芸能

松本伊代、正月は自宅で過ごすも再入院 ヒロミ「笑っちゃうほど大変」介護での共倒れを心配し苦渋の決断

妻の松本伊代

再入院した松本伊代

 大けがから3か月目の今年1月中旬、苦渋の決断だったのだろう。昨年末に退院し、自宅に戻っていた松本伊代(57才)が、ひっそりと再入院していた。結果的に家での療養はわずか2週間。息つく間もないまま病室のベッドへと舞い戻った。

 昨年11月24日、バラエティー番組『オオカミ少年』(TBS系)の収録中、クイズに不正解だった松本は、スポンジ状のクッション材で満たされた落とし穴に転落。その際に背骨の腰椎部分を圧迫骨折して全治3か月の重傷を負い、短くない入院生活を送ることになったのだ。

 年明けすぐの1月4日、夫であるヒロミ(57才)が自身のYouTubeチャンネルを更新。「ママ(松本のこと)が暮れに帰ってきました」と報告し、松本が退院して正月を自宅で過ごしたことを明かした。

 同チャンネルでヒロミは妻のために得意の大工仕事で階段の手すりや滑り止めを設置したり、ベッドに寝たままテレビが見られるようリクライニング可能なパラマウントベッドの最新鋭『アクティブスリープベッド』を導入するところも公開した。

 さらに、不得意だった料理にも挑戦し、松本の「明太子パスタが食べたい」というリクエストに応えて手作りする動画では、ベッドで寝ている松本も声だけ登場したのだった。ハリのある声で「パパ、めちゃくちゃおいしいよ!」と嬌声を上げていたものの、ヒロミは「一日中寝てるんで」と前置きし、「(松本は動画に)映れる状態じゃない」「お見せできない」と苦笑い。

 別の動画では「病院ではいろんな人がお世話してくれるが、それをいま、全部おれがやっている」「いいんですけど、笑っちゃうほど大変」とこぼしつつ、「でも、本人がいちばん大変だから」と妻の体調を気遣ってみせた。

 1月19日には作詞家・湯川れい子氏の誕生日を祝うコンサートで、持ち歌『センチメンタル・ジャーニー』を披露するはずだった松本だが、代役としてヒロミがステージに立ち、容体を説明した。身の回りのことから仕事まで、献身的介護をするヒロミ。それには理由があると彼の知人が話す。
「もともと仲よし夫婦だったのは間違いありませんが、いまから20年ほど前、彼自身も収録中に大やけどを負い生死をさまよった経験があるだけに、療養のつらさ、特に仕事を休まざるを得ないつらさが理解できるのではないでしょうか」

 だが、今回の松本の介護は、想像を絶するものだった。

「リクライニングベッドのおかげで上体を起こすことはできるものの、トイレに行くにも常に人の手が必要で、まさに寝たきり状態。これではヒロミさんと共倒れになってしまうと考え、苦渋の判断で再入院を決意したそうです」(前出・ヒロミの知人)

※女性セブン2023年2月16日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
横浜地裁(時事通信フォト)
《アイスピックで目ぐりぐりやったあと…》多摩川スーツケース殺人初公判 被告の女が母親に送っていた“被害者への憎しみLINE” 裁判で説明された「殺人一家」の動機とは
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
記者が発行した卒業証明書と田久保市長(右/時事通信)
《偽造or本物で議論噴出》“黄ばんだ紙”に3つの朱肉…田久保真紀・伊東市長 が見せていた“卒業証書らしき書類”のナゾ
NEWSポストセブン
JESEA主席研究員兼最高技術責任者で中国人研究者の郭広猛博士
【MEGA地震予測・異常変動全国MAP】「箱根で見られた“急激に隆起”の兆候」「根室半島から釧路を含む広範囲で大きく沈降」…5つの警戒ゾーン
週刊ポスト
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン