男性の罹患者数1位の前立腺がんでは、人間ドックのオプションなどで受けられる血液検査で腫瘍マーカーを調べる「PSA検査」がある。しかし、前出の岡田氏は慎重な姿勢だ。
「前立腺で産生されるたんぱく質のPSAは、がんだけでなく前立腺肥大や前立腺炎でも血中の数値が上がり、擬陽性が生じやすい。過剰な医療につながるので、受けるのなら自覚症状が出てからで十分だと考えます」
検診でかえって健康を損なわないためにも、必要な検査を見極めることが望ましい。
※週刊ポスト2022年10月28日号
男性の罹患者数1位の前立腺がんでは、人間ドックのオプションなどで受けられる血液検査で腫瘍マーカーを調べる「PSA検査」がある。しかし、前出の岡田氏は慎重な姿勢だ。
「前立腺で産生されるたんぱく質のPSAは、がんだけでなく前立腺肥大や前立腺炎でも血中の数値が上がり、擬陽性が生じやすい。過剰な医療につながるので、受けるのなら自覚症状が出てからで十分だと考えます」
検診でかえって健康を損なわないためにも、必要な検査を見極めることが望ましい。
※週刊ポスト2022年10月28日号