芸能

吉高由里子の主演ドラマ「『silent』のパクリではない」好感度女優が挑む22年前の再来

寒いなかファン対応をする吉高由里子を目撃

冷え込んだ日にファン対応をする吉高由里子を目撃

 すっかり冷え込んだ都内の街中で、私生活でも喜怒哀楽が豊かで飾らない性格で知られる女優・吉高由里子(34才)が現れた。舞台『クランク・イン!』の出演を終えて帰宅する際に送迎車に駆け寄ってきたファンに、わざわざカーウィンドウを開けて気さくな笑顔で“神対応”。好感度が高い理由が垣間見えた瞬間だった。

 そんな吉高が、1年ぶりに連続ドラマに帰ってくる。来年1月スタートのテレビ朝日系『星降る夜に』(毎週火曜21時)に主演する。恋の相手役は、ロックバンド「DISH//」のボーカルでも人気の年下俳優、北村匠海(25才)。三角関係の1人になるのは、ディーン・フジオカ(42才)というイケメン2人との共演だ。

 そして、良し悪し抜きにSNSで話題になっているのは、現在放送中で若者を中心に大好評を博している連ドラ『silent(サイレント)』(フジテレビ系、毎週木曜22時)と、設定が酷似していることである。

 あるテレビ局関係者は「北村さん演じる遺品整理士の青年は、『silent』でSnow Man目黒蓮さん(25才)演じる主人公の元恋人と同じく、耳の聴こえないろう者なのです。生まれたときから聴こえない北村さんの役と、高校卒業後に聴覚を失った目黒さんの役と、わずかな違いはあるものの、手話で恋を盛り上げていく点が被っていると指摘されています」と語る。

 すでに、その“かぶり”が耳目の早いネットユーザーらに指摘されているようだが、「決して意図したものではない。パクリではない」というのは、別のテレビ局関係者だ。

「どのドラマでも、脚本とキャスティングは1年前、遅くても半年ぐらい前には決まっているもの。決してマネしたわけではないでしょう。吉高さんと北村さんは、どうしたって比べられてしまうので、余計な重圧もかかって大変でしょうが、こうなったら『silent』ブームに乗っかって、是が非でも成功させてほしいところですね」

 デビューしたばかりの20才で主演した故・蜷川幸雄監督(享年80)映画『蛇にピアス』では大胆なヌードに挑戦して、各映画賞の新人賞を総なめ。2014年にはNHK連続テレビ小説『花子とアン』で、朝ドラヒロインとしても大成功。再来年2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』の主演も内定済みと、同年代で屈指の演技派女優だ。『silent』の川口春奈(27才)に後れを取ることは許されない立場だろう。

 ただ、吉高本人は、若手時代から体も張って上り詰めてきただけあって、周囲の評判に左右されない肝っ玉の持ち主だ。冒頭の舞台の出演中にも、公式ツイッターでは客席最前列の居眠り客を指摘するなど、歯に衣着せぬキャラクターとしても通っている。それでいて、共演者たちからは男女問わず慕われている。一目置かれる器量と優しさを兼ね備えていて、業界内の評判もすこぶる良い。「業界の中で彼女を応援する人たちは大勢います」(前出・テレビ局関係者)。

関連キーワード

関連記事

トピックス

違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《美女をあてがうスカウトの“恐ろしい手練手管”》有名国立大学に通う小西木菜容疑者(21)が“薬物漬けパーティー”に堕ちるまで〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者と逮捕〉
NEWSポストセブン
キャンパスライフを楽しむ悠仁さま(時事通信フォト)
悠仁さま、筑波大学で“バドミントンサークルに加入”情報、100人以上所属の大規模なサークルか 「皇室といえばテニス」のイメージが強いなか「異なる競技を自ら選ばれたそうです」と宮内庁担当記者
週刊ポスト
前田健太と早穂夫人(共同通信社)
《私は帰国することになりました》前田健太投手が米国残留を決断…別居中の元女子アナ妻がインスタで明かしていた「夫婦関係」
NEWSポストセブン
復興状況を視察されるため、石川県をご訪問(2025年5月18日、撮影/JMPA)
《初の被災地ご訪問》天皇皇后両陛下を見て育った愛子さまが受け継がれた「被災地に心を寄せ続ける」  上皇ご夫妻から続く“膝をつきながら励ます姿”
NEWSポストセブン
子役としても活躍する長男・崇徳くんとの2ショット(事務所提供)
《山田まりやが明かした別居の真相》「紙切れの契約に縛られず、もっと自由でいられるようになるべき」40代で決断した“円満別居”、始めた「シングルマザー支援事業」
NEWSポストセブン
武蔵野陵を参拝された佳子さま(2025年5月、東京・八王子市。撮影/JMPA)
《ブラジルご訪問を前に》佳子さまが武蔵野陵をグレードレスでご参拝 「旅立ち」や「節目」に寄り添ってきた一着をお召しに 
NEWSポストセブン
1990年代にグラビアアイドルとしてデビューし、タレント・山田まりや(事務所提供)
《山田まりやが明かした夫との別居》「息子のために、パパとママがお互い前向きでいられるように…」模索し続ける「新しい家族の形」
NEWSポストセブン
新体操「フェアリージャパン」に何があったのか(時事通信フォト)
《代表選手によるボイコット騒動の真相》新体操「フェアリージャパン」強化本部長がパワハラ指導で厳重注意 男性トレーナーによるセクハラ疑惑も
週刊ポスト
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【国立大に通う“リケジョ”も逮捕】「薬物入りクリームを塗られ…」小西木菜容疑者(21)が告訴した“驚愕の性パーティー” 〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン
国技館
「溜席の着物美人」が相撲ブームで変わりゆく観戦風景をどう見るか語った 「贔屓力士の応援ではなく、勝った力士への拍手を」「相撲観戦には着物姿が一番相応しい」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【20歳の女子大生を15時間300万円で…】男1人に美女が複数…「レーサム」元会長の“薬漬けパーティ”の実態 ラグジュアリーホテルに呼び出され「裸になれ」 〈田中剛、奥本美穂両容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン
前田亜季と2歳年上の姉・前田愛
《日曜劇場『キャスター』出演》不惑を迎える“元チャイドル”前田亜季が姉・前田愛と「会う度にケンカ」の不仲だった過去
NEWSポストセブン