大学受験一覧

【大学受験】に関するニュースを集めたページです。

育児も出産もひとりきりという小倉優子
小倉優子の早大受験“新キャラ”獲得はメリットだらけ 落ちても高まるタレント価値
 来春の早稲田大学教育学部進学を目指して受験勉強に取り組み、その様子がTBS系バラエティ番組『100%!アピールちゃん』で密着されている小倉優子(38才)。3児の母として子育て中でもある小倉は、ブログやインスタグラムで子供たちとの日常や手料理を公開しており、忙しい日々の中で勉強に勤しんでいる姿が垣間見られる。 かつては“こりん星”からやってきた“りんごももか姫”という設定の“不思議ちゃんキャラ”だった小倉だが、ここ数年は“ママタレント”として支持されるようになっている。「“ママタレント”にとって、ブログやSNSは自分の存在をアピールするための重要なツール。そこで一生懸命子育てに取り組んでいる姿を見せれば、世の母親たちの共感を得ることとなり、芸能活動に大きなプラスになっていきます。 ただ、ママタレントのSNSなどをチェックしているのは、実際に子育てに奮闘している女性が多く、表面だけのアピールだとすぐに嘘がバレてしまい、逆に叩かれることも多い。そういったシビアな目が向けられている中で、小倉さんは確実に支持を得ています。さらにインスタのフォロワーはここ最近で3万人も増えているし、今後もどんどん増えていきそう。ママタレントとしては“完璧”だと言えるかもしれませんね」(ネットメディア関係者) 2011年にヘアメイクアーティストの男性と結婚し、2人の子供が誕生するも、2017年に元夫の不倫が原因となり離婚。2018年には歯科医の男性と再婚し、2020年に第3子を出産。しかし、第3子妊娠中に夫と別居状態となった。エンタメ事情に詳しいライターの大塚ナギサ氏はこう話す。「夫婦関係にまつわる報道は、少なからずダメージもあったと思います。でも、早稲田大学受験挑戦を始めたことで、また注目度が高まるとともに、忙しい中で育児と仕事と受験勉強に取り組む姿が、新たな支持を生んでいる。“ママタレント”としてのイメージダウンを見事に回避したといえるかもしれませんね」 小倉の長男は有名難関小学校に進学。子供のお受験でもしっかりと結果を残している。「お受験は家族で取り組むものですが、それでもやはり幼い子供にとっては大きな負担になります。そういったなかで、今度は小倉さん本人が大学受験にチャレンジするのは、子供たちに勉強する姿勢を見せることにもなりますし、子供たちと一緒に大きな壁を超えていくことで得られるものも多いはず。そういった姿勢が、さらに同世代の母親たちの共感を呼び込んでいくのだと思います」(前出・ネットメディア関係者)他の番組からのオファーも増える?『100%!アピールちゃん』での密着は、約1年間の長期企画。これから受験本番までの約9か月間は、小倉の動向がつねに報じられることとなるだろう。「タレントの価値を計る指標として、ネットニュースになりやすいかどうかというものがあります。小倉さんの場合、ママタレとしてSNSでの動向が注目されているだけでなく、“受験キャラ”のイメージが乗っかったことで、さらにネットニュースになりやすくなった。小倉さんを起用すればネットニュースになっていい宣伝になるということで、他の番組からのオファーも増えるのではないでしょうか」(大塚氏) また、もしも早稲田大学に合格できなかったとしても、今回のチャレンジがその後の芸能活動にメリットをもたらす可能性も高い。「知的で真面目なイメージが定着することのメリットはとても大きいですね。仮に合格できずに番組企画が終わっても、再度受験にチャレンジして、SNSで発信していけば、“受験キャラ”として支持を増やしていくことも可能です。また、昨今は社会人が大学に入学して学び直すケースも増えており、小倉さんのような“社会人になってからの受験経験者”に対する需要も高まっていくでしょう。受験を目指す人々に向かって、いろいろな情報を発信していくこともできますし、間違いなく仕事の幅は広がると思います」(前出・ネットメディア関係者) 合否に関係なく、小倉のタレント価値は確実に高まっていくはず。育児と仕事と受験勉強を同時にこなすことは本当に大変だが、そのリターンは想像以上に大きいものとなりそうだ。
2022.05.09 16:00
NEWSポストセブン
育児も出産もひとりきりという小倉優子
小倉優子が早大挑戦 過去の受験企画は不合格ばかり、それでも芸能人が受験する事情
 早稲田大学教育学部への進学を目指して、現在猛勉強中のタレント・小倉優子(38才)。その様子はTBS系『100%!アピールちゃん』で密着されており、3児の母でもある小倉は、育児と仕事の合間を縫って、真剣に受験勉強に取り組んでいる。「もちろん番組の企画ではあるのですが、だからといって収録のためだけに勉強をしているわけではなく、実際にプライベートの時間を割いて、週に20時間ほどを勉強に費やしているようです」(芸能関係者) 小倉のように、芸能人が大学受験にチャレンジし、その様子を番組などで密着するケースは少なくない。2018年にはロンドンブーツ1号2号の田村淳が青山学院大学を受験、その様子はABEMA(当時AbemaTV)の番組『偏差値32の田村淳が100日で青学一直線』で密着された。このとき、淳は不合格となったが、その後、慶應義塾大学通信教育課程に入学。さらに、同大学を退学した後、特別枠で慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科修士課程に進学した。 日本テレビ系『得する人損する人』では、2017年から2018年にかけて、オードリーの春日俊彰による東大受験挑戦の様子が密着されている。春日は一次試験となるセンター試験(当時)で東大受験の基準点に満たず、足切りとなった。 もう少し遡ると、1998年にはフジテレビ系『めちゃ×2イケてるッ!』の企画で、ナインティナインの岡村隆史が大学受験に挑戦した。高校卒業後、1年間浪人してから立命館大学に進学したものの、芸人としての活動が忙しくなり中退していた経緯のある岡村。番組企画では当初、筑波大学を受験しようとしたが、一次試験のセンター試験で足切りとなってしまう。志望校を早稲田大学第二文学部に変更したが、こちらも不合格となった。“ほかの受験生の邪魔”と批判されることも エンタメ事情に詳しいフリーライターの大塚ナギサ氏は、番組企画におけるタレントの大学受験についてこう分析する。「ある程度年齢を重ねてから大学に進学するケースは、芸能界でも珍しい話ではありません。ただ、番組企画として受験した場合に限ると、合格できないことがほとんどです。やはり、企画となると、あくまでも“仕事で勉強をしている”という感覚になり、本気度が薄れてしまうこともあるでしょう。勉強をしていても、カメラが回っていることが多く、あまり集中できず、学力を高めにくいということもある。さらに、話題性が先行して、“ほかの受験生の邪魔をしている”などと批判されてしまい、モチベーションを保つのも難しい。そういった事情が重なって、番組の難関大学受験企画は成功しにくいのだと思います」 では、合格する可能性が低いにもかかわらず、どうしてタレントの大学受験がバラエティー番組の定番企画となっているのだろうか。「バラエティー番組では、視聴者を長い期間にわたって楽しませることができる企画がつねに求められています。そういう意味で大学受験挑戦は、視聴者が受験するタレントを継続して応援する流れを作ることができるので、“計算できる企画”だと言えるでしょう。そして、最終的な結果がちゃんと出るというのも、番組を構成しやすい要素になっていると思います」(大塚氏) また、受験に挑戦するタレントにも大きなメリットがある。「勉強に取り組んで、成績が上がっていく様子を見せていけば、当然ながらポジティブな印象になりますし、仮に不合格になっても、“知的キャラ”として、新たな仕事を獲得できるチャンスも出てくる。もちろん、あまりにも勉強に対して不真面目だったり、まったく成績が上がらなかったりした場合は、批判の対象になるというリスクもありますが、少なくとも話題になるということは、タレントとしてとても重要。そして、受験勉強をすることで得られるものも大きいはず。仕事と勉強の両立は過酷ではありますが、タレントとしてのメリットは大きいですね」(テレビ局関係者) 4月11日に放送の『100%!アピールちゃん2時間スペシャル』で小倉は、現代文のセンター試験の過去問に挑戦し、50点満点中42点と早稲田大学教育学部の合格ラインをクリア。さらに、英単語200語の暗記も全問正解するなど、受験勉強が順調に進んでいる様子を見せた。早稲田大学合格は簡単なことではないが、本気で取り組む小倉の姿を見ると、その快挙も夢ではないと期待せずにいられない。
2022.05.02 16:00
NEWSポストセブン
「一般入試の人に負けないように…」推薦入試で大学に入った女性が意識したこと
「一般入試の人に負けないように…」推薦入試で大学に入った女性が意識したこと
 志望校合格のために勉強に明け暮れる人が大半の大学受験。だが、近年では推薦入試での入学者も増えている。文部科学省の資料によると、2000年度から2020年度の20年で、総合型選抜(旧AO入試)と学校推薦型選抜の推薦入試で入学した学生の割合は33.1%から48.8%に増加した。大学入学者の半分が推薦入試という時代になっているのだ。では、推薦入試で大学に入学した人は、その後の人生にどのような影響があるのだろうか。かつて推薦入試で大学に合格した30代女性に思いを聞いた。「私は高校も大学も推薦で入ったので、一般受験の経験がありません。あるとすれば就活の時でしょうか。自分で言うのも何ですが、コスパが良い進路だったと思います」 そう語るのは、公立高校から最難関私立大学に指定校推薦で合格し、現在は金融機関に勤める30代女性・Aさんだ。中高時代は何事にも積極的な子供だったという。「中学時代は生徒会会長と吹奏楽部、高校時代は吹奏楽部での活動に青春を捧げました。中学の成績は体育以外オール5、高校は評定平均4.8でした。コツコツ勉強するのは好きだったので、定期テストも特に苦痛ではありませんでしたね。高3時の模試ではMARCH(明治・青学・立教・中央・法政)に合格圏内レベルでした」(以下、Aさん) Aさんが推薦にこだわってきたのには理由があった。大学受験で志望校合格のために2年浪人した経験がある兄からの言葉が大きい。「兄が『一般だろうが推薦だろうが、入学した者勝ち』と言っていたんです。私もどこに入るかよりも、どこでもいいから浪人したくないと思ったので、まずは推薦狙いで、学区トップ校ではなく2段階くらい低い近所の学校に絞りました。学年での成績は常にトップ5以内を維持し、校内選考を無事通過。合格できた時はホッとしました」(Aさん) 大学入学後、Aさんは真面目に学生生活を送った。「私の成績次第で後輩の推薦枠がなくなると困るので、大学でも真面目に講義に出ました。留年や中退はもってのほかで、推薦枠が消滅することもあるそうです。一般受験の人は、普通に講義をサボる人も多くてびっくりしました。授業では、レポートは問題ありませんでしたが、英語力は一般受験の人より劣っていたと思います。行った大学にもよると思いますが、やっぱり、高校3年生の時に学校内のテストしか受けていないのと、競争で磨かれた学力には開きが出るのかなと思いました。私は周りの優秀な人たちに負けないように、大学では体育会のマネジャーとして選手をサポートしつつ、会計と英語の勉強をがんばりました」(Aさん)社会人になってから嫌味を言われたことも 就職活動の際には、大学受験が推薦だったか一般受験だったか尋ねてくる企業もあったという。「エントリー段階や面接で、数社に受験方式を聞かれることがありました。推薦だと選考不利になるのかどうか、ある企業の人事の方に質問すると、『参考程度なので……』という答えでした。たとえ影響があったとしても、今さらどうにもならないので、中高時代から継続して努力してきたことをアピール。それが功を奏したのか、その企業では内定が出ましたし、筆記試験の成績が良かったともほめられました。 あくまで個人の経験ですが、推薦入学で不利になることはないように思います。むしろ、学校を休まないとか、ものごとに対して真面目に取り組むといったことは評価されると聞きました」(Aさん) しかしAさんは社会人になり、話の流れで自分が推薦入学だったことを明かすと、嫌味を言われたこともあったという。「『なんだ推薦か、挫折知らずで羨ましい』とか、『学校行ってれば受かるやつ?』『勝負から逃げたいタイプか』など、推薦を小バカにするような人には会ったことがあります。確かに一般受験の人たちは、私には計り知れない努力もしたんだろうと思いますけど、兄の言う“入った者勝ち”じゃないですか。私だって、真面目に勉強してきたのは当然ですし、学校内でトラブルを起こさないとか、勉強に加えて注意して生活してきた自負はあります」(Aさん) 受験勉強を経験していないことから、「楽」だと思われがちな推薦入学者。だが実際には、高校時代に継続的な努力が前提で、大学入学後には“母校の看板”という重圧もある。今後、少子化の進行で推薦入試で入学者を確保する大学も増えることが想定される。推薦入学のほうが多数派という時代は、すぐそこまで来ているのだろう。
2022.04.29 16:15
マネーポストWEB
小室圭氏と眞子内親王は会見で何を語るのか
「あと5点」不合格の小室圭さんに浪人経験者から同情集まる 「責めないであげて」の声
 秋篠宮家の長女・眞子さん(30)の夫・小室圭さん(30)が受験していた2度目のニューヨーク州司法試験の合格者リストが発表され、「Kei Komuro」の名前がなく、不合格だったことに心配の声が広がっている。2度目の不合格で、小室夫妻の今後のニューヨーク生活にも影響が出る可能性がある。 この事態にネット上では議論百出。受験準備や計画性をめぐって批判が上がる一方、「さすがにかわいそう」「頑張った結果だからしょうがない」といった同情の声も多い。 なかでも敏感に反応したのが、大学受験に敗れたばかりの浪人生たちである。〈浪人だから小室圭のニュースが身に染みる〉〈わいは何回受験に失敗して浪人を重ねても晒されないし、親戚以外からは叩かれないから、小室圭さんには同情するよ〉〈小室さんと一緒に浪人頑張ります〉といった声があがっていた。 自らの過去と重ね合わせた人も多いようだ。〈浪人中私はけっこうメンタルをやられており、劣等感や被害妄想に苛まれていたので、日本中に合否をうんぬんされる状況で生活している小室圭さんをそれだけで尊敬します〉〈小室圭さんについての報道、他人に一世一代の試験の合否をやいのやいの言われてる様を見るのはすっごいしんどいしクるな。浪人経験者としては〉 2年の浪人生活を経て、志望校ではない中堅私立大学に進んだ経験を持つ31歳男性は、「我が事のようで胸が痛む」と言う。「浪人生活からもう10年が経ちますが、今でもたまに受験に落ちる夢を見ますし、トラウマは消えていません。小室さんのニュースを見て、自分が受験に落ちた後、周りの反応が気になって外に出かけられなくなったことを思い出しました。親戚の集まりに行けなかったし、成人式も欠席しました。 大学受験と海外の司法試験では事情が違うでしょうが、多くの人にそのことを知られているのはどんな気持ちだろうかと考えるだけで辛くなります。小室さんをめぐってはさまざまな問題があることは分かりますが、どうか合否をめぐっては責めないであげてほしいです」 NHKによると、小室さんは、日本で勤務していた弁護士事務所の所長に「合格点に5点足りず、とても無念です」「次は7月に挑戦します。しっかり頑張ります」と伝えたという。3度目のチャレンジで、合格を手にできるか。
2022.04.15 19:00
NEWSポストセブン
4月1日生まれは損? 私たちが「○月○日生まれ」の誕生日を嘆くワケ
4月1日生まれは損? 私たちが「○月○日生まれ」の誕生日を嘆くワケ
 誰にとっても誕生日は特別な日。誕生日が同じ有名人に親近感を抱いたことがある人は多いだろう。ただ、誕生日の日付によっては“損”を感じることもあるようだ。どういうことか。リアルな声を集めてみた。 1月1日生まれのヒロミさん(50代/女性)は毎年、元日が誕生日であることを残念に思ってきたという。「年末年始に誕生日を迎える人あるあるかもしれませんが、子供の頃は、誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントは合わせて1個。クリスマスには何ももらえず、元日にプレゼントを渡され、お年玉はナシ。『プレゼントをあげたから、お年玉はいいでしょ?』と言われて親に抗議するも、怒られて終わるのがオチでした。 大人になっても良いことはありません。我が家は元日に親戚一同が集まりますが、まず私の誕生日のことが話題になり、やがて酔っ払った親戚が『○歳になるけど、結婚しないの?』『いい人はいないの?』などと言い出すのでウンザリ。誕生日に楽しい思い出はありません」(ヒロミさん) 元日やクリスマスの前後が誕生日だと、プレゼントをまとめられてしまうのは、いかにもありがちな話。ただクリスマスが誕生日なのは、元日よりはマシなのかもしれない。 12月25日生まれのヨシノブさん(40代/男性)はいう。「確かに誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントは一緒でしたが、誕生日会はある意味、盛大でした。クリスマス会だけど自分の誕生日会でもある、みたいな。ただ、バースデーケーキはいつもクリスマスケーキと兼用でしたし、誕生日を選べるなら別の日が良かったです」(ヨシノブさん)2月21日、8月31日… 何も知らなければ、まったくピンとこないのは「2月21日」だ。その日に生まれたヒロキさん(40代/男性)はいう。「高校受験と大学受験の試験日が2月21日でした。大学受験は1浪したので、誕生日のお祝いが3回、受験で潰れたかたちです。中学受験の時は2月21日が合格発表で、結果は不合格だったので誕生日を“呪い”ました。去年の2月21日は娘が高校受験で、私の誕生日どころではなく、誕生日が受験シーズンなのは損だと思います」(ヒロキさん)「損だったのは子供の頃だけですが……」と語るのは、8月31日生まれのトモミさん(30代/女性)だ。「小学生の頃はクラスの子を呼んで誕生日会とかやるじゃないですか。でも私の誕生日は夏休みの最終日で誕生日会どころでなく、せっせと宿題をやっていた記憶ばかり。宿題を手伝ってもらったのを誕生日プレゼント代わりにされたこともありました」(トモミさん) 誕生日ネタの“鉄板”は2月29日。4年に1回しか誕生日はこないが、1972年2月29日生まれのルイさん(50代/男性)は誕生日がその日で良かったという。「友達に『お前は今年、誕生日ナシ!』とからかわれたり、イヤなこともありました。けれども、絶対に覚えてもらえます。冗談で『4年で1歳しか年を取らない』とか、話すネタに詰まった時は誕生日の話をすると盛り上がるので、親には感謝しています」(ルイさん)「娘が不憫」と嘆くワケ ヒロシさん(40代/男性)は、現在9才の娘が4月1日生まれ。日本の学校では一学年は4月2日生まれから翌年の4月1日生まれで構成されるため、同学年で一番遅い誕生日となる。「出産予定日は4月半ばだったのに、4月1日に生まれてしまったんです。知り合いの病院だったので『4月2日生まれにして』と言ったら、『それは無理』とあっさり却下。想定していたより学年が1つ上になりました。2才で保育園に入れましたが、同じクラスにはすぐに3才になる子もおり、体格差は明らか。運動会でも学芸会でもウチの子だけ出来ないことが多く、娘はいつも泣いていました。 友達との誕生日会もなかなか実現しません。4月1日は春休み中で、学年も変わるタイミングなので声を掛けにくく、いつまで経っても出来ずじまい。エイプリルフールということもあり、“今日が誕生日”だと言っても本気にしてもらえないこともあるようです」(ヒロシさん) これだけでもかなり気の毒だが、そこにヒロシさん個人の事情が拍車をかける。「今年4月の転勤から単身赴任が決まりました。娘も事情は理解していますが、誕生日の日から父親がいなくなるのが辛いようで、妻と転勤の話をするとメソメソと泣き出してしまうんです。思い返せば、新年度初日はどうしても帰りが遅くなるので、まともに誕生日を祝ってあげられたことがほとんどなかった。 娘の将来を想像すると、免許を取れるのもお酒を飲めるようになるのも同級生たちの間で最後になる。仕方ないこととはいえ、不憫に思うのも事実です」(ヒロシさん) ……このように、密かに誕生日の日付に不満を抱いている人は少なくないもよう。普通に祝ってもらえる人は、もう少し感謝しても良いのかもしれない?
2022.04.01 15:15
マネーポストWEB
【動画】悠仁さま、3年後の大学受験「ご学友と一緒に東大」計画も
【動画】悠仁さま、3年後の大学受験「ご学友と一緒に東大」計画も
 3月17日、筑波大学附属高校で開催された新入生向けの『入学準備会』に参加された悠仁さまと紀子さま。 筑附高に向かう途中には、悠仁さまと一緒に、お茶の水大学附属中から筑附高に進学する男子生徒と親しげに話す様子も見られました。 3年後には、大学受験に挑む悠仁さま。 紀子さまの悲願は東大入学だといわれています。 宮内庁関係者は「せっかく中高で培われたこのご学友との関係を継続しないのは大変もったいないことです。ここまできたら、同じ大学への進学を目指されるのではないでしょうか」とコメントしています。【↑ 上の写真クリックで動画へ】
2022.03.31 07:00
NEWSポストセブン
お茶の水中から徒歩で筑附高へ紀子さまと悠仁さまらが向かわれた
悠仁さま「私服通学」の高校へ進学 気になる通学ファッション
 秋篠宮家の長男・悠仁さまが、この4月から筑波大学附属高校(筑附高)に進学される。すでに3年後の大学受験と東大進学の可能性まで取り沙汰されているが、目下気になるのは、悠仁さまご本人が「どのような高校生活を送られるのか」だ。 筑附高は、東大合格者を多数輩出する全国屈指の進学校でありながら、いわゆる「ガリ勉」のイメージはない学校として知られる。「自主・自律・自由」を掲げ、厳しい校則もない。たとえば、髪を染めたりパーマをかけたり、ピアスを開けたりするのも自由だという。また、生徒の興味関心を最大限尊重し、自主性を重んじる校風ゆえか、指定の制服も存在しない。つまり、通学は私服なのだ。 入学に先んじて、3月17日の午後、悠仁さまは紀子さまとご一緒に筑附高の「入学説明会」に出席された。午前中にお茶の水女子大学附属中学校の卒業式に参加された悠仁さまは学生服姿だったが、「説明会」に出席した他の生徒たちの中には、パーカーにジーンズといったカジュアルなファッションの生徒も目についた。「指定の制服はありませんが、個別にブレザーを調達して着ている人もいました。部活動に入っている生徒は、部のジャージやTシャツで生活している人が多かったですね。ファッションや外見にこだわりを見せ、ハイブランドのアイテムを持っているおしゃれボーイもいました。 女子の半分は”制服風のファッション”で、半分は私服といった具合でした。一部には茶髪&ミニスカ&ルーズソックスという“ギャルファッション”もいました」(20代の筑附高OB) 皇室行事などに出席されるとき、悠仁さまの服装はスーツ姿やブレザー姿というのがほとんどだ。中学校入学後は学生服ということが多かった。 こと私服となると、悠仁さまご本人のお誕生日や、秋篠宮さまのお誕生日に際して公開されるご近影に、たいてい「チェックの襟付きシャツ」という出で立ちでおさまっていらっしゃった。「お誕生日写真などは、服装が与えるイメージや季節感などに配慮して、紀子さまが選ばれることもあるようです。将来の天皇というお立場ではありますが、超高級品だとか、オーダーメイドのものといったことはありません」(宮内庁関係者) とはいえ、お立場上、悠仁さまがウインドウショッピングを楽しまれるわけにはいかない。「既製品がほとんどで、ユニクロといったファストファッションブランドのものも着用されているようです。購入の際はカタログから選ばれたり、百貨店の外商を利用したり、職員が買いに出ることが多いようですね」(前出・宮内庁関係者) しかしながら、「私服通学」とはいえ、悠仁さまが“個性派ファッション”に身を包まれるわけにはいかないようだ。 上皇陛下と70年来の親交がある織田和雄氏は、かつてNEWSポストセブンの取材に次のように明かしていた。「(上皇)陛下は皇太子時代から、いついかなる時でもネクタイを締めた洋風のスーツスタイルでした。(中略)私は陛下と葉山御用邸に泊まって一緒にお風呂に入りましたが、その後も陛下はきちんとスーツをお召しになっていました。普通、湯上りはくつろいだ服装で過ごしたいものですが、将来天皇となるご自覚と強い意志は、当時から服装にも表れていました」 前出の宮内庁関係者が続ける。「高校での生活は悠仁さまにとってプライベートにあたる部分ではありますが、皇室へのイメージ作りに加え、将来即位したときのことまで考えると、奇抜なスタイルというのはなかなか難しい。一方、高校生が毎日スーツというわけにもいかないでしょう。紀子さまのご意見も大きく反映されることと思いますし、そうなると『襟付きチェックシャツ』というのが現実的な選択肢になると思います」 ファッションの面では、悠仁さまが「自由な校風」を満喫される、というわけではないようだ。
2022.03.30 05:00
NEWSポストセブン
お茶の水中から徒歩で筑附高へ紀子さまと悠仁さまらが向かわれた
悠仁さま、3年後に待ち受ける大学受験 「ご学友と一緒に東大進学」計画も
「皇居に入られる悠仁さまは、車の窓を開けてお手振りをされていました。これまであまり見られなかった光景です。中学を卒業され、数年後には成年皇族になられますから、少しずつ“皇族としての振る舞い”をされる機会も増えていくのでしょう」(皇室記者) 悠仁さまは3月18日、卒業のご挨拶のために天皇皇后両陛下や、上皇ご夫妻のもとを訪れた。その前日、秋篠宮ご夫妻と悠仁さまは、朝早くにお茶の水女子大学附属中学校に足を運ばれ、卒業式に出席された。「休校になったときもありましたが、その中でさまざまな経験をして充実した3年間になったと思います」 卒業式直前、記者から中学3年間の思い出を尋ねられた悠仁さまは、そう明かされた。卒業式が終わったのは正午少し前。秋篠宮さまを乗せた車は赤坂御用地へと戻ったが、その車内に紀子さまと悠仁さまのお姿はなかった。「その日の午後、悠仁さまが進学される筑波大学附属高校(筑附高)で、この4月に入学する新入生向けの『入学準備会』が開かれる予定でした。お茶の水中と、筑附高は道を挟んで目と鼻の先。一度宮邸にお帰りになるのもお手間だったのでしょう」(前出・皇室記者) 午後1時40分過ぎ、お茶の水中の門を出られた紀子さまと悠仁さまは、横断歩道を渡り、筑附高へと徒歩で向かわれた。濃紺の学生服姿の悠仁さまは、大きな黒いリュックを背負われている。その横を歩かれる紀子さまも、濃紺のスーツ姿だ。 目を引いたのは、おふたりの目の前を、悠仁さまと同じ制服を着た男子生徒と、ベージュのトレンチコートを着た女性が歩いていたこと。筑附高の正門に到着すると、受付に書類を出し、門の中に入っていく。紀子さまが、前を歩く女性と談笑される姿も見られた。「悠仁さまは女子生徒から『ゆう』と呼ばれ、同級生たちとも関係を築かれていたそうです。その男子生徒は、悠仁さまと一緒にお茶の水中から筑附高に進学するのでしょう。親しげに話されていた様子から、紀子さまも、“ママ友”のおつきあいをされているということなのでしょう」(前出・皇室記者) 悠仁さまは高校進学にあたって「提携校進学制度」を利用され、設置経緯や制度の不透明さが波紋を呼んだ。「筑附高では、悠仁さま以外にも制度を使って進学してくる生徒がいるらしい、と持ちきりです」(筑波関係者) 悠仁さまの「ご学友」については、将来の天皇というお立場からも注目を集めてきた。「小学校時代に、周囲がそれとなく『ご学友』を差し向けたこともあったといいます。天皇は個人的な考えを公言できないお立場だからこそ、腹を割って話せるご学友が必要です。厚い信頼関係は、長い時間を共にすることで醸成されます。上皇陛下と天皇陛下は、初等科から学習院に通われたことで、かけがえのない生涯の友を得られました」(宮内庁関係者) だが悠仁さまの場合、大学までエスカレーター式に進学できない。3年後には、厳しい大学受験に臨まなければならない。そして、紀子さまの悲願は、悠仁さまの東大入学だといわれている。「せっかく中高で培われたこのご学友との関係を継続しないのは大変もったいないことです。ここまできたら、同じ大学への進学を目指されるのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者) 筑附高は毎年東大合格者を30人ほど輩出する進学校だ。また、東大には推薦入試の制度がある。「現状、全国の高校は4名まで東大に推薦できるルールで、推薦された生徒が試験に臨みます。ただ、学力がものを言う試験ではありません。面接や、課外活動の実績などが総合的に評価され、合格が決まります」(進学塾関係者) 3年後、悠仁さまにまた1つ試練が待っている。※女性セブン2022年4月7・14日号
2022.03.26 16:00
女性セブン
合格を祈り絵馬を奉納(イメージ、時事通信フォト)
高校受験浪人は是か非か 「止めたほうがいい」と受験のプロが断言する理由
 都立高校二次試験の合格発表があり、2022年4月入学へ向けた東京都の高校入試シーズンも終わりが見えてきた。定員に満たない都立高校はこれから三次募集があり、新入学への準備が東京都ではギリギリまで続けられる。その2022年入試では、みずからSNS発信をしている一人の有名人の子供が、高校受験浪人をしてしまうかもしれないと注目を集めている。俳人で著作家の日野百草氏が、高校受験で浪人をすることは現実的なのかについて、学習塾で長く講師を務める高校受験のプロに聞いた。 * * *「私立にしろ、都立にしろ、内申点(調査書点)は親御さんも受験生本人もある程度は把握しているはずです。いまは少子化もありますから上位層以外は『入れる高校』をすんなり受けて、高校生活に臨む、というのが一般的なのですが」 高校受験に精通する大手学習塾のベテラン室長が首を傾げる。女子プロレスラーでタレントのジャガー横田さんと医師で大学教授の木下博勝さんの長男、木下大維志さん(15)の高校受験、これまで6回の入試で不合格、「このままでは高校浪人」とネットユーザーが反応、大維志さんがインスタグラム上で反論するという一幕もあった。「大昔はナンバースクールに入るために高校浪人、なんて子も地方にはいましたけど、いまは大学受験で挽回できますからね、そもそも高校受験で無理することはないと個人的には思います」 かつてのバブル世代や団塊ジュニア世代などは受験倍率も高く、不明瞭な内申書にも苦しめられた人が多いかもしれないが、少子化と受験改革を経た現在は、以前ほど高校受験で苦しむ受験生は減っているという。また現在でも東京都と地方では受験システムに大幅な違いがある。本人が公立(都立)の全日制普通科に入学したければ、どこでもいいなら3次募集までで大方は入れるシステムになっている。いたれりつくせり、対策もとりやすい。「内申点は中学3年の1学期までの通知表でおおよそは把握できます。昔に比べて受験方式も多種多様ですが、基本は変わらず実力より上のチャレンジ校、実力通りの本命校、そして万が一のために滑り止め校と受けます。もちろんどうしても入りたい私立なら単願という手もありますし、都立志望ならランクを少し下げて安全策をとります。その辺は昔と変わりませんが、安全志向は強まっています」 補足するなら、「一般試験は推薦じゃないので試験だけ頑張ればいい」は昔の話で、ましてや「素行不良でも試験本番だけ高得点で極端な大逆転」は起きにくくなっている(とくに都立、もちろん絶対ではない)。内申点の比重はそれほどまでに大きくなっている。いまは少子化ですし、親も無理させません 2021年度の高校進学率は文部科学省調べで98.9%、日本のほぼすべての中学生が高校には進学する。もはや高校は実質的な義務教育と言ってもいい。「それなのに東京都の高校受験で6回も落ちるというのは本人のせいばかりではありません。確実に大人のせいでもあります」 大維志さんは6回の入試で不合格、高校受験でそれは素人目にも珍しく、有名人の子どもで親子揃って発信しているのもあるのだろうが、衆目を集めるのは仕方がないのかもしれない。「現代では珍しいですからね。1980年代後半、団塊ジュニアの受験戦争のころには手当たり次第に受けるって子もいましたけど、いまは少子化でそれなりのところには受かりますから、親も無理はさせません。内申点でおおよそはわかるわけですし。その子のことは詳しく知りませんが、よほど無理させているのでは」 無理ということは、実力に見合わない高校を受けている、受けさせているということか。「それもありますが、やはり内申点と見合わない部分もあるのでは。内申点の比重は年々高くなっていますから、上位校や中堅校では本番で点数(学力検査得点)をとっても合格できないというケースはあります」 室長の話はあくまで東京都の話で地域差はある。また偏差値の算定とそれによる受験校の選定は現場レベルではもっと複雑となるが本稿では平易に置き換える。確かに近年、東京都の内申点は国数英理社の主要五科目以上にその他の科目である音楽、美術、保健体育、技術家庭といった副教科が重視される傾向にある。「副教科と言っても9教科中の4教科なわけですから、このあたりの内申点が低いと不利になります。出来や優劣でそれほど下げられるような教科でもないので、いかに真面目に取り組むかという姿勢が求められます」 決して大維志さんが真面目に取り組んでいないとは言わないが、内申点が低いと本人も告白している通り、やはり身の丈以上の高校を受けてしまっていることが原因なのか。「そう思います。いまは2次募集も含め選択さえ間違わなければ、どこかの高校、とくに都立には必ず入れますから」 その2次募集も落ちたとされる。「2次募集でも甘く見てはいけません。事情があって高校の決まらなかった優秀な生徒をすくい上げるため、あえて前後期分割による後期募集を実施している高校もあります。そういった高校の中には一般入試(1次)より難しくなる高校もあります。ですから内申点が著しく低い場合、まして2次募集では『とにかく受かるところ』を選ぶのが普通です。2次募集でも50人以上の枠を設けている高校とかですね。都立ですと都心の品川区や大田区、世田谷区にもそうした全日制普通科の高校があります。倍率だけ見れば不人気ですが一等地にありますし交通も便利です。地方に比べれば東京都は選択肢の多い私立はもちろん、公立受験も恵まれているのです」何度も受験の機会がある。本当に東京の子は恵まれている 2022年の都立2次募集は71校で実施(島しょ除く全日制普通科は32校)、都立田園調布が2.30倍を記録した。元々の後期枠だが、運悪く決まらなかった中堅層が集中した結果だ。しかし室長の言う通り都心の都立高校でも倍率1倍を切るどころか、世田谷区の都立高校すら倍率が0.18倍という高校もある。そもそも32校中の23校は2次募集でも定員割れとなっている。全日制普通科でこれだ。都立の商業・工業高校ともなると2次募集21校中、定員割れが19校。都民の私立志向、普通科志向に加えて少子化に合わせた都立の統廃合が進んでいないという事情もあるが、選択肢も少なく「公立落ち即すべり止め私立」という地方の生徒、とくに上位中堅層でもない公立志向の生徒や親御さんにとっては羨ましい話かもしれない。「都立回帰とはいっても上位校や中高一貫校の話で、東京は基本的に私立優位ですからね。そもそも富裕層はもちろん中流家庭でも高校受験を避ける傾向にあります。幼稚園、小学校、遅くとも中学受験でエスカレーター式の有名校に入ります。それに私立高校の授業料が(実質的に)無償化されたので、以前は都立に行くような中堅下位の子も、偏差値は低くても施設が整っていたりスポーツで有名だったりする私立高校を受けるようになりました」 さらに東京都の受験生は恵まれていて、都立は3次募集まであり、選ばなければ都心の都立でも全入状態である。言い方が難く普通の受験生やその親御さんには縁のない話かもしれないが、東京都は公立の全日制普通科に行きたい子は3次募集の救済で絶対に行けるようにしている、と言ってもいい(著しくやむをえない事情がある場合は除く)。「2021年は都立51校(全日制)が3次募集をしました。はっきりいって、3次募集は受ければ全員受かります。実際にその2021年の3次募集は受験した子が全員、受かっています。まず落としません」 この取材の後、3月16日に2022年の都立高校3次募集が発表された。2次でも定員の埋まらなかった都立が主で、区内の全日制普通科だけでも14校333人の枠が設けられた。都下と実業系の都立を合わせれば区市町で定員枠は1278人にも及ぶ(すべて延べ学校数・人数)。例年の「ほぼ全入」状態を考えれば、普通に受験して落ちることはないだろう。「救済措置みたいなものですからね。何度も受験の機会があって、選ばなければ誰でも公立高校の全日制普通科に行ける、本当に東京の子は恵まれているのですよ」 それでも大維志さんは6回の受験で不合格、都立の3次募集を受けるべきだと思うが、受けなくとも高等学校卒業程度認定試験(いわゆる「高認」)という道もあるし、東京はそのためのサポート校も充実している。「これは私の意見ですが、大学受験で挽回できるわけで、親御さんは柔軟に考えてあげるべきだと思います。お医者様のお子さんとのことですが、お金もあるでしょうから医歯薬系の予備校に通わせることもできるでしょうし、医学部もお金や同窓生子弟枠などである程度はなんとかなる大学もあります。柔軟に考えてあげるべきでしょう」 もちろんお金でなんとかなるとはいっても裏口入学とかではなく、学費が数千万円を超える医学部へ進学できる家庭は限られるので、倍率も偏差値も医学部としては低い大学を目指せる、という可能性の話である。大維志さんは「頼むから殺してください」とインスタグラムに投稿したそうだが大丈夫、高校受験なんて通過点は死ぬほどのことじゃない。本番は大学受験でもいいし、学校に向いてないなら社会人としての成功でもいいはずだ。 都立の3次募集の出願日は3月22日。試験日(検査日)は3月25日で多くは国数英の3教科、一部都立は面接と作文で学力検査を実施しない。合格発表は3月28日、入学手続きは3月29日まで。本当にギリギリまで東京都は公立志望の子を受け入れようとする。こうした都立高校関係者の努力には頭が下がる思いだが、大維志さんは受けるのだろうか、受けないとすれば、あまりにもったいないと思うのだが。 最後に、大維志さんに限らずこういった子に対しての受験指導のプロとしてアドバイスはあるか。「いまどき高校浪人だけは止めたほうがいいです。何度も言いますが大学受験で挽回できますから、最低限の高校進学(もしくはそれに準じる高認など)だけはしたほうがいい。どうしても受験生の中には意地になってしまい高望みをやめられないまま追い詰められる子もいます。受験しているだけなのに『偏差値の高い高校を受ける自分は賢い』という勘違いに陥る子もいます。優秀な親の中には『自分の子がこんな高校しか入れないなんて』と現実を受け入れられない親もいます。親御さんのお子さんに対する現状認識が大切で、(大学受験を前提とするなら)高校3年間、もしくは高認で挽回を目指す、という長い目でお子さんの将来を見てあげて欲しいですね」【プロフィール】日野百草(ひの・ひゃくそう)日本ペンクラブ会員。出版社勤務を経てフリーランス。社会問題、社会倫理のルポルタージュを手掛ける。
2022.03.19 07:00
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4月1日生まれは損? 私たちが「○月○日生まれ」の誕生日を嘆くワケ
4月1日生まれは損? 私たちが「○月○日生まれ」の誕生日を嘆くワケ
 誰にとっても誕生日は特別な日。誕生日が同じ有名人に親近感を抱いたことがある人は多いだろう。ただ、誕生日の日付によっては“損”を感じることもあるようだ。どういうことか。リアルな声を集めてみた。 1月1日生まれのヒロミさん(50代/女性)は毎年、元日が誕生日であることを残念に思ってきたという。「年末年始に誕生日を迎える人あるあるかもしれませんが、子供の頃は、誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントは合わせて1個。クリスマスには何ももらえず、元日にプレゼントを渡され、お年玉はナシ。『プレゼントをあげたから、お年玉はいいでしょ?』と言われて親に抗議するも、怒られて終わるのがオチでした。 大人になっても良いことはありません。我が家は元日に親戚一同が集まりますが、まず私の誕生日のことが話題になり、やがて酔っ払った親戚が『○歳になるけど、結婚しないの?』『いい人はいないの?』などと言い出すのでウンザリ。誕生日に楽しい思い出はありません」(ヒロミさん) 元日やクリスマスの前後が誕生日だと、プレゼントをまとめられてしまうのは、いかにもありがちな話。ただクリスマスが誕生日なのは、元日よりはマシなのかもしれない。 12月25日生まれのヨシノブさん(40代/男性)はいう。「確かに誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントは一緒でしたが、誕生日会はある意味、盛大でした。クリスマス会だけど自分の誕生日会でもある、みたいな。ただ、バースデーケーキはいつもクリスマスケーキと兼用でしたし、誕生日を選べるなら別の日が良かったです」(ヨシノブさん)2月21日、8月31日… 何も知らなければ、まったくピンとこないのは「2月21日」だ。その日に生まれたヒロキさん(40代/男性)はいう。「高校受験と大学受験の試験日が2月21日でした。大学受験は1浪したので、誕生日のお祝いが3回、受験で潰れたかたちです。中学受験の時は2月21日が合格発表で、結果は不合格だったので誕生日を“呪い”ました。去年の2月21日は娘が高校受験で、私の誕生日どころではなく、誕生日が受験シーズンなのは損だと思います」(ヒロキさん)「損だったのは子供の頃だけですが……」と語るのは、8月31日生まれのトモミさん(30代/女性)だ。「小学生の頃はクラスの子を呼んで誕生日会とかやるじゃないですか。でも私の誕生日は夏休みの最終日で誕生日会どころでなく、せっせと宿題をやっていた記憶ばかり。宿題を手伝ってもらったのを誕生日プレゼント代わりにされたこともありました」(トモミさん) 誕生日ネタの“鉄板”は2月29日。4年に1回しか誕生日はこないが、1972年2月29日生まれのルイさん(50代/男性)は誕生日がその日で良かったという。「友達に『お前は今年、誕生日ナシ!』とからかわれたり、イヤなこともありました。けれども、絶対に覚えてもらえます。冗談で『4年で1歳しか年を取らない』とか、話すネタに詰まった時は誕生日の話をすると盛り上がるので、親には感謝しています」(ルイさん)「娘が不憫」と嘆くワケ ヒロシさん(40代/男性)は、現在9才の娘が4月1日生まれ。日本の学校では一学年は4月2日生まれから翌年の4月1日生まれで構成されるため、同学年で一番遅い誕生日となる。「出産予定日は4月半ばだったのに、4月1日に生まれてしまったんです。知り合いの病院だったので『4月2日生まれにして』と言ったら、『それは無理』とあっさり却下。想定していたより学年が1つ上になりました。2才で保育園に入れましたが、同じクラスにはすぐに3才になる子もおり、体格差は明らか。運動会でも学芸会でもウチの子だけ出来ないことが多く、娘はいつも泣いていました。 友達との誕生日会もなかなか実現しません。4月1日は春休み中で、学年も変わるタイミングなので声を掛けにくく、いつまで経っても出来ずじまい。エイプリルフールということもあり、“今日が誕生日”だと言っても本気にしてもらえないこともあるようです」(ヒロシさん) これだけでもかなり気の毒だが、そこにヒロシさん個人の事情が拍車をかける。「今年4月の転勤から単身赴任が決まりました。娘も事情は理解していますが、誕生日の日から父親がいなくなるのが辛いようで、妻と転勤の話をするとメソメソと泣き出してしまうんです。思い返せば、新年度初日はどうしても帰りが遅くなるので、まともに誕生日を祝ってあげられたことがほとんどなかった。 娘の将来を想像すると、免許を取れるのもお酒を飲めるようになるのも同級生たちの間で最後になる。仕方ないこととはいえ、不憫に思うのも事実です」(ヒロシさん) ……このように、密かに誕生日の日付に不満を抱いている人は少なくないもよう。普通に祝ってもらえる人は、もう少し感謝しても良いのかもしれない?
2022.03.01 15:15
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受験生が切り付けられた現場を調べる捜査員ら。逮捕された少年は在籍する高校の偏差値を叫んでいたという(時事通信フォト)
東大理IIIという別世界 秀才であるがゆえに抱えるリスクとは
 新型コロナウイルスオミクロン株の拡大により濃厚接触者の入試方法が変更されるなど注目を集めていた2022年の大学入学共通テストは、初日に起きた東京大学前の刺傷事件によって、別の関心も集めることとなった。殺人未遂で現行犯逮捕された名古屋市在住の私立高校2年生の少年は事件の目撃者によれば、事件時に高校の偏差値や「僕は来年東大を受けるんです」と叫んでいたという。警察で「医者を目指し東大(理III)に入りたかったが、約1年前から成績が振るわず自信をなくした」と話していることが報じられ、動機と起こした事件のちぐはぐさに驚かされた人も多いだろう。俳人で著作家の日野百草氏が、東大に入ることを当然と考える子供たちがどんな心の闇を抱えるリスクを背負うのか探った。 * * *「東大に入れなければ負けです。極端ですが日本のトップ校の子というのはそういうものです。とくに理IIIは別格です」 そう言ってのけるだけのトップ校を卒業した教育関連企業のベテラン室長が語る。「日本のトップ校というのは田舎の公立進学校の話ではありません。本当に日本のトップ、選ばれた子供たちが通う学校のことです」 それは開成、灘、筑波大学附属駒場(以下、筑駒)、桜蔭、ラ・サール(鹿児島)、麻布、東大寺、洛南、甲陽学院、東海(愛知)といったテレビでもお馴染み、全国区のトップ私学だという。東大、まして理IIIとなるとこうした中学から(高校入学もまれにある)一貫校に入る道を選ぶことが多い。もちろん地域によっては地元公立のナンバースクール以外選択肢のないところもある。本稿では便宜上、東大に入ることが当然のような日本の最上位層の私学を「トップ校」としている。「日本でトップを競う子たちです。口には出さずとも小中時代は誰もが東大、とくに理IIIを目指します。東大生は珍しくもありませんが、理IIIとなると別です」 あえて平易に書くが、東大の理III(理科III類)とはいわゆる東大医学部のこと。日本国の受験でもっとも難しいとされている。実際、日本の大学受験の最高偏差値は常に理IIIである。定員はわずか100人。「勉強で勝ち続けた受験エリートが集まる学校ですから、できれば一番偏差値の高い大学の、一番偏差値の高い学部に入りたい、それが理IIIなわけです。プロ野球とかと同じ構図ですね」 なるほど、確かにプロ野球も強豪校には少年野球のエリートが来る。その中でプロになる子は一握りどころかひとつまみ、東大理IIIも毎年の合格者が約100人と考えればプロ野球も全12球団で毎年約120人(例外あり)がドラフトに掛かるわけで、そのジャンル別の難易度はともあれ数字の上では似ているかもしれない。「はい。野球やサッカーのエリートがプロを目指すように、受験のエリートは理IIIを目指します。あくまで最初は、ですが」秀才かつ受験に特化した訓練と対策をした人しか東大理IIIは入れません 素朴な疑問だが野球やサッカーのエリートはプロを目指す、理IIIということは医者を目指すのだろう。ごく一部には医師免許を持たずに研究者を目指す場合もあるが、ほとんどは医者になる。理III入試という日本で一番難しい試験に合格することと医者になることは命題が違うような気がするのだが、どうか。「いえ、トップクラスの子たちにとっては医者より理IIIなんです。親や学校からずっと思い込まされてきた子たちです。洗脳と言っても構いません」 洗脳とは穏やかでないが、親にそのつもりがなくとも、そうした学校や環境で自然とそう思い込んでしまう子もいるのかもしれない。だが、程度の差はあれそれくらいの「受験マシーン」にならなければ日本のトップ校、まして日本の受験上位100人とされる理IIIには入れないのだろうか。「違います。それでも入れないんです。いや、受けるレベルに達しない。よく『勉強しない秀才が入った』なんて話がありますが実際はどうか」 極稀にニュースでスポーツなど他のことも成し遂げながら理IIIに入れてしまう子などが話題になるが、レアケースだからこその全国ニュース。受験業界からすれば、何十年も関わってきた関係者からすれば一般的な現実は違う、ということだろう。本旨ではないのでエクスキューズに留めるが、世の中には何もかも自然に記憶できてしまう特殊な人もいる。「東大というだけならそういう子もいますが、理IIIとなると別です。(経験上は)秀才かつ受験に特化した訓練と対策をした人しか入れません。その上で受験の向き不向きがある、ともいえます。極端な向き不向きで理III受験に向いているような子、それを『才能』と言う人はいるかもしれませんが」 日本中の子供は中学であれ、高校であれほぼ全員が受験を経験しているだろう、理IIIに入るのがその世代の受験上位100人余(多世代から入る浪人もいるだろうが)と考えれば恐ろしいほどの狭き門。ましてやその毎年合格者の3割から5割近くを占めるとされる筑駒、灘、開成、桜蔭の子たちは受験における「究極」だろうか。それにしても受験に「向き不向き」とは面白い話。「おっしゃる通りその4校が日本では別格です。他のトップ校なら(理III は)数人出れば万々歳です。それすら凄い。田舎の公立進学校で1人出たら学校側も大喜びですよ。宣伝になります」 受験の価値観はさまざまだが、こと理IIIとなると問答無用にトップ中のトップ、正直、普通に生きていると別世界のように感じる。実際、別世界なのだろう。しかし先の言葉を借りるなら「洗脳」が溶けないままに、その合格者100人余に入れなかった、その前の段階で否定された子はどうなるのか。「これに限りませんが、普通は子供なりに軌道修正するじゃないですか。中学受験でふるい落とされて、高校受験でふるい落とされて、校内や予備校でふるい落とされて、どこかで『それなり』に落ち着きます。でもふるい落とされても洗脳が解けない、洗脳され続けてしまう、勝手に思い込んでしまう場合があります。その子次第、と言われればそれまでですが」 かけっこの速い子も、いずれ明確なタイムでふるい落とされる。受験も模試なり定期テストで点数は出る。こちらも明確な偏差値の輪切りで志望校を決めるわけで、理IIIも不合格はもちろん受けるに達しない、という結果が100mの持ちタイムと同様に突きつけられる。芸術や創作の世界は才能のあるなしを量るに難いが、数字の世界は残酷なほどに明確だ。「はい。だから怖いんです。それまで理IIIに行くはずと思い込んでいた受験エリートがその100人にはなれないと知ってしまう。洗脳がひどい場合や思い込みの激しい子だとおかしくなる子もいます。とくに学校のプレッシャーと家庭のプレッシャー、最近だとネットのプレッシャーの三方向で追い詰められた子は『それなり』に落ち着けなくなるのです」 極端で多くの大人からすれば異常に思えてしまうかもしれないが、ずっとそう思い込まされてきた子供、その期待に応えてきた子供からすれば「逃げ場」が無くなってしまうということか。またネットというのは匿名掲示板やSNSはもちろん、学校や塾の仲間で内々に作られるメッセンジャーアプリによるグループのことだろう。昔はなかったこうした情報の氾濫もまた、多感な思春期には堪えるかもしれない。「学校や教師によっては東大か医学部以外は負け、と考えるトップ校は普通にあります。私学も営利企業ですから理III合格者はいい宣伝になりますからね。それでも受験段階で多くはエリートとしての『それなり』に落ち着くのですが、そうなれない子は追い詰められます」 なんだか甲子園常連の野球エリート校のようだ。少年野球時代はエースで4番でも3年間スタンド応援というのは珍しくない。もちろん大半は『それなり』の進路に落ち着いたり、野球部を去っても別の夢に切り替えたりするが、不器用で真っ正直な子供によっては行き場をなくす、いや、生き場をなくしてしまう。真摯で本気だったからこそ。親も学校も手を差し伸べなければ、そう錯覚してしまう。「残酷ですけど、日本の上位100人とかになるって時点でなれない確率のほうが高いわけです。オリンピックのメダリストとか宇宙飛行士に比べれば間口は広いですが、プロ野球も理IIIもその点は同じです」 同世代で「世界の数人」に比べれば間口が広いのは確か。例えばバレエは「世界一残酷な職業」とまで言われるほどに死屍累々である。日本限定なら将棋がその究極のひとつだろうか、あれは本当に残酷で、それをわかって目指すものだ。プロになれるのすらごくわずか、ほとんどが奨励会で挫折する。中には不幸な道をたどる人もいる。それらに比べれば同世代の100人は間口としては広いが、やはり理III合格が究極の「選ばれし受験勝者」であることには変わらないのだろう。「医者になるという夢なら国公立でも私立大学でも、当たり前の話ですが東大以外たくさんあります。日本の最上位クラスの私立高校の子ならどこかの医大には入れるでしょう。裕福な家ばかりですしね。でも医者になりたいのではなく受験の頂点に立ちたい子もいるんです。そういう子は理IIIでなければだめなんです。そういう子の親も教師、学校もです」たとえ勉強ができても心の不器用な子は追い込まれると思考停止に陥る 2018年度から理IIIは面接試験が復活した。一連のオウム真理教事件で理IIIはじめ多くの理系エリートがカルトにハマり犯罪に関与したこと、合格者に同じ私学の高校生が大半を占めたことなどをきっかけに1999年度から面接が導入されたが、2008年度から廃止されていた。「東京大学受験指導の専門塾とかにいる『医者になる以上に理IIIに受かりたい』という受験マシーンを排除するためでしょう。もっとも、そういう塾はその対策もしてますが」 日本中の一番勉強ができる子供たちが受けに来るだけに東大、とくに人の命を扱う医師や研究者を養成する理IIIとしては対応に苦慮していることが伺える。あくまで目的は医師養成なので当然だ。「それでも受験エリートはまず東大を目指すんです。理IIIを目指すんです。それは社会も認めています」 受験業界の長い彼の話なので極端に思えるかもしれないが、こうしたトップ校は存在し、なにがなんでも理IIIという親子は実在する。テレビも東大には「東大王」として「王」までつけている。社会もそれを受け入れている。むしろ煽っている。 しかし彼もその危険は知っている。最後に教えてくれた。「いくらトップ校でも、挫折のリスクヘッジを子供に作らない学校や親は危険です。勉強ができることと心の器用さは違います。たとえ勉強ができても心の不器用な子は追い込まれると思考停止に陥ります」 また中学受験や高校受験の成功を過信するのは危険だという。「大学受験とは別です。子供によっては中学(高校)受験まで、という極端な子もいます。遊びまくったとか勉強サボったでなく、ただ大学受験に向いてない子ですね。不思議なんですが、偏差値70超えの学校に入れたのに大学受験では中堅大学がやっと、なんて子もいるんです。そのときこそ『それなり』に落ち着くことを親も学校もサポートすべきですね」【プロフィール】日野百草(ひの・ひゃくそう)ジャーナリスト、著述家、俳人。1972年千葉県野田市生まれ。日本ペンクラブ会員。出版社勤務を経てフリーランス。社会問題や生命倫理の他、日本のロジスティクスに関するルポルタージュも手掛ける。
2022.01.23 16:00
NEWSポストセブン
医師免許があっても医者として働いていない人たち それぞれの事情
医師免許があっても医者として働いていない人たち それぞれの事情
 2月も終わりに近づき、大学受験シーズンもまもなく終了。大学受験の人気には時代ごとに流行があるが、安定して高い人気を誇るのが医学部だ。病で苦しんでいる人を助けるという使命感に加え、社会的ステータスも高く、収入も高いのが医者という職業。しかし世の中には医師免許を取得していながら、医者として働いていない人もいる。いったいどんな事情があるのだろうか? 現在、神奈川県川崎市に住むKさん(40代/女性)は、現在、主婦として暮らしている。近畿地方で開業医を営む父を持つKさんは、2人姉妹の長女。父の希望は男の子に家を継がせることだったが、女の子しか生まれなかったため、Kさんが医者の道に進んだ。Kさんは現役で大学に合格し、20代半ばで東京の大学病院で医師デビュー、30歳で結婚した。「夫は製薬会社勤務で、病院に出入りしていて知り合いました。父は私に医者と結婚して欲しかったようでしたが、そこまで口出しされる筋合いはありません。父はたびたび『病院を継がないか?』『このままでは病院を畳むことになる』と言っていましたが、地元に帰るなら夫は仕事を辞めなくてはいけません。頑なに拒否したため、実家との関係は最悪でした」(Kさん) 妹が医者と結婚すれば八方丸く収まるが、そこまで周囲の思い通りにはならないもの。妹が医者とは無関係の自営業の男性と結婚してしまうと、父親のイライラは募り、家族関係は崩壊しかけた。だが、Kさんの息子が状況を一変させる。「結婚数年後に男の子が生まれました。その頃は父も、私が病院を継ぐことを諦めていましたが、息子が中学に入り、医者という仕事に興味を持つようになると、父は俄然はりきり、『この子を医者にする!』と言い始めました。私も、父の病院を継がないことには後ろめたい思いがあったので、仕事を辞めて、息子のサポートに回ることにしました」(同) 父は孫が医学部に進んだ折には金銭援助することを約束し、夫も息子が夢に向かって進むことには大賛成。夫の会社は超大企業で生活も安定していることもあって、Kさんは医師をやめて家庭に入ることを決断、今では家事や息子の塾の送り迎えなどに忙しい日々を送っている。◆紆余曲折を経て夢を叶えたが… 医者は“診る”のが仕事だが、時に“診られる側”に回ることもある。東京都町田市に住むMさん(40代/男性)は、現在休職中。医者の仕事を離れて、すでに5年以上経過している。 父親が自営業を営み、裕福な家に育ったMさんは、幼い頃から医者になるのが夢だった。成績も優秀で、中学受験では志望する進学校に合格したが、高校に入ると夢がブレ始める。ロックにハマってしまい、バンド活動に熱中。「音楽で食べていきたい」と言い始めたのだ。 海外留学したいと訴える息子に出した親の折衷案は、「とりあえず大学に行きなさい」というもの。私立の文系学部に進み、卒業する頃には音楽熱も冷めていたが、ここで時代がMさんを翻弄する。Mさんが就職活動をした年は、氷河期の真っ只中だった。「自分が通っていたのは、私大で偏差値が最上位に位置する大学でしたが、私は就職活動がちっともうまく行かず、落ち込む毎日でした。そこで思い出したのが、医者という道です。両親に相談すると、挑戦を応援してくれるとのことで、医学部受験を決意。学士入学することができ、30代直前で医者になりました」(Mさん) 紆余曲折はあったものの、幼い頃からの夢を叶えたMさん。それもこれも、恵まれた家庭環境があってこそだが、人生は思うようには進まない。Mさんにはちょっと困った問題があった。「昔から神経質な面があって、例えばバンドのメンバーのアパートに遊びに行っても、雑魚寝ができないなどの問題があったのですが、医者になってその傾向が一気に強まってしまいました。病院には毎日、多くの人がやって来ますが、中には衛生状態が酷い人もいます。ほんの少しでもそういう人を“イヤだな”と思ってしまう自分がイヤで、結果的に“プシって”しまったんです」(同)“プシる”とは、医者の業界用語で精神疾患を患ってしまうことを指す。繊細なMさんはうつ病と診断され、現在も静養に努めている。◆多才であるがゆえに… 医者の社会的地位の高さは説明するまでもないが、医者とて人の子。やりたいことが変わった人や、医者をやりながら別のことをやる人はいくらでもいる。 例えば国会議員の中には、医師免許を持った議員が数多く存在し、自民党、公明党、立憲民主党、共産党のいずれにも“医師免許を持ったセンセイ”がいる。中でもその経歴が注目を集めるのは、自民党の古川俊治氏。古川氏は、慶應大学医学部を卒業して医者になり、30代で司法試験に合格。さらにMBAも取得している。 別の世界に目を向ければ、漫画家の手塚治虫さん、作家の渡辺淳一さん、宇宙飛行士の向井千秋さんなどが医師免許を持っており、文豪・森鴎外や安部公房も東大医学部出身。先日、ワイドショーなどを賑わせた、『news23』(TBS系)の小川彩佳アナの夫で、医療ベンチャー『メドレー』の代表取締役だった豊田剛一郎氏も、医師からビジネスの世界に転じた人物だ。◆お金があるので「働く気が起きない」 東京都渋谷区に住むAさん(30代/女性)は、現在、資産管理会社の役員という名目でほぼ遊んで暮らしている。 Aさんは父親が開業医。父の姿を見て育ったAさんは自然と医者の道を志したが、現役で難関医大に合格すると、両親が浮かれまくってしまう。ご褒美とばかりにお小遣いを与えまくり、とことん甘やかすようになってしまったのだ。Aさんをよく知る同級生がいう。「Aは大学時代、次々と外車を乗り換え、身の回りの品はブランド品だらけ。10年ほど前には、100万円以上する超高級携帯電話を使っていました。大学は何とか卒業し、国家試験にも受かりましたが、それっきり。クリニックを経営している親は駐車場やマンションなどを持っていて、それだけでも十分生活ができるので、『働く気が起きない』と言っていました。 最初は周囲の人間が『せっかく医師免許を取ったのだから、きちんと医者として働くべきでは?』と説教していましたが、今では『やる気のない医者に診られたら、患者が気の毒だし危ない』と、見て見ぬフリをしています」(Aさんの友人) 医学部受験でAさんに敗れ去った人がひとりいると思うとやるせないが、彼女がどんな人生を歩もうと、それは本人の自由。現在独身だが、「寄ってくる男はお金目当ての怪しげな人ばかり」(友人談)だそうで、何もかもが思い通りにいっているわけではないようだ。
2021.02.16 16:00
マネーポストWEB
評論家の呉智英氏が考える文学界の学歴とは(イメージ)
松本清張は尋常小学校卒、文筆業界の学歴マウンティングを考える
 2021年の大学受験は、新型コロナウイルスに直撃されたこともあり、例年とは少し違うニュースも聞こえてくる。それらのニュースに触れた評論家の呉智英氏が、自慢できる「学歴」とは何か、について考察する。 * * * 一月十九日付朝日新聞夕刊が「鼻出しマスク受験生逮捕」を大きく報じている。十六日に行なわれた大学入学共通テストの受験生がマスクから鼻を出したまま試験に臨み、再三注意を受けたがそれに従わなかったのだ。逮捕の直接の理由は、その後会場のトイレに四時間閉じ籠ったので建造物不退去容疑だという。 私が併読する他紙もほぼ同旨の内容だが、朝日の記事が大きかったのは、疫学の専門家による「鼻出し『感染のリスク』」の解説が付いていたからだ。容疑者の男が「これが自分の正しいマスクの着用である」と主張している(同朝刊)ためだろう。 受験生には迷惑だったが、これも派生的なコロナ禍といえようか。 さて、この鼻出し氏、相当変な人のようだ。現時点では四十九歳の男としか分からない。中年過ぎての大学受験というのも珍しくはあるが、それなりの理由があるのだろうか。だとすれば、鼻出しマスクぐらいに固執して受験失格の道を選ぶのが解せない。 この事件に私が関心を持つのは、私もこの歳で再入試を考えていたからだ。私は自分の最終学歴にずっとコンプレックスを抱いていた。私の卒業した大学は、普通の就職にはまずまずのランクだが、文筆業界では有象無象の扱いだ。むしろ、司馬遼太郎が卒業した大阪外語大学蒙古語学科とか大城立裕が中退した東亜同文書院など、ニッチな大学が学歴マウンティングの頂点に立つ。そもそも大学はおろか高校・中学さえ出ていないとなると、圧勝である。推理小説界の雄、松本清張。書誌学の巨人、森銑三と柴田宵曲。いずれも尋常小学校卒だ。 そこで私は工業高校卒、いや工業高校中退という学歴を獲得しようと考えた。入学手続きだけして翌日退学届を出せば、学費もほとんどかからない。友人の教育学者に一応相談してみると、彼は笑って、そりゃ駄目だよ、と言う。お前、何か企らんでるな、とも言う。私が高校生を煽って全学ストライキでもやらせようと企らんでいると思ったらしい。六〇年代じゃあるまいし…、私は別のことを企らんだのだが。 私の計画を話すと、彼は「過年度生」だから入学拒否されると言った。高校は義務教育ではないので何度でも入学できるけれど、病気や転居による再入学以外、年長者の入学は通常認めないのだ。 昨年十月七日付朝日新聞朝刊のオピニオン欄は「学歴なんて関係ない?」。三人の論者が発言しているが、女性誌などのライター、野原広子の“告白”が面白い。「40歳を目前にした2年ほど『学歴詐称』していました。詐称内容は『早稲田大学』。本当は茨城県の農業高校卒です」「今、笑いながら話せるのは、自分を面白がれるライターという職業だから」「農業高校卒も学歴詐称の過去も、いまでは私の『学歴自慢』」 二転三転して、私の感覚と共通するところがある。今回、世界有数の超難関カイロ大学の話をしようと思っていたんだけど、完全に脱線してしまったな。【プロフィール】呉智英(くれ・ともふさ)/1946年生まれ。日本マンガ学会理事。近著に本連載をまとめた『日本衆愚社会』(小学館新書)。※週刊ポスト2021年2月12日号
2021.02.02 19:00
週刊ポスト
大学受験戦線に異変、日東駒専・産近甲龍の志望者急増のワケ
大学受験戦線に異変、日東駒専・産近甲龍の志望者急増のワケ
 いまだ世界中を脅かしている新型コロナウイルス感染症の蔓延。通学できないままの大学生も多く、就職率もかなり落ち込んでいる。不測の事態が続く時代に、大学受験におけるブランドや定説が覆されていく──。受験生の“大学選び”も変化してきているようだ。大学ジャーナリストの石渡嶺司さんが言う。【表】「学生に人気の大学」「面倒見が良い大学」「改革力のある大学」のランキング「コロナ不況で親の経済状況もよいとはいえず、奨学金の貸出元が日本育英会から日本学生支援機構に整理統合されたことで、取り立ても厳しくなりました。安易に浪人できないため、“とりあえず入れる大学を”と、自分の実力より少し下の大学を選ぶ受験生が増えているのです。『日東駒専』(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)といった中堅大学が爆発的な人気を集め、驚くほど倍率が上がっています」 学びたい分野の学部・学科があるなら、大学ブランドは二の次なのだ。特に東京都内の大学は定員の厳格化がなされ、学生数が定員を1割以上超えると助成金が打ち切られるようになったため、合格者数を絞り、より「狭き門」になっているのだ。東進ハイスクール広報部長の市村秀二さんも指摘する。「関西のブランド校である『関関同立』(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)の多くが志願者を減らしている一方、それに続く『産近甲龍』(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)や『摂神追桃』(摂南大学、神戸学院大学、追手門大学、桃山学院大学)がここ数年で出願者数を大きく伸ばしてきている。いまの受験生は、記念受験も背伸び受験もあまりしなくなっています」(市村さん・以下同) 市村さんによれば、今年のセンター試験を受験した浪人生が約10.5万人だったのに対し、来年の共通テストを受ける浪人生は8.5万人。20%近くも減った計算になる。「今年は受験制度に大きな変動があって対策が難しくなることが予想されたため、浪人生が激減した。過去、最も浪人生が多かったのは1991年。当時は18才人口が多かったうえ入学枠が少なく、浪人するのが当たり前という時代でした」 コロナ禍で経済的な問題が顕在化し、それほどに「浪人したくない」と考える受験生が増えたということだ。 私大一般入試においても少なからぬ変化があった。「早稲田大学の看板学部である政治経済学部の志望者が減少しています。文系でありながら『大学入学共通テスト』での数学が必須となったことなどが影響しているのでしょう。また、上智大や学習院大は来年から共通テストを利用することを決めましたが、これを敬遠した受験生が志願を控えています」※女性セブン2020年12月3日号
2020.12.05 07:00
マネーポストWEB
コロナ禍で大学受験生の志望校選びに変化 「地元志向」「理高文低」に
コロナ禍で大学受験生の志望校選びに変化 「地元志向」「理高文低」に
 2021年度は「大学入試改革元年」となり、従来の「大学入試センター試験」に代わる「大学入学共通テスト」が導入される。そこに新型コロナウイルスの感染拡大が重なり、大学受験生の志望校選びにも、大きな影響を与えている。【表】「面倒見が良い大学」「改革力のある大学」「学生に人気の大学」のランキング 大学入試制度に詳しい「大学通信」の安田賢治さんが語る。「今年の受験生は、入試改革と同時にコロナショックが重なり、気の毒でなりません。ほとんどの大学でオープンキャンパスが中止となり、合同説明会も行われていない。志望校を選ぶ機会が失われているのです。スポーツ推薦を狙っていた受験生も、大会がなくなって推薦資格が得られないという事態に陥っています」 東進ハイスクール広報部長の市村秀二さんも指摘する。「例年ならほとんどの大学が6月には入試要項を発表しますが、今年は8月末まで出ないところもあった。予備校においては、模試を中止したりオンラインに置き換えたりするところも多く、正確な実力が把握できないという声も上がっています」 今年、“受験戦線に異状あり”なのは間違いない。そんな中、受験生はどうやって志望校を選んでいるのか。「今年の変化は大きく2つ。まず、自宅から通える大学を選ぶ『地元志向』です。これまでも少子化や経済的な理由で地元の大学を選ぶ傾向はありましたが、東京や大阪など、感染者が多い都市部を避けようとする動きが加速しました」(安田さん・以下同) もう1つの変化は「理高文低」。理系学部が受験生の人気を集め、文系学部の志望者が減っているのだ。「1年前の2019年はまったく逆の『文高理低』でした。コロナ禍では、文系学生に人気の観光系や国際系の就職先が採用を見送っていることが大きいと言えます。一方、理系の医学部や薬学部、看護学部のほか、理学療法、作業療法など国家資格に結びつきやすい学部・学科が人気を集めています」 いまの受験生は就職の現状を見越したうえで学部・学科選びをしているのだ。◆志望者を減らす人気学部も だが、そんなしっかりした受験生に人気を集める文系学部もある。「AI(人工知能)やIoT(自動運転やドローンによる無人配送など、モノのインターネット)、ビッグデータを使うデータサイエンス学部は文系の受験生でも挑戦可能なところがあります」 データサイエンスとは、蓄積された大量のデータを統計学などを使って分析し、ビジネスや医療、スポーツなど幅広い分野における問題を解決に導く手法のこと。経済産業省も、こうした専門技術を持つ「先端IT人材」が大量に不足すると予測しており、2025年までに年間25万人を育てるという目標を掲げている。今後、引く手あまたとなることが確実な成長分野だ。「今年の理系人気は間違いない。コロナ不況がやってくることを見越し、文系では就職が不安だと、学生たちは感じているのです。同様の理由で、工学部への関心も高い。たとえば、医学部の領域だけでは治せない病気も、工学部と組むことで高度な医療が可能になりうる。機械を作るばかりが工学部ではないと理解されてきているようです」(市村さん・以下同) コロナ禍で献身ぶりが伝えられる医療関係者を育成する学部学科は、今後できるだけ多く人材を確保しようとする、“ねらい目”の就職口になるはず。「現在は医師も看護師も感染の危険と隣り合わせのため、学生たちの中には敬遠する人もいるでしょう。この状況下で医師や看護師を目指す受験生は、本当に志が高いと言えるのではないでしょうか。 一方で、患者と直接かかわらずとも多くの命を救える学部に人気が集まっている。難関大の薬学部は人気が上昇していますし、検査技師を養成する学部も志望者を増やしています」 散々振り回された受験生が「安心・安定」を求めるようになり、数々の人気学部が志望者を減らしそうだ。「コロナ禍のあおりが直撃しているのは観光系、“国際”と名のつくグローバル系学部です。就職先となる旅行会社や航空会社が軒並み勢いを失っていますし、“売り”だった留学ができなくなった。早稲田大学の国際教養学部や国際教養大学などは一時的に人気を落とすのではないでしょうか」(石渡さん)※女性セブン2020年12月3日号
2020.12.04 15:00
マネーポストWEB

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