人気投票1位のジャイアントパンダも新しいなかまに加わった

人気投票1位のジャイアントパンダも新しいなかまに加わった

 深海を泳ぐダイオウイカを撮影した映像が2013年1月にNHKスペシャルで放送されたことをきっかけに、今も謎が多い深海への関心が高まりブームとなった。以後、博物館が深海をテーマに特別展を開催すれば多くの人が来場し、深海生物コーナーを新設する水族館も相次いだ。そのなかでも人気が高いもののひとつが「ダイオウイカvsマッコウクジラ」というライバル関係だ。

「マッコウクジラはダイオウイカの天敵なのでダイオウイカの勝率0%と言われているのですが、誰も実際に見て確認できていません。マッコウクジラに吸盤の跡がついていたりと強く反撃するらしいことが分かっているので、本当はダイオウイカが勝つこともあるんじゃないかと思っています」(ダイオウイカファンの大学生)

 マッコウクジラは哺乳類だが、1時間かけて深海に潜ることができ、2000メートルの深さまで潜水することもあるため「ZUKAN MUSEUM GINZA」では「ディープシーゾーン」の生き物として登場する。下あごにある、するどい円すい形の歯でエサをとらえ、深海にすむダイオウイカなどを食べるマッコウクジラは、地球上で最大の肉食動物で圧倒的に強いと言われているが、ダイオウイカは手強いらしく、捕食するときに抵抗されたのか、丸い吸ばんのあとが、体表についていることがある。そのため、深海ファンの間でダイオウイカとマッコウクジラは、ライバル関係として知られているのだ。

 大注目の深海の生き物だけでなく、ここまで挙げた以外にも新しい仲間が加わり、記録した生き物たちを確認できるゴールゾーンもよりフォトジェニックなスペースとなった。銀座の真ん中にある、図鑑の世界に入り込み、図鑑だけでは伝えきれない”自然”を体感し学ぶことができる「ZUKAN MUSEUM GINZA」では、唯一無二の深海と新たな生き物体験を堪能できる。

【ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO】
場所:東京都中央区銀座5丁目2.1 東急プラザ銀座 6F
アクセス:東京メトロ 銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅C2・C3出口徒歩1分
東京メトロ・日比谷線・千代田線・都営三田線 日比谷駅A1出口徒歩2分
JR山手線・京浜東北線 有楽町駅銀座口徒歩4分
営業時間:平日 11:00~19:00/土・日・祝 10:00~19:00
休館日:東急プラザ銀座の休館日に準ずる(※1/1と年1回の不定期休)
公式HP:https://zukan-museum.com/

関連記事

トピックス

10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン