ライフ

環境や肌に配慮した“自然派系”洗濯洗剤&柔軟剤を3社で比較

タイプ別メリット・デメリット

環境や肌に配慮した洗濯洗剤&柔軟剤も登場(イラスト/しまだなな)

 かつては粉末状が多かった洗濯洗剤も、いつしか液体タイプが主流となり、さらにはジェルボールタイプも人気だ。「汚れを落とす」のはもちろん、「消臭力」を備える洗剤も増えており、“多機能化”が進んでいる。

 しかし、一方で「汚れ物も少ないし、むしろ刺激の少ないものがいい」という人に、好まれているのが、“自然派系”の洗剤や柔軟剤だ。かつては高価だった自然派洗剤も、最近ではいろいろな商品があり、選択肢が広がっている。P&G、サラヤ、エコベールの3社から発売されている自然派系の洗濯洗剤&柔軟剤を紹介する。

【P&G】

・さらさ 洗濯用洗剤

さらさ 洗濯用洗剤

さらさ 洗濯用洗剤

 蛍光剤、漂白剤、着色料無添加で心地よい洗い上がりが特長。「天然酵素を配合し、食べこぼしから皮脂汚れまで、すすぎ1回で洗剤残りの心配もなくすっきりと洗い上げます」(P&G広報・星川聡さん)。厳選された植物由来の成分を配合(柔軟成分の一部)し、赤ちゃんの服や、清潔さを保ちたい布製マスクも安心してきれいに。

・さらさ 柔軟剤

さらさ 柔軟剤

さらさ 柔軟剤

 着色料無添加で、柔らかく仕上げるだけでなく、しっかり防臭効果も。「お母さんが選ぶ赤ちゃんのための日本の無添加柔軟剤No.1」の質問で1位を獲得している(2016年GfK調べ)。ペットにもやさしい洗い上がり。

【サラヤ】

・洗剤:arau.洗たく用せっけん

洗剤:arau.洗たく用せっけん

洗剤:arau.洗たく用せっけん

 ヤシ油とパーム油から生まれた、水に溶けやすい液体石けん。合成界面活性剤、合成香料、着色料、保存料などが不使用。「ラベンダー&スペアミントの天然精油を使用し、洗濯時は爽やかに、乾いてからも香りを残しすぎません」(サラヤ広報・伊藤麻衣さん)。敏感肌にも安心して使用できる。

・仕上げ剤:arau.衣類のなめらか仕上げ

仕上げ剤:arau.衣類のなめらか仕上げ

仕上げ剤:arau.衣類のなめらか仕上げ

 洗濯用石けんのすすぎ残しを防ぐ専用仕上げ剤。「クエン酸の力で繊維についた石けん成分を中和し、黄ばみや変色、においを取り除きます。ふんわりさせながら吸水性もアップします」(伊藤さん)。

【エコベール】

・洗剤:エコベールゼロ ランドリーリキッド(濃縮タイプ)

洗剤:エコベールゼロ ランドリーリキッド(濃縮タイプ)

洗剤:エコベールゼロ ランドリーリキッド(濃縮タイプ)

 環境や動物にもやさしい製品開発を目指すエコベールの中でも、パワフルな洗浄力を保ちつつ、無香料・無着色で手肌にもやさしいエコベールゼロシリーズ。「英国アレルギー協会にも認定されており、赤ちゃんや敏感肌、強い香りが苦手なかたにもおすすめです」(ジョンソン広報・市川愛さん)。原産国はベルギー。

・柔軟剤:エコベール ファブリックソフナー アップルブロッサム&アーモンド

柔軟剤:エコベール ファブリックソフナー アップルブロッサム&アーモンド

柔軟剤:エコベール ファブリックソフナー アップルブロッサム&アーモンド

 植物由来の柔軟成分が、衣類にほのかな香りを残しながら上質な肌触りに仕上げる。「ゴワつかないのでアイロンがけが簡単。静電気によるまとわりも防ぎます」(市川さん)。ガーデニア&バニラの香りもある。

取材・文/佐藤有栄

※女性セブン2022年10月27日号

関連記事

トピックス

どんな役柄でも見事に演じきることで定評がある芳根京子(2020年、映画『記憶屋』のイベント)
《ヘソ出し白Tで颯爽と》女優・芳根京子、乃木坂46のライブをお忍び鑑賞 ファンを虜にした「ライブ中の一幕」
NEWSポストセブン
相川七瀬と次男の凛生君
《芸能界めざす息子への思い》「努力しないなら応援しない」離婚告白の相川七瀬がジュノンボーイ挑戦の次男に明かした「仕事がなかった」冬の時代
NEWSポストセブン
俳優の松田翔太、妻でモデルの秋元梢(右/時事通信フォト)
《松田龍平、翔太兄弟夫婦がタイでバカンス目撃撮》秋元梢が甥っ子を優しく見守り…ファミリーが交流した「初のフォーショット」
NEWSポストセブン
世界が驚嘆した大番狂わせ(写真/AFLO)
ラグビー日本代表「ブライトンの奇跡」から10年 名将エディー・ジョーンズが語る世界を驚かせた偉業と現状「リーチマイケルたちが取り戻した“日本の誇り”を引き継いでいく」
週刊ポスト
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《即完売》佳子さま、着用した2750円イヤリングのメーカーが当日の「トータルコーディネート」に感激
NEWSポストセブン
国連大学50周年記念式典に出席された天皇皇后両陛下(2025年9月18日、撮影/JMPA)
《国連大学50周年記念式典》皇后雅子さまが見せられたマスタードイエローの“サステナブルファッション” 沖縄ご訪問や園遊会でお召しの一着をお選びに 
NEWSポストセブン
豪雨被害のため、M-1出場を断念した森智広市長 (左/時事通信フォト、右/読者提供)
《森智広市長 M-1出場断念の舞台裏》「商店街の道の下から水がゴボゴボと…」三重・四日市を襲った記録的豪雨で地下駐車場が水没、高級車ふくむ274台が被害
NEWSポストセブン
「決意のSNS投稿」をした滝川クリステル(時事通信フォト)
滝川クリステル「決意のSNS投稿」に見る“ファーストレディ”への準備 小泉進次郎氏の「誹謗中傷について規制を強化する考え」を後押しする覚悟か
週刊ポスト
アニメではカバオくんなど複数のキャラクターの声を担当する山寺宏一(写真提供/NHK)
【『あんぱん』最終回へ】「声優生活40年のご褒美」山寺宏一が“やなせ先生の恩師役”を演じて感じた、ジャムおじさんとして「新しい顔だよ」と言える喜び
週刊ポスト
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト