映画の撮影だった
それでも、胸に秘め続けていて、まだ果たせていない夢もあるという。前出の芸能関係者は「役所さんは、米国ハリウッドのクリント・イーストウッド(92才)のような俳優兼監督を目指しているようです」と話す。たしかに、2009年には映画『ガマの油』を監督して、2016年には故郷長崎の長崎バス創立80周年・運転者募集CMで監督・主演もして、話題になったことがあった。
1年前の『TAMA映画賞』で最優秀男優賞に輝いた授賞式では、今後の目標について「もう、いいじいさんになってきたので、じいさんのロードムービーがやりたいんです」と答えていた。
ヴェンダース監督といえば、1974年から1976年にかけて名作『さすらい』など“ロードムービー三部作”を製作したことで有名。今作の撮影期間中に、同監督からロードムービーの作り方も教わっているのだろうか。
役所の今後は、渋谷のトイレの新作を含めて、まだまだ世に大きな影響を与え続けていきそうだ。
本物の清掃員のよう
ドイツの名匠がメガホンをとる
活躍が続く