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話題の「女性用風俗店」誕生は1980年代初期 “話を聞いてほしいだけ”の利用者も

女性用風俗の歴史は長い(写真はイメージ)

女性用風俗の歴史は長い(写真はイメージ)

 風俗店は男性が利用するイメージが強いが、昨今は「女性用風俗店」が賑わいを見せているという。昨年末には、ある女性芸能人の風俗店利用を印象付けるLINEが流出。より一層その存在に注目が集まっている。変わりゆく女性の風俗事情を追った──。

 国民的女性アイドルグループ元メンバー・Aの“秘密”に、驚きの声があがっている。事の発端は2022年12月24日にインターネット上に流出した、Aの知人のLINEだった。

「それは、Aさんの知人男性B氏が彼女に『女性用風俗店』を紹介し、その後、彼女からB氏に届いたお礼のLINEでした。感想を聞かれたAさんは《最&高》《泊まりたいぐらいです》《ちょっと延長します》と興奮気味に返信していました。

 B氏のLINEがなぜ流出したのかは判然としない点もありますし、Aさん本人のLINEなのかもハッキリしませんが、実際に『女性用風俗店』を利用している女性芸能人は少なくないそうです」(芸能関係者)

 別の芸能関係者が続ける。

「SNSが発達したことで、これまで以上に“遊び相手”を吟味しないといけない時代になりました。相手を間違うとすぐにプライベートをSNSに晒され、大炎上するリスクがありますからね。

 その点、女性用風俗店は秘匿性が高く、店側から漏れることはまずないというのです。アイドルや女優さんの中では、“この店のセラピストが上手”などの情報交換が秘密裏に行われているとか」

 一般的に「女性用風俗」は耳慣れない言葉のように聞こえるが、歴史は古く1980年代初期には誕生していたという。

「当時は限られた一部の人が利用していましたが、インターネットの発達により、掲示板などで情報交換ができるようになったことで、徐々に一般化していきました。女性用風俗店の存在が知れ渡り、信頼できる店の情報が集めやすくなったことが大きな理由ですね。いまでは風営法の許可を得た女性用風俗店が、全国に300前後あるとされています」(風俗業界に詳しいライター)

 Aをはじめ、多くの女性タレントが利用していると噂されるのは、全国に約80店舗を展開する『東京秘密基地』のグループ店だという。

 平均年齢28才のイケメンセラピストによる施術が受けられ、料金は70分1万円~となっている。利用するにはまずはホームページで好みのセラピストを選び、電話かインターネットで予約。ホテルや自宅で、施術を受ける。『東京秘密基地』代表の一条はじめさんが言う。

「女性と合流したら、セラピストがカウンセリングを行い、“したいこと”と“したくないこと”をヒアリングします。その回答に沿って、指圧やオイルマッサージを施します。その後、女性の反応を見ながら、時間をかけて刺激していきます。われわれはこれを“ファンタジーマッサージ”と呼んでいて、同時にセラピストが耳元で甘い言葉をささやくなど、女性の視覚や聴覚も刺激します。20代から60代まで、幅広い層にご利用いただいています」

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