不仲説を一蹴した眞栄田郷敦
「今夏に放送された『カナカナ』(NHK)で地上波の連ドラ初主演を果たし、10月に公開された映画『カラダ探し』では人気女優の橋本環奈さんや山本舞香さんと共演しました。テレビ局の報道現場を舞台にした今クールのドラマ『エルピス ─希望、あるいは災い─』(フジテレビ系)では、複雑な過去を持つ若手ディレクターを演じ、主演の長澤まさみさんを食うほどの“怪演”が話題を呼んでいます」(放送担当記者)
一方の真剣佑はNetflixのドラマ『ワンピース』や映画『聖闘士星矢』など海外での撮影が続く。長らく日本を離れていたせいか、一部では兄弟の“不仲説”も取り沙汰された。
「自分が日本にいない間に、弟がもてはやされている現状を真剣佑さんが疎ましく思っているという内容だったのですが、イベントでの様子はまるで逆。真剣佑さんは『こんなに自慢できる弟はいません』、『見て! 超かっこいいでしょ』とファンに紹介し、郷敦さんからもらった花を『枯れても大事にする』と話していました」(前出・イベントに参加したファン)
喜びを露わにした真剣佑
会場の奥で見守っていた2人の母親も、ステージの上で熱い“抱擁”を交わす兄弟の姿を見て涙ぐんでいたという。
「8月に行われた千葉さんの一周忌法要に、海外にいた真剣佑さんは出席することができませんでした。しかし、帰国してすぐ郷敦さんと連絡を取り合って一緒に墓参りをしています。千葉さんに厳しくしごかれて育った兄弟の絆は固い。降って湧いたような不仲説を2人とも笑い飛ばしています」(前出・一家の知人)
生前の千葉さんは2人によくこう語りかけていた。
「2世俳優と呼ばれても、ニセ俳優にはなるな。おれを超えろ!」
そして、2人の出演作をこっそり見ては「おれを超えたな」と小声でつぶやき、兄弟の共演が実現することを心待ちにしていたという。
※女性セブン2022年12月8日号