東大も推薦入試を導入。ペーパーテストの価値は下がっているのか(時事通信フォト)

東大も2016年から推薦入試を導入した。写真は共通テストのときの東大前(時事通信フォト)

東大も推薦入試を導入 ペーパーテストの勉強だけではもうダメなのか?

──東大が推薦入試を取り入れるなど、受験の形式も多様化しています。これからはペーパーテストの勉強だけをしていてもダメなのでしょうか?

 AO入試や推薦入試が増えていて、もうペーパーテストの時代じゃない、みたいなことはメディアでよく言われていますね。実際、大学入学者全体で見ればそうなのですが、日本のいわゆる「いい大学」に入りたい場合、依然としてペーパーテストが本流です。

 たとえば現状、東大の推薦入試は合格人数が非常に少なく、ハードルも非常に高いです。もちろん、高校時代に何か学術研究に取り組んだような人たちが報われるのは素晴らしいことだと思いますが、狙ってやれるものでもありません。京大、一橋、東工大、地方の旧帝国大学なども同様です。また、早稲田、慶應の看板学部は、付属高校から上がってくる内部生の成績優秀者と、ペーパーテストの一般受験が主流です。つまり、みんなが行きたいと思う、こうした日本のトップティアの大学に関しては、じつは昔とほとんど変わっていません。

 中堅の私立大学などではペーパーテスト以外の入学方式が増えていますから、高校の成績を良くして推薦で狙ったりするのも大いにありでしょう。しかし、日本のトップティアの大学群は、これからも伝統的なペーパーテスト一発勝負が、良くも悪くも続いていくと思います。

関連キーワード

関連記事

トピックス

元旦に離婚を発表した吉岡美穂とIZAM(左・時事通信フォト)
《3児の母・吉岡美穂がIZAMと離婚》夫のために「“鬼嫁キャラ”を受け入れた妻の想い」離縁後の元夫婦の現在
NEWSポストセブン
2026年1月2日、皇居で行われた「新年一般参賀」での佳子さま(時事通信フォト)
《礼装では珍しい》佳子さまが新年一般参賀で着用、ウエストまわりに“ガーリー”なワンポイント 愛子さまは「正統的なリンクコーデ」を披露
NEWSポストセブン
イスラム組織ハマスの元人質ロミ・ゴネンさん(イスラエル大使館のXより)
「15人ほどが群がり、私の服を引き裂いた」「私はこの男の性奴隷になった…」ハマスの元人質女性(25)が明かした監禁中の“惨状”
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
〈抜群のスタイルとルックスが一変…〉中国人美女インフルエンサーが示唆していた「潘親方(特殊詐欺グループのボス)」との“特別な関係”とは《薬物検査で深刻な陽性反応》
NEWSポストセブン
2020年に英王室から離脱したヘンリー王子とメーガン夫人(時事通信フォト)
「とんでもない赤字だ」メーガン夫人、4年連続「嫌われセレブ」1位に…金欠報道の“深刻度”
NEWSポストセブン
立川志らく氏(左)と貴乃花光司氏が語り合う
【対談・貴乃花光司氏×立川志らく氏】新大関・安青錦に問われるものとは?「自分の相撲を貫かなければ勝てません」“師匠に恵まれた”ことも一つの運
週刊ポスト
SNS上で拡散されている動画(Xより)
「“いじめ動画”関係者は始業式に不参加」「学校に一般の方が…」加害生徒の個人情報が拡散、YouTuberが自宅突撃も 県教委は「命にかかわる事態になりかねない」《栃木県》
NEWSポストセブン
女優・羽野晶紀と和泉元彌の母の節子さん(右・時事通信フォト)
《女優・羽野晶紀“嫁姑騒動”から24年目 の異変》元日に公開された和泉節子さんとの写真から伝わる「現在の距離感」
NEWSポストセブン
命に別状はないとされている(TikTokより)
「クスリ漬けにされていたのでは」変わり果てた姿で発見された中国人インフルエンサー、薬物検査で陽性反応…肺感染症などの診断も【カンボジアの路上でホームレス状態で見つかる】
NEWSポストセブン
SNS上で拡散されている動画(Xより)
【栃木県・県立高校で暴行動画が拡散】学校の周りにインフルエンサーが殺到する事態に…県教育委は「命にかかわる状況」 弁護士は「典型的ないじめの構図」と指摘
NEWSポストセブン
中居の近影をキャッチ(2025年12月下旬)
《ゴルフ用ウェアで変装して百貨店に…》中居正広、外出頻度が増えている 表舞台では“盟友たち”が続々言及する理由
NEWSポストセブン
16年ぶりに写真集を出す皆藤愛子さん
16年ぶり写真集発売の皆藤愛子 「少し恥ずかしくなるくらいの素の姿や表情も、思い切って収めていただいています」
週刊ポスト