逸ノ城が弁護士を立てている以上、「クビにしたら裁判沙汰になりかねない」(協会関係者)という懸念もあるのだろうか。
一連の問題について、湊部屋のおかみさんを直撃したが、「何もお答えすることはできません。相撲協会広報部を通していただけないでしょうか」と話すのみ。協会に逸ノ城の問題を問うたが、回答はなかった。
宿舎で会話もない異常事態のまま、九州場所の日程が消化されている。“未完の大器”と呼ばれた巨漢力士は、どこへ向かおうとしているのか。
(了。第1回から読む)
※週刊ポスト2022年12月2日号