芸能

【5時間独占告白】TKO木本武宏が最後に語った「松竹退所、本当の理由」「相方・木下の意外な反応」「自己破産の可能性」【全4回の4回】

インタビューに応じ、5時間以上にわたって真相を明かした木本

インタビューに応じ、5時間以上にわたって真相を明かした木本

 連日、報道され続けているお笑い芸人TKOの木本武宏(51)の“金銭トラブル”。後輩芸人を巻き込み、被害総額は約7億円とも報じられているが、多くの疑問点も残ったままだ。今回、木本が女性セブンのインタビューに応じ、5時間以上にわたって騒動の真相を初めて語った。第1回第3回では、FXと不動産投資の儲け話に引っかかってしまった顛末を明かした木本。長時間のインタビューの最後に、事務所を辞めた経緯と今後について語った。【全4回の第3回。第1回から読む

 * * *
 松竹芸能が事態を察知したのは今年6月頃。あるバラエティ番組の収録中に芸人同士が話したことがきっかけで、業界中に噂が一気に広がった。

「もうその話が広がっているんですね。確かに、オンエアではカットされていますが、僕の話が出た時にスタジオが静まり返って、大変だったそうです。そこから松竹がバタバタになって、マネージャー陣がどうしましょう?と。僕が言える立場じゃないんですけど、事務所にはこの件をもっと前から相談していたので、困惑もありました。

 事務所から改めて話を聞かせてほしいと言われて、一から話をしたら『なんてことしてんねん!』となるわけです。A氏やB氏の背景がわからないし、この先何があるかわからないから、とりあえず全貌がわかるまで出演は取りやめようと」

 けっきょく、騒動を起こした責任を痛感した木本は、自らの意思で松竹も辞めた。「騒動が解決してからでもいいのではないか?」という声もあったが、退所を決断した背景には、TKOの相方である木下隆行(50)の動向も関係しているという。周知の通り、木下はすでに2020年に木下が“ペットボトル事件”で自主的に事務所を離れていた。

「自分の中ではたくさんの葛藤がありましたけど、最初に頭に浮かんだのは木下のことです。あんなことになって、木下は松竹を辞めたけど、実は今年中に事務所に戻る計画があって、僕もすごく楽しみにしてたんです。木下もそこに向けて必死に頑張っていたのに、僕がこんな騒動を起こしてしまった。木下のチャンスを潰してしまったことが、すごく悔しくて申し訳なくて……。僕だけ松竹に残り続けるという選択肢はありえへんと思いました。どの面下げて松竹におんねんって話ですから。

 会社と話し合いしていた時に辞めますと言ったら『ちょっと待て』と。解決策を話し合っている中で、初めにそれを言うのは卑怯だろうと言うんです。ありがたいことですが、自分のことやからわかるんですよ。ズドンと落ちたやつが事務所にしがみついて、細い糸にしがみついたところで居場所はないんです。万が一、木下が事務所に戻れたとしても、問題を起こした2人が浮上できるはずもない。

 僕は松竹芸能が大好きです。ヒコロヒーがブレイクした時も嬉しかったし、みなみかわも忙しくなって来て、なすなかにしもやっと芽が出てきた。その中で、『俺はコイツらのアニキやねん』って顔してきた僕が、こんなこと起こしてしまってほんまに恥ずかしい」

関連記事

トピックス

和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
犯人の顔はなぜ危険人物に見えるのか(写真提供/イメージマート)
元刑事が語る“被疑者の顔” 「殺人事件を起こした犯人は”独特の目“をしているからすぐにわかる」その顔つきが変わる瞬間
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン