破竹の勢いで活躍の場を広げている鈴鹿だが、そのきっかけとなったスカウトには驚きのエピソードがある。実は鈴鹿は、2017年公開の映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』にエキストラとして出演している。まだ芸能界入りする前のことで、芸能人見たさに参加したそうだが、ここで人生が一変する出来事が起きた。
「その映画には、現在の事務所の先輩にあたる広瀬すずさん(24才)が出演していました。彼女が、鈴鹿さんのことを見て、“エキストラの中に原石がいた”とマネジャーさんにスカウトを持ちかけたんです。マネジャーさんは広瀬さんの言葉を信じて彼をスカウト。鈴鹿さんは当時高校生だったため、卒業後に上京して、晴れて広瀬さんと同じ芸能事務所に所属することになりました。ちなみに『鈴鹿央士』は芸名なのですが、広瀬さんの本名にちなんだ名前なんだそうです」(芸能関係者)
冒頭の撮影を終えた鈴鹿は、他のキャストやスタッフに低姿勢で挨拶をし、移動車に乗り込んだ。その車は売れっ子俳優には似つかわしくないコンパクトカーだった。
「芸能人の移動車といえば、大きなワンボックスカーが一般的で、コンパクトカーでの移動はレアではありますね。目覚ましい活躍を見せている鈴鹿さんですが、まだ俳優デビューから3年。周囲が“天狗にはならないでね”と釘を刺す意味を込めているのかもしれませんね。今回の撮影場所のフットサル場は、都心から1時間以上も離れた場所にあるので、コンパクトカーだと優雅に台本を覚えながら移動……という状況ではなかったかもしれませんが(苦笑)」(前出・芸能関係者)
謙虚な“王子様”としてますます人気が出そうだ。