国内

《妻殺害容疑の長野県議》20年来の友人が語った実際の“夫婦関係”と「冗談好きの笑亀マン」の素顔

プロフィールには「笑亀マン」の文言が(本人のFacebookページより)

「笑亀マン」という名前で知られていた(容疑者のFacebookプロフィール)

 昨年9月に長野県議会議員の妻が自宅で殺害された事件で、11月28日夜、夫の丸山大輔容疑者(48)が逮捕された。1年前の事件後、丸山容疑者はニュース番組の取材に対し、「真相を早く知りたい。犯人がどんな心境でそういうことに至ったのか、今はどうしているのか気になる」などと答えていた。

 丸山容疑者は、長野県塩尻市で明治時代から続く老舗酒造「笑亀酒造」に生まれた。慶應大学を卒業したあと、先代社長の急逝により2002年に社長に就任。2019年の選挙で自民党の公認を受けて当選し、現在は2期目だった。地元の支持は厚く、過去2回の選挙はどちらもトップ当選だった。

「周囲からは国政への挑戦を勧められていましたが、本人は地元にこだわりがあったようです。少子高齢化対策や産業振興に力を注いでいました」(政治記者)

 丸山容疑者を知る人物ほど、今回の逮捕に「まさか」という反応だ。近隣住民が語る。

「隣組(町内会)の長を担当する順番だったので、今年4月からお任せしていました。なにぶん忙しい方ですし、奥さんもいなくて大丈夫かなと心配していましたが、集金などの作業をしっかりやってくれました。そんな犯罪なんてするような方とは思えません」(地元住民)

 酒造の社長として営業活動も兼ねて、あちこちの飲み会に顔を出していた。冗談好きで明るい人柄が慕われ、“笑亀(しょうき)マン”というあだ名で呼ばれていた。

「お酒好きでしたが、人に迷惑をかけるような飲み方はせず、みんなを楽しく盛り上げていましたよ。酒造の催し物では、自ら『笑亀マン』というキャラクターに扮して、参加者にお酒を勧めていました。また時には『塩尻市の名物として、“ヒップリン”なんてどうだろう』なんて言い出し、実際に試食会を開いたことも。県議会議員になってからはさすがに昔と同じようなノリで飲み会はできなくなりましたが、地元思いで明るくて、“笑亀マン”は人気者でした」(丸山容疑者の知人)

 夫婦で酒造見学などの対応をすることもあった。20年来の友人は、「すごく仲の良い夫婦に見えた」と振り返る。

関連記事

トピックス

”ネグレクト疑い”で逮捕された若い夫婦の裏になにが──
《2児ママと“首タトゥーの男”が育児放棄疑い》「こんなにタトゥーなんてなかった」キャバ嬢時代の元同僚が明かす北島エリカ容疑者の“意外な人物像”「男の影響なのかな…」
NEWSポストセブン
クマ対策には様々な制約も(時事通信フォト)
《クマ対策に出動しても「撃てない」自衛隊》唯一の可能性は凶暴化&大量出没した際の“超法規的措置”としての防御出動 「警察官がライフルで駆除」も始動へ
週刊ポスト
滋賀県草津市で開催された全国障害者スポーツ大会を訪れた秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
《“透け感ワンピース”は6万9300円》佳子さま着用のミントグリーンの1着に注目集まる 識者は「皇室にコーディネーターのような存在がいるかどうかは分かりません」と解説
NEWSポストセブン
天皇皇后両陛下主催の「茶会」に愛子さまと佳子さまも出席された(2025年11月4日、時事通信フォト)
《同系色で再び“仲良し”コーデ》愛子さまはピンクで優しい印象に 佳子さまはコーラルオレンジで華やかさを演出 
NEWSポストセブン
「高市外交」の舞台裏での仕掛けを紐解く(時事通信フォト)
《台湾代表との会談写真をSNSにアップ》高市早苗首相が仕掛けた中国・習近平主席のメンツを潰す“奇襲攻撃”の裏側 「台湾有事を看過するつもりはない」の姿勢を示す
週刊ポスト
クマ捕獲用の箱わなを扱う自衛隊員の様子(陸上自衛隊秋田駐屯地提供)
クマ対策で出動も「発砲できない」自衛隊 法的制約のほか「訓練していない」「装備がない」という実情 遭遇したら「クマ撃退スプレーか伏せてかわすくらい」
週刊ポスト
真美子さんのバッグに付けられていたマスコットが話題に(左・中央/時事通信フォト、右・Instagramより)
《大谷翔平の隣で真美子さんが“推し活”か》バッグにぶら下がっていたのは「BTS・Vの大きなぬいぐるみ」か…夫は「3か月前にツーショット」
NEWSポストセブン
文京区湯島のマッサージ店で12歳タイ少女を働かせた疑いで経営者が逮捕された(左・HPより)
《本物の“カサイ”学ばせます》12歳タイ少女を働かせた疑いで経営者が逮捕、湯島・違法マッサージ店の“実態”「(客は)40、50代くらいが多かった」「床にマットレス直置き」
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《いきなりテキーラ》サンタコスにバニーガール…イケイケ“港区女子”Nikiが直近で明かしていた恋愛観「成果が伴っている人がいい」【ドジャース・山本由伸と交際継続か】
NEWSポストセブン
Mrs. GREEN APPLEのギター・若井滉斗とNiziUのNINAが熱愛関係であることが報じられた(Xより/時事通信フォト)
《ミセス事務所がグラドルとの二股を否定》NiziU・NINAがミセス・若井の高級マンションへ“足取り軽く”消えた夜の一部始終、各社取材班が集結した裏に「関係者らのNINAへの心配」
NEWSポストセブン
山本由伸(右)の隣を歩く"新恋人”のNiki(TikTokより)
《チラ映り》ドジャース・山本由伸は“大親友”の元カレ…Niki「実直な男性に惹かれるように」直近で起きていた恋愛観の変化【交際継続か】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 内部証言で判明した高市vs習近平「台湾有事」攻防ほか
「週刊ポスト」本日発売! 内部証言で判明した高市vs習近平「台湾有事」攻防ほか
NEWSポストセブン