ボディガード供養の参列を巡る対応が相次ぐ離脱のきっかけとなったようだが、今回離脱を決めた青木本部長も同じだという。
「青木本部長はまさにこの供養に参列した1人でした。参列したもう1人の幹部も2月に組織内での対立から、破門処分を受けています。中心人物の相次ぐ離脱は井上組長の求心力の低下の証左でしょう。つい先日も井上組長は直参を増やして組織を立て直そうとしていることがわかりましたが、見通しは非常に厳しい。六代目山口組も昨秋から表立った抗争を起こしておらず、井上組長も解散や引退の意志はないといわれている。もはや分裂抗争とはいいがたい状況が続いています」(同前)