国内

秘書官就任の岸田首相長男「慶応大学時代の選挙応援で教授が激怒」「SNSにワイルド写真投稿」の素顔

首相秘書官に就任した長男の岸田翔太郎氏

首相秘書官に就任した長男の岸田翔太郎氏

 岸田文雄首相は104日に首相就任から1年を迎えたタイミングで、公設秘書で長男の翔太郎氏(31)を政務担当の首相秘書官に起用する人事を発表した。野党からは「身内びいき」と厳しい批判が飛び、自民党内からも戸惑いの声が上がっているというが翔太郎氏とはどのような人物なのか── 

  岸田首相の地元である広島県の名門・修道高から慶応大学法学部政治学科に入学。2014年に卒業すると三井物産に入社した。その後、2020年からは岸田氏の議員事務所で公設秘書を務めてきた。大学で同じゼミに所属していた同級生は、翔太郎氏は「学生時代から政治活動に強い興味を持っていた」と証言する。 

 私たちが入っていたゼミは先生もノリが良くて、頻繁に飲み会をするような派手なゼミだったのですが岸田くんはそのなかではかなり地味な印象でした。バドミントンのサークルに所属していて、人の良さそうな子というくらいしか覚えていないのが正直なところです。ただ、ひとつ印象的な出来事がありました。 

  2012年の12月にゼミで合宿をやることになったのですが、岸田くんはちょうど1216日に衆院選が控えていて『父の選挙の手伝いがあるので参加できない』と欠席することになったんです。合宿は以前から決まっていたこともあって、担当教授の先生が岸田くんをみんなの前でかなり厳しく叱責したんです。それはちょっと可哀想だなと思ったのを覚えていますね 

  そんな翔太郎氏だが、いま同級生たちの間で話題になっているのがSNSのフェイスブックで「プロフィール画像」を変更したことだという。 

 「これまで何年も変えていなかったのに、首相秘書官に就任したことが発表されるといきなり写真が変更され100人以上の人が“いいね”ボタンを押していました。それ自体は決意の表われなんでしょうが、その写真で岸田くんが“無精ひげ”を生やしていたんです。学生時代は地味な印象だったのが随分ワイルドな雰囲気になっていて驚きました」(同前 

  SNS上でのプロフィール写真の変化は、友人たちへの“決意表明”というところか。「身内びいき」という批判を実務で払拭することはできるか──。

関連記事

トピックス

田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告(中央)
《父・修被告よりわずかに軽い判決》母・浩子被告が浮かべていた“アルカイックスマイル”…札幌地裁は「執行猶予が妥当」【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
ラッパーとして活動する時期も(YouTubeより。現在は削除済み)
《川崎ストーカー死体遺棄事件》警察の対応に高まる批判 Googleマップに「臨港クズ警察署」、署の前で抗議の声があがり、機動隊が待機する事態に
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま入学から1か月、筑波大学で起こった変化 「棟に入るには学生証の提示」、出入りする関係業者にも「名札の装着、華美な服装は避けるよう指示」との証言
週刊ポスト
藤井聡太名人(時事通信フォト)
藤井聡太七冠が名人戦第2局で「AI評価値99%」から詰み筋ではない“守りの一手”を指した理由とは
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン
田村容疑者のSNSのカバー画像
《目玉が入ったビンへの言葉がカギに》田村瑠奈の母・浩子被告、眼球見せられ「すごいね。」に有罪判決、裁判長が諭した“母親としての在り方”【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン