前列左から福永恵規さん・55才、国生サン、渡辺美奈代サン。中列左から永田さん、新田サ ン、白石サン、渡辺満里奈サン、横田さん、吉沢さん、岩井さん。後列左から高井さん、名越美香さん・56才、工藤サン、山本さん、立見サン、樹原さん、岡本貴子さん・51才、内海サン、高畠真紀さん・54才、富川さん、生稲議員。写真は1986年
出版関係で仕事をしていたメンバーが複数いた
まずは、秋元康さん(64才)と結婚した高井麻巳子さん(55才)、後藤次利さん(70才)と結婚した河合その子さん(57才)。そして『オールスターものまね王座決定戦』(フジテレビ系)の元名物プロデューサー・木村忠寛さん(69才)と結婚した城之内早苗サン(54才)ら“文化人の妻”です。『会員番号の唄』の中で、「日本の心は演歌です」と歌い、おニャン子クラブ時代、演歌の『あじさい橋』でソロデビューした城之内サン以外のお二人は結婚後、ほとんど姿を見せません。
高井さんは“ゆうゆ”こと岩井由紀子さん(54才)とのユニット『うしろゆびさされ組』にいち早く起用されたり、明石家さんまサン(67才)の『真赤なウソ』のコーラスを担当したりするなど、やはり目立っていたという印象が。一瞬だけ、女性誌の連載や“お取り寄せ本”が話題になりましたっけ。
雑誌といえば、実はおニャン子では卒業後、出版関係でお仕事をしていたメンバーが複数いました。最長身だった樹原亜紀さん(53才)や、南野陽子サン(55才)主演のドラマ『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』(フジテレビ系)で2番手を務めた吉沢秋絵さん(53才)は、ライターとして度々小学館に出入りしていたんですよ。当時の情報誌編集部には彼女たちの“教育係”をしていた編集者がいらしたんです。
その情報誌編集部でも活躍されていたノンフィクション作家の山根一眞さん(74才)が「ルリール体」と名づけたのは永田ルリ子さん(55才)の手書き文字。かわいらしい丸文字は、番組タイトルや商品のパッケージなどに使われ人気のメンバーでした。しかし、テレビ制作会社勤務のかたと結婚されてからは一切表に出てきていません。
そして、オーディションで「変なの入れんなよと(スタッフが)言ってる」と、とんねるずの石橋貴明サン(60才)が笑ったのは山本スーザン久美子さん(56才)。私が在阪局に通い始めた2000年頃、東海道新幹線の車内誌に「山本S久美子」なる名前を見つけて「山本スーザン久美子さんでは?」とJR東海に問い合わせたことがあります。はい、PR誌担当でした。
貴明サンといえば、推しメンは私と同じ富川春美さん(53才)だったハズ。早々に「学校NG」が出たとかで、スタジオに来ているのに出演できず、当然、前列曲も少なく、ユニット参加もできなかったけれど超美形でスタイル抜群でした。その美しさのまま「あの人はいま」企画でマリンスポーツのインストラクターをしている様子を度々見かけました。