「山口さんはDeNA時代に“1億円プレーヤー”となり、巨人に移籍した2017年から2019年まで3年間の年俸はいずれも推定2億3000万円と報じられています。2017年の泥酔暴行事件では、球団からも出場停止と1億円超の罰金、減俸処分が科せられ、自身も1勝1敗という散々な成績でシーズンを棒に振りました。
年俸のざっと50%を税金として納めているとはいえ、生涯年棒からすれば、仮にどこからもオファーがかからなかった場合でも、豪邸のローンは問題ないようにも見えます。ただ、これまで報じられていたような“生活”を維持するというのはなかなかキビシイところがあるのかもしれません」(スポーツ誌ライター)
今回の戦力外通告を受け、窮地に立たされた山口。残された豪邸で妻と子供たちの生活を守る”守護神”としての重圧もその両肩にのしかかってくる。しかし日米通算68勝112セーブ26ホールドの実績は確か。外国人投手にも引けを取らない体格を活かした剛速球は全盛期と比べれば陰りが見られるものの、多彩な変化球と組み合わせた投球術はまだまだ魅力だ。
これからもうひと花咲かせることができるか──。