行方不明になっていた隼都さん
「里親をやってよかったとは、今でも感じます」
隼都くんがいなくなり、Aさんは警察や児童相談所から聞き取りを受けている。
「子ども(里子)たちは『僕たちが守るから』と言ってくれています。ただ、周りの人たちが理解してくれても、どんどんニュースが拡散され、学校や教育委員会や壱岐市長、ほかの里親さん、里親制度自体にも問題が広がっていて申し訳ないです。『こんなふうに話題になってしまった自分が里親を続けることは、もう世間が許さないよな』と、妻とも話をしていました」
Aさん宅には今も小中学生の里子たちが身を寄せている。管轄する壱岐市に問い合わせたところ、「里親の虐待疑惑については、教育長自ら当該里親への聴き取りを実施し、そのような事実は確認しておりません」との回答だった。
隼都さんはどんな思いでAさんのもとを去ったのか──。
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