死ぬまで演じられる大女優です」 舞台での活躍も目立つ。2004年に野田秀樹作・演出『透明人間の蒸気』で久しぶりに共演した大沢は、宮沢の“変化”を感じた。「髪はバッサリショートで、折れそうなくらいに痩せていたけど、発しているオーラには凜とした強さを感じました。『久しぶりー!』なんて言い合って、昔と変わらない明るいりえちゃんだったけど、10代の頃の太陽みたいな輝きというより、月のようなしっとりとした光を放っていた。芝居に打ち込む姿からもストイックさを感じました。いろんな経験をして落ち着きだけでなく、品格のようなものも併せ持っていました。やっぱりすごい人だなって、いまでも憧れの存在です」(大沢) 杉田氏は、宮沢の今後にこう期待を寄せる。「生まれながらの女優。ずっと女優。そしてやがて大女優になる人。非常に高いレベルの演技を要求されても、それに応えるのと同時に、超えていくような力がありますよね。一歩抜きん出ている、なんてもんじゃない。二歩くらい抜きん出ている。日本を代表する大女優になるでしょう」 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では北条時政の妻・りくを演じる宮沢りえ。一見可憐な姿のりくが悪女として暗躍するまでを宮沢はどう演じるのか。ますます目が離せない。※週刊ポスト2022年2月11日号
2022.02.03 11:00
週刊ポスト
「週刊ポスト」本日発売! バイアグラが認知症薬に?ほか
「週刊ポスト」本日発売! バイアグラが認知症薬に?ほか
 1月31日発売の「週刊ポスト」は、読者の健康と家計に寄り添う立春スペシャル号。コロナ第6波で懸念される命の危機と、進化を続ける医療の最新トピック、さらに日本経済と資産運用の展望を総力取材した。もちろん、芸能、スポーツ、お色気情報も満載です。今週の見どころ読みどころ◆驚愕の新説! バイアグラを飲むと認知症リスクが7割も減る!アメリカの最新研究で、ED治療薬であるバイアグラに認知症を防ぐ効果がある可能性が浮上した。疫学調査では、なんと服用者は認知症発症率がそうでない人に比べて7割減だったという。血管を拡張し、血流を活性化させる働きがあるバイアグラは、実は様々な病気の治療への転用が研究されている。コロナ治療にも使えるという説もあるが、今回あまりにも劇的なデータが出たことで医学界の注目の的になっている。◆驚愕の新説2 左利きは認知症になりにくいってホント?左利きは日本人の約1割いるとされるが、少数派だけに暮らしにくさや偏見に苦しんでいる人が少なくない。ところが、その左利きには様々な健康上の優位性があることがわかってきた。これまでも右脳と左脳をバランスよく使う生活を続けると認知症になりにくいという指摘はあったが、左利きは自然とそういう習慣がついているという。医学の専門家の解説に加え、左利き著名人の証言にも注目。◆驚愕の新説3 花粉症の人はがん死亡率が4割も低かった花粉症が国民病となっている日本の最新調査で「たまたま」見つかったデータがすごかった。なんと、花粉症の患者はがんにかかりにくかったというのだ。まだ本格的な研究はこれからだが、もともと花粉症は免疫反応によって引き起こされるものだから、花粉症の人はがんに対しても免疫力が高いという仮説が出ている。では、むしろ花粉症は治療しないほうがいいのか? 専門家たちの意見を集めた。◆コロナの女王・岡田晴恵「インフルとの同時感染『フルロナ』に備えよ」昨シーズンに続き、今冬も日本ではインフルエンザがほとんど見られない。コロナ感染予防がインフルにも有効だからとされるが、ヨーロッパでは今冬はインフルがコロナと同時に猛威をふるっている。白鴎大学教授の岡田氏は「日本もいつフルロナに襲われてもおかしくない」と警鐘を鳴らす。2シーズンにわたる流行なしで国民のインフル耐性が低下しつつあること、サンプルが少なすぎてワクチンのタイプが今年の流行に合わなかったことなど、その根拠を挙げながら、見落とされているフルロナの恐怖を解説する。◆<カラーグラビア特集>糖尿病に克つ自己診断&予防メソッド国民病として恐れられる糖尿病は、一度発症すると一生の付き合いになる厄介な病気だ。失明や四肢切断など合併症の恐怖もある。それだけに発症前にリスクを知り、発症を防ぐことが何より大事だ。自分がどれくらい発症する傾向を持っているかのチェックリストはもちろん、血糖値を下げる体づくり、簡単で効果が高い運動法、そして食生活のアドバイスまで、最新の知見をカラー図解を交えて紹介する。◆<現場ルポ>コロナ禍の日本を買い叩く中国の脅威ある中国人実業家は本誌取材にこう言い切った。「日本人は6割の勝率がないとビジネスで賭けはしない。中国人は4割でも賭ける」。そのリスク選好の違いがコロナ禍の経済界に大変動を起こしていた。日本を代表する大企業がブランドや関連会社を次々と中国に売り渡し、閉店した飲食店には中華料理店が入って、東京・池袋や埼玉・西川口に「新・中華街」が形成されている。さらに北海道ニセコでは、8割の土地が中国資本に買われたという人気エリアまであった。◆コロナ感染のソフトバンク松田は「軍団」率いてキャバクラ大宴会「熱男」の異名を取るソフトバンクの松田宣浩がコロナに感染したが、その直前に、ともに熊本で自主トレをしていた後輩たちと羽目を外して大宴会をしていたことが本誌取材で明らかになった。焼き肉店を堪能した一行は、地元でも有名な高級キャバクラを借り切って、めくるめく夜を楽しんだ。そしてクラスターは起きた。シーズンオフとはいえ、軽率だったのではないか。◆さあキャンプイン! プロ野球「崖っぷちスター」たちの背水の陣早くも球春到来でファンの気持ちはいやがうえにも盛り上がるが、期待されながら鳴かず飛ばずのスター選手たちにとっては崖っぷちの戦いが待っている。阪神・藤浪晋太郎、日本ハム・清宮幸太郎、巨人・中田翔らは復活を遂げることができるのか。ビッグボス・新庄監督の指令で減量した清宮に対しては、元ぽっちゃりスラッガーの広澤克実氏がまさかのダメ出しを……。◆『鎌倉殿の13人』いまだキャスト未発表の静御前は誰が演じるのか絶好調を続ける大河ドラマだが、この時期恒例の話題といえば未発表キャストの予想合戦だ。「13人」の残り4人ももちろん気になるが、重要キャラで美貌と「舞い」が見せどころの静御前が誰になるかがファン最大の関心事だ。評論家たちの本命は土屋太鳳だというが、サプライズの可能性もある。まさかの「あの女優」の名前も取り沙汰されている。◆48歳にして全盛期を迎えた宮沢りえの「ここがスゴイ!」女優としていよいよ円熟味を増し、同時に国民的美少女だった頃からまったく衰えない美貌を見せつける宮沢りえの魅力を徹底解剖する。共演者たちの証言からは、10代から放っていた類を見ないオーラ、役づくりさえ要らない天性の才などが浮かび上がった。長く友情を育んだ女優・桃井かおりの熱いメッセージと初めて明かす秘話も見逃せない。◆<巻頭特集>こんなにある日本のスゴイ会社コロナ禍は国民の所得や消費に暗い影を落としているが、一方で企業業績は絶好調だ。これからの日本では、その果実をいかに国民に分配するかが大事になってくるが、こと株式市場に関しては、すでに企業の好業績を織り込んで値上がりのマグマが溜まっている。本誌は「世界シェア1位企業」に注目し、知名度こそまちまちながら世界で実力を認められた32社をピックアップし、その将来展望を詳説した。さらに、相場のプロが「世界と戦える大企業12社」を選んだ。◆「岸田は許さん」で天敵だった菅前首相と安倍元首相が手を組むオミクロン対策に失敗している岸田政権だが、野党がだらしないからか支持率は落ちていない。それを苦々しく感じているのが「身内」のはずの菅前首相と安倍元首相だ。「無役」にされたうえに自らの政策をことごとく否定された菅氏の怒りは想像に難くないが、岸田政権の後ろ盾でもあったはずの安倍氏のほうも、アベノミクスやアベノマスクがないがしろにされ、さらに地元のライバルである林芳正・外相の抜擢で頭に血が上っているのだという。敵の敵は味方とばかり、仲の悪かった二人が手を組む動きが進んでいた。◆大分・宮崎を的中!MEGA地震予測が警告する「次は北海道、宮城が危ない」本誌でおなじみのMEGA地震予測は、1月22日の大分・宮崎のマグニチュード6.6を的中させた。本誌の緊急取材で「次」に危険な5つのエリアが浮上したが、なかでも北海道と東北のリスクが高いという。危険度マップで詳しくお伝えする。◆<写真で蘇る昭和の最強軍団>日の丸飛行隊が五輪の空を飛んだ日「さあ笠谷、金メダルへのジャンプ!」のアナウンスが今も耳に残っているというオールドファンも少なくないだろう。冬のオリンピックといえば、日本のお家芸は古くからスキージャンプだった。1972年の札幌五輪で「日の丸飛行隊」と絶賛された日本ジャンプチームの雄姿を懐かしい写真で振り返る。さらに、その遺伝子を継ぐ後継のジャンパーたちにも焦点を当てる。長野五輪のスターも登場。※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!
2022.01.31 07:00
NEWSポストセブン
義母への気遣いを欠かさないりえ
宮沢りえは生粋の演劇人 アングラ作品でテレビでは見せない熱量を発揮
 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)や『真犯人フラグ』(日本テレビ系)に加え、1月7日公開の映画『決戦は金曜日』での好演も話題の宮沢りえ(48才)。近年、テレビや映画などに精力的に出演する宮沢だが、彼女が座長を務めた舞台『泥人魚』が昨年末、大盛況のうちに幕を閉じたことは一般にはあまり知られていない。テレビでは見られない舞台上での宮沢の魅力について、映画や演劇に詳しいライターの折田侑駿さんが解説する。 * * * 昨年12月、東京・Bunkamuraシアターコクーンにて上演された舞台『泥人魚』。俗に“アングラ演劇”と呼ばれる本作は、非常に難解な作品ではあるものの、その難解さをも超えて惹きつけられる力があったように思う。SNSなどの口コミでは、東京・渋谷の瀟洒な空間での上演でありながら、本作の凄まじい“熱気”を体感した人々の興奮の声が多く寄せられた。その最大の理由の1つが、中心に立つ宮沢の存在だ。多くの観客が感じた“熱気”を生み出すことに、彼女は大きく貢献していた。 本作は、アンダーグラウンド演劇の第一人者の1人である唐十郎(81才)率いる「劇団唐組」により2003年に初演され、「第五十五回読売文学賞 戯曲・シナリオ賞」、「第三十八回紀伊國屋演劇賞(個人賞)」などを受賞した戯曲の傑作。劇団・新宿梁山泊主宰の金守珍(67才)が演出を務め、初演以来18年ぶりに上演された。長崎県諫早市にある通称“ギロチン堤防”の問題をモチーフとしながらも、観客の想像を掻き立てる詩情あふれる演劇作品となっていた。 あらすじはこうだ。かつて諫早漁港で働いていた青年・蛍一(磯村勇斗)。干拓事業のため、諫早湾の内海と外海を分断する“ギロチン堤防”の登場によって不漁が続き、絶望した彼は港町を去った。現在は都会の片隅にあるブリキ店で、まだらボケの店主と日々を過ごしている。そんなある日、少女時代に海で漁師に助けられ、その養女となったやすみ(宮沢りえ)という、「ヒトか魚か分からぬコ」と呼ばれる女が蛍一の元へとやってくる。 アングラ演劇への出演は初挑戦となった磯村勇斗(29才)が、蛍一役として難解な物語世界へと観客を誘うナビゲーター的役割を担ったほか、元タカラジェンヌである愛希れいか(30才)、大ベテランの風間杜夫(72才)らをはじめとする多くの演劇人が脇を固めた。彼らに囲まれ、奇想天外な物語を牽引し圧倒的な熱を放ち続けたのが座長の宮沢りえなのだ。 意外と知らない人も多いようだが、宮沢といえば演劇界で多大な功績を残してきた存在である。今年は主要キャストとして参加した映画『決戦は日曜日』が封切られたばかりで、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演。昨年12月に放送された『女系家族』(テレビ朝日系)での演技も記憶に新しく、故・蜷川幸雄(享年80)や野田秀樹(66才)など、日本を代表する演出家の作品にもコンスタントに出演を重ねてきた。これまで数々の演劇賞を受賞しており、“舞台俳優”、“演劇人”の顔を持っているのだ。声を柔軟に操る様子や、身振りだけで何かを伝える技術は、多くの映像作品にも見られるはずである。舞台で本領を発揮 現在放送中のドラマ『真犯人フラグ』でも、宮沢の“技術”は健在だ。失踪した妻と子どもたちを取り戻すために奔走する男を描いた同作で、宮沢は彼の妻という重要な役どころを演じている。いかにも良妻賢母といった人物で、周囲からも評判の良い“妻像”をオーバーアクトで体現し、その人の良さを露骨なまでに表現。登場人物の誰もが怪しく見える本作において、彼女もまた怪しく映り、視聴者を混乱させることに見事に成功している。 ただ、オーバーアクトとはいえ、実際に観客を前にして見せる舞台上での演技はまた別物。演劇作品で宮沢を観たことがある人ならば、いかに彼女が丁寧な“演じ分け”を実践しているのかが分かるだろう。宮沢は、各作品ごとにフレキシブルに演じ方を変え、作品ごとにフィットした俳優になれるのだ。 そんな宮沢が本領を発揮する場は、やはり舞台ではないかと思う。特にアングラ演劇はその最たるものだろう。宮沢が唐作品に参加したのは『泥人魚』が4作目。座長を務める者としてそれ相応の経験を積んできたからだろうか、この作品や、アングラ演劇らしい演出法への適応具合には抜きん出たものがあった。 例えば彼女の発する声。筆者は2階席で観劇していたため、俳優たちとはかなりの距離があった。第一線で活躍するプレイヤーが集まっているのだから、声が聞こえづらいなどということはもちろんない。しかし、俳優によって聞き取りやすさに差があるのは事実だ。これは声が大きければ良いというものではなく、的確に観客に届けるためのコントロールが必要なのだろう。手練れの俳優陣の中でも宮沢の声が最も鋭く、突き刺さるように届いてきた。遠くにいるはずなのに、まるで目の前に彼女の姿が迫ってくるような力を感じた。 極端なことを言うと、アングラ演劇に必要なのは、物語の内容以上に熱量だと個人的には思う。熱に圧倒されているうちに、内容は自然と後から入ってくる。しかしその熱が俳優個人の“内向き”のものであっては、観客を置き去りにしてしまう。この点、宮沢は常に“外向き”なのだ。演じることに俯瞰的である証だろう。 一昨年の2020年には、出演予定だった舞台『桜の園』と『アンナ・カレーニナ』が公演中止。年に1本以上のペースで演劇作品への参加を続けてきた彼女は、本作で2年ぶりに舞台に立った。コロナ禍で2本の公演が中止になりながらも、こうして舞台に立つことをまた選んだ彼女は、生粋の演劇人なのではないだろうか。【折田侑駿】文筆家。1990年生まれ。映画や演劇、俳優、文学、服飾、酒場など幅広くカバーし、映画の劇場パンフレットに多数寄稿のほか、映画トーク番組「活弁シネマ倶楽部」ではMCを務めている。
2022.01.25 07:00
NEWSポストセブン
三谷
三谷幸喜の代わりに芸人登場 大河の現場で小栗旬驚く誕生日サプライズ
 小栗旬(39才)演じる主人公・北条義時が、女人を後ろに乗せ、馬を全力で走らせる。その背中に向けて、後を追う騎馬武者たちが容赦なく矢を放ち続ける──。 1月9日、迫力満点のシーンで始まったNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。1話のラストでは、義時の後ろに乗っているのが女装した源頼朝(大泉洋・48才)で、敵の手から逃げるために疾走していることが明かされる。 こうした伏線のある展開や、時に、大河らしからぬユーモアを交えた脚本は、三谷幸喜(60才)によるもの。第1話の平均世帯視聴率(関東地区)は17.3%、第2話も14.7%と、好調なスタートを切った。 頼朝は東国武士団をまとめて平家一門を打ち破り、鎌倉幕府を開くが、絶頂のさなかに謎の死を遂げる。タイトルの『13人』とは頼朝亡き後に合議制で幕府を動かした家臣の数。そのなかで、激しい権力闘争を勝ち抜いていくのが主人公の義時だ。 キャストも豪華で、後白河法皇役として西田敏行(74才)、平清盛役として松平健(68才)が出演。結婚後初のドラマ出演となる新垣結衣(33才)は頼朝の最初の妻である八重役を演じ、北条政子役を小池栄子(41才)が、義時の継母・りく役を宮沢りえ(48才)が演じる。   NHKでも働き方改革が進み、撮影が早く終わることも少なくないというが、現場にはピリリとした空気が流れているという。「撮影の雰囲気自体は穏やかなのですが、とにかく三谷さんの本(脚本)が遅いので、大掛かりなセットを組むスタッフは、事前準備がなかなかできず、てんてこまいなんです」(大河ドラマ関係者) そんな状況を肌で感じているのか、12月26日の小栗の誕生日に、三谷はある“奇策”に出たという。 撮影スタッフの1人が興奮気味に語る。「撮影後、セットのなかにものすごい量のスモークがたかれたんです」 白い煙が立ち込めるなか、しばらくすると、ある男性にスポットがあてられた。「その男性がスモークのなかから『旬、誕生日おめでとう!』とメッセージを読み上げたんです。声も仕草も三谷さんそのものだったので、誰もが本人によるサプライズだと思って、そのバースデーメッセージに静かに耳を傾けていたら、どんどんスモークが薄くなっていって…。 なんと姿を現したのは、三谷さんのモノマネをするお笑い芸人のユリオカ超特Qさん(53才)だった。これには小栗さんも大笑いでした」(前出・大河ドラマ関係者)   気になるのは、三谷が現れなかった理由だが──。「台本がなかなか書き上がらないため、みんなに合わせる顏がないと言って“逃亡”したのだとか(笑い)」(ドラマ制作スタッフ)※女性セブン2022年2月3日号
2022.01.19 16:00
女性セブン
【動画】宮沢りえ 森田剛が姓を変えた義母は「よくできた奥さん」
【動画】宮沢りえ 森田剛が姓を変えた義母は「よくできた奥さん」
 森田剛さんが名字を妻の宮沢りえさんの姓に変えていました。りえさんには前夫との間に生まれた12才の娘さんがおり、家族3人同じ姓を名乗るための選択だったようです。 森田さんの母親はこの件について納得済みとのこと。 また、森田さんの母親は、りえさんへの印象を「本当によくできた奥さんです。夫婦のことを信頼していますから、ふたりの考えを支持しています」と話しています。【↑ 上の写真クリックで動画へ】
2021.12.23 16:00
NEWSポストセブン
義母への気遣いを欠かさないりえ
森田剛、姓を「宮澤」に変える 母親が明かす宮沢りえとの良好な嫁姑関係
「名字を変えることに寂しさはあったかって? いやぁ、それはねぇ……」。ツヤツヤの肌とニット帽をかぶった若々しい姿の女性が言葉を濁し、困った表情を浮かべる。森田剛(42才)の母親だ。2021年11月2日、森田はジャニーズ事務所退所の翌日に、妻の宮沢りえ(48才)と新事務所「MOSS」を設立することを発表。12月1日にはツイッターとYouTubeを同時に開設した。「ツイッターではラーメンを食べる姿など私生活が公開され、ファンは大喜び。一方で、りえさんとの一心同体ぶりに複雑な思いを抱く人もいるようです」(芸能関係者) 現在、りえは主演舞台『泥人魚』(12月6〜29日・シアターコクーン)の真っただ中。舞台関係者はこう話す。「森田さんは、りえさんを会場へ送り迎えするほどの献身ぶり。V6の解散ライブという山場を越え、サポートに徹しているようです」 さらに「妻と一生を共にする」という決意の表れなのだろうか。森田は名字をりえの姓「宮澤」に変えていたのだ。弁護士の北村明美さんはこう解説する。「法律上、結婚時に夫か妻の姓を選択しますが、男性が名字を変えるのは、全体の4%ほど。世間の目を気にして夫の姓を選ぶ夫婦が多い。ただ、再婚で妻に連れ子がいる場合、子供の気持ちを優先して、妻の姓を選ぶ夫婦も増えています」 りえには前夫との間に生まれた12才の娘がいる。森田に懐いていて、早くから良好な親子関係が築けていた。「娘さんの学校生活などを考えて名字を変えず、家族3人同じ姓を名乗るための選択なのでしょう。家族を愛する森田さんにとっては合理的な決断だったはず」(森田の知人) 森田の母親は「詳しいことは私からは言えない」と話しつつも、納得済みだという。その母が続ける。「(結婚のときに)連絡をもらっていますから。寂しさはありませんよ。りえさんは私にまで日々の電話や贈り物も欠かさない、本当によくできた奥さんです。夫婦のことを信頼していますから、ふたりの考えを支持しています」 今後も芸能活動は森田剛のまま。ファンはむしろ森田の家族愛に触れ、心が温かくなっていることだろう。※女性セブン2022年1月6・13日号
2021.12.17 07:00
女性セブン
貴乃花
「駆け落ち未遂」は長く尾を引く ズルズルと“婚外恋愛”に陥った例
 秋篠宮家の長女・眞子さまが、小室圭さんと10月26日に結婚される。小室家のトラブルなどから反対の声が多いが、そうした周囲の反対の声にめげずに、愛を貫いた形だ。 おふたりのように意志を貫くカップルがいる一方で、何らかの事情で躊躇してしまった人もいるだろう。その“一歩”を踏み出せなかったカップルとして人々の記憶に長く残るのが、1993年の宮沢りえ(48才)と貴花田(当時、49才)の破談だ。20才の人気力士と19才のビッグアイドルの結婚の約束は「世紀の婚約」と称されたが、わずか2か月で破局にいたった。「破局の背景には両家の考えの違いなどがあったとされますが、詳しくは明らかにされませんでした。スーパーカップルの別離に世間は消沈し、『駆け落ちしてでも愛を貫いてほしかった』との声がもれたことも印象深い。婚約破棄後、りえさんは激やせして体調不良による休業を繰り返し、薄幸のイメージが付きまとうようになってしまいました」(芸能記者) 一般人でも「駆け落ち未遂」は長く尾を引く場合が多い。 男女関係を幅広く取材するノンフィクションライターの亀山早苗さんが言う。「取材していて強く印象に残っているのは、大学時代に先輩後輩として出会い、駆け落ち寸前まで行ったものの結局は親の意向を受け入れて別れることになったカップルのケースです。女性側の実家が個人商売であることが、大学教授である男性側の親にとって不満だったそうです。その後、それぞれ別の相手と結婚したのですが、都内でばったりと再会したことをきっかけに『やはり運命だ』と愛の炎が再燃し、10年以上も不倫関係を続けています」 ふたりはその後、いったん関係を清算したものの、数年後にまたよりを戻して、現在もズルズルと婚外恋愛を続けているという。「一度結婚をしてから別れていれば関係をスッキリ清算できた可能性が高いけれど、このふたりは結婚できなかったので、未練が残って長く関係が続いています。不倫中は情緒不安定になってふたりで泣いてしまうこともあるそう。未来を見据えた関係ではないんです。それでも『あのとき、結婚できなかった代わりに……』という思いが残って、すっぱりと別れられない。間違っても後悔しても、結局は自分の気持ちに従って生きることが幸せになれるいちばんの道のように思えます」(亀山さん)※女性セブン2021年10月28日号
2021.10.19 07:00
女性セブン
17年ぶりに連ドラ出演する宮沢りえ
宮沢りえ、17年ぶり民放連ドラ出演 「12才娘のデビュー」への布石か
 10月スタートのドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)に、宮沢りえ(48才)が出演する。実に17年ぶりの民放連ドラで、秋元康氏企画・原案で西島秀俊(50才)の妻役として出演する。「8月中旬から撮影に入っています。りえさん、連ドラのブランクはまったく感じさせず、それどころか積極的な雰囲気すらある。いままでは撮影現場でプライベートの話題はNGという空気でしたが、今回は夫の森田剛さん(42才)や娘さん(12才)の話をするんですよ」(ドラマ関係者) りえに連ドラ出演をオファーするのは、ドラマ関係者の中ではNGとされてきた。「りえさんはドラマ嫌いともいわれていました。というのも過去にドラマの成功作がないんです。スター性は類を見ないほどなのに、棒読みのアイドル演技で有名でしたから。1992年の貴乃花との婚約破棄以降は鳴かず飛ばずの時期が続き、テレビ界から干されるような形で渡米。5年ほどして帰国後、映画『たそがれ清兵衛』(2002年)に出演したときには別人のような演技力に皆が驚きました」(映画関係者) そんな過去があってか、この20年りえは映画、舞台の仕事にこだわり、軸足をおいてきた。それがここにきてのテレビドラマ出演。周囲が驚くのも無理はない。「娘さんがりえさんのデビューした年齢と同年代の12才になったんです。まだ小学生ですが、りえさんにとってみれば、いつどの分野でデビューしてもおかしくない年齢。そんなこともあって、このタイミングでテレビドラマにもう一度チャレンジしようと考えたのかもしれません。テレビ局にしっかり影響力をもっておくことは悪くないですからね」(テレビ局関係者) とはいえ、長女の芸能界デビューについては、りえも長女本人もいまのところまったくその気はないという。「ただ、絵を描くことをきっかけに何かを表現するアーティストになりたいという思いはあるそう。娘さんの絵の実力は近しい人の間では有名で、2013年には共著として絵本を出版したことも。今度は共著ではなくひとりでという考えもあるのかもしれません。そのときにはしっかりサポートしたいという思いでしょうね。 りえさん自身は、りえママ・光子さんとの一卵性母娘の関係が影響して歯車が大きく狂ってしまった時期があった。そこから這い上がるのは並大抵のことではなかっただけに、その苦労を娘さんにはさせたくないのでしょう」(前出・テレビ局関係者) ドラマのりえにステージママのりえ──さまざまな顔の彼女が見られそうだ。※女性セブン2021年9月30日・10月7日号
2021.09.16 16:00
女性セブン
宮沢りえ(時事通信フォト)
宮沢りえ『全裸監督2』で自身の写真集『Santa Fe』と再会の衝撃
 6月24日に世界同時配信された山田孝之(37)主演のドラマ『全裸監督シーズン2』(Netflix)で宮沢りえ(48)の“一人二役”が注目を集めている。“アダルトビデオの帝王”と呼ばれた村西とおる監督(山田)の半生を描いた『全裸監督』(2019年)の2年越しとなる続編で、宮沢は新キャストの1人として登場する。 宮沢が演じるのは、村西監督の衛星放送参入の鍵を握る財閥の令嬢役。村西から「お股を開いて!」など卑猥なセリフを浴びせられるなど、登場シーンは少ないながら強烈な印象を残した。 そして視聴者を驚かせたのが、作中での宮沢りえ“本人”の登場だ。 その瞬間は、ピエール瀧演じるレンタルビデオ店の店長が「猥褻の基準が変わったんだよ!」と写真集を取り出す“ヘアヌード解禁”のシーンで訪れる。そこで「今売れている写真集」として伝説のヘアヌード写真集『Santa Fe』(1991年、朝日出版社)が登場するのだ。『ヘアヌードの誕生』(イースト・プレス)の著者、安田理央氏が語る。「出演者である宮沢の『Santa Fe』がぼかしも入れずに小道具として使われていたのには驚きました。表紙が映るだけでなく、玉山鉄二演じるAVメーカー社長の川田が興奮して『Santa Fe』をめくるシーンまであった。大自然をバックにしたヌード写真の一部が映り込んでいて、かじりついて見たあの頃を思い出して懐かしくなりました」『全裸監督』の原作者である作家の本橋信宏氏は宮沢の“一人二役”での起用についてこう話す。「今回の出演で改めて宮沢りえの現役を貫く姿に心惹かれた視聴者も多いと思います。先駆者としての存在感だけでなく、これからも大いに気になる存在となりました」 元祖“全裸女優”の熱演に胸が熱くなる。※週刊ポスト2021年7月16・23日号
2021.07.08 07:00
週刊ポスト

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