復帰したものの、体調を心配する声が多い深田恭子

深田恭子もドロンジョを演じた(写真はインスタより)

 序盤から展開は暗くてハード。しかも、真っ白なコスチュームでリングに上がる愛花は大企業の社長令嬢にして、美貌のインフルエンサー。その横には「世の中をよくしたい」と共通の志を持つ、犯罪被害者支援活動家のガン(金子大地)の姿が。このガンこそが後のヤッターマン1号で、愛花が2号なのだ。そして、七音の前には、ボヤッキー(矢本悠馬)とトンズラー(一ノ瀬ワタル)がやってくる。

 どんな経緯で、七音がドロンジョとなり、ドロンボー一味結成に至るのかはこれからだが、予告で観る限り、彼女は「不幸って決めつけんな」とタフな生き方を選んでいる。これまでのドロンジョが、「やっておしまい!」と上からモノを言う女王様的だったのに対して、今回のドロンジョは、下から這い上がりながら、覚醒、変化していくタイプなのだろう。

 しかも、二枚目の正義の味方であるはずの金子ヤッターマン1号は、「小さな正義にこだわっていたら、大きな正義は果たせない」なんてことを言うやつ。危険な香りがプンプンする。この令和ヤッターマンに対峙するからには、ドロンジョが単純なワルとは思えない。

 池田ドロンジョのイメージビジュアルを見たとき、映画『ブレードランナー』に出てきた美しくも哀しきレプリカント、プリス(ダリル・ハンナ)を思い出した。23時台の放送ということを考えると、アニメでゲラゲラ笑っていた世代は、心してドロンジョの過去を見つめることになりそうである。

池田エライザ(写真/ロケットパンチ)

池田エライザ(写真/ロケットパンチ)

池田エライザ

池田エライザ

深田恭子

深田恭子

関連キーワード

関連記事

トピックス

水卜麻美アナ
日テレ・水卜麻美アナ、ごぼう抜きの超スピード出世でも防げないフリー転身 年収2億円超えは確実、俳優夫とのすれ違いを回避できるメリットも
撮影現場で木村拓哉が声を上げた
木村拓哉、ドラマ撮影現場での緊迫事態 行ったり来たりしてスマホで撮影する若者集団に「どうかやめてほしい」と厳しく注意
女性セブン
退職した尾車親方(元大関・琴風)
尾車親方、相撲協会“電撃退職”のウラで何が…「佐渡ヶ嶽理事長」誕生を目指して影響力残す狙いか
週刊ポスト
5月13日、公職選挙法違反の疑いで家宅捜索を受けた黒川邦彦代表(45)と根本良輔幹事長(29)
《つばさの党にガサ入れ》「捕まらないでしょ」黒川敦彦代表らが CIA音頭に続き5股不倫ヤジ…活動家の「逮捕への覚悟」
NEWSポストセブン
5月場所
波乱の5月場所初日、向正面に「溜席の着物美人」の姿が! 本人が語った溜席の観戦マナー「正座で背筋を伸ばして見てもらいたい」
NEWSポストセブン
氷川きよしの白系私服姿
【全文公開】氷川きよし、“独立金3億円”の再出発「60才になってズンドコは歌いたくない」事務所と考え方にズレ 直撃には「話さないように言われてるの」
女性セブン
田中みな実、寝る前のスマホ断ちで「顔のエラの張り出しがなくなった」 睡眠の質が高まり歯ぎしりが軽減された可能性
田中みな実、寝る前のスマホ断ちで「顔のエラの張り出しがなくなった」 睡眠の質が高まり歯ぎしりが軽減された可能性
女性セブン
AKB48の元メンバー・篠田麻里子(ドラマ公式Xより)
【完全復帰へ一直線】不倫妻役の体当たり演技で話題の篠田麻里子 ベージュニットで登場した渋谷の夜
NEWSポストセブン
”うめつば”の愛称で親しまれた梅田直樹さん(41)と益若つばささん(38)
《益若つばさの元夫・梅田直樹の今》恋人とは「お別れしました」本人が語った新生活と「元妻との関係」
NEWSポストセブン
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
NHK次期エースの林田アナ。離婚していたことがわかった
《NHK林田アナの離婚真相》「1泊2980円のネカフェに寝泊まり」元旦那のあだ名は「社長」理想とはかけ離れた夫婦生活「同僚の言葉に涙」
NEWSポストセブン