「食べてもすぐに戻してしまう」と木本。明らかにやつれていた
「その後、A氏からは一銭も戻ってきていません。向こうが弁護士を立ててきたので、いまも弁護士同士のやりとりはできています。返済計画を言ってきたんですけど、話にならない額だったので、受け取っていません。誰に聞いても『返ってくるわけないやん』って話なんですけど、僕は彼と戦っていくしかない。納得のいく返済計画があれば、身から出た錆ですし、一緒に頑張るしかないと思うんですけど、落としどころがまだなくて。このまま彼が変わらないようなら、法的手段を取るしかないと考えています」
A氏は財務局の登録を受けておらず、金商法違反にあたる可能性もある。もっとも、話はこれだけでは終わらなかった。仲間の損失をかぶり、多額の借金を抱えて追い詰められた木本は別の投資話に乗って、さらに窮地に追い詰められることになる。