韓国国内各地で、JIMINの誕生日を祝う広告が見られた(写真/アフロ)
10月13日に27才の誕生日を迎えたJIMINへのサプライズもあった。
「JINがJUNG KOOK(25才)を足でちょんちょんと蹴って、合図をしたんです。すると、JUNG KOOKが手拍子を始めて、ライブの前々日が誕生日だったJIMINのために、メンバー全員でバースデーソングを歌い始めたんですよ。JIMINは驚いた表情だったので、サプライズだったんでしょうね。韓国国内のライブは声出し解禁されているので、一緒に歌ってお祝いできて感激しました」(20代のファン)
そのJIMINは、次のように話した。
「今回のライブが最後じゃないから、悲しまないでください。誕生日をそんなに大事なものと思っていなかったんですが、ARMYのみんなから祝ってもらうのは、本当にうれしいことです」
RM(28才)の言葉にはARMYへの思いやりがにじむ。
「本当はみんなに近づきたいんだけど、安全第一なのでそれはできません。今日は何も考えずステージに立ちました。みんな知ってると思いますが、ぼくたち7人はこの先どんなことがあっても心はひとつです。これからもみんなと一緒にいます。信じていてください」
釜山出身のJUNG KOOKはことさら気持ちを込めた。
「これまでステージの上では言ったことがないんですが、メンバー一人ひとりに感謝の気持ちを伝えたいです。この10年を振り返ると、つらかったり辞めたいと思ったこともありました。でもここまでこられたのはメンバーのみんながいてくれたからです。故郷の釜山でたくさんのARMYと一緒にいられることが信じられない。本当に幸せです。愛しています」
兵役を控えるJINからはサプライズ発表も。
「実はずっと喉の調子が悪くて、ライブ10分前まで声が出ませんでした。でも、ライブが始まったら不思議と喉の調子がよくなったんです。最後に、新しいアルバムを出すことになりました。シングルですが、大好きな人ともコラボできました。ぜひ楽しみにしてもらえるとうれしいです」
SUGA(29才)は未来への希望を明かした。
「釜山でARMYのみんなの声を聞けて、一緒に思い出を作ることができてよかったです。10年後も、20年後も、30年後もずっといます。一緒に年を重ねていきましょう」
最後にメッセージを届けたのが、V(26才)だった。
「ARMY、会いたかった?ぼくたちもARMYのみんなに会えなくて寂しかったです。今回は一度きりのライブでしたが、一生懸命練習して準備しました。振り付けは本当に大変で、すごく疲れました(笑い)。新曲もあったけど気に入ってくれたかな?」
ライブの余韻さめやらぬ17日、所属事務所は「2025年頃には7人でグループ活動を再開する希望がある」という言葉とともに、JINが年内に兵役に就くことを発表した。BTSの伝説は、まだまだ続く。
※女性セブン2022年11月3日号
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