4才頃の大谷(右)と、加代子さん(写真はエンゼルスの公式ツイッターより)
例えば、プロ野球の球団がない和歌山県の花山温泉にも、大谷のサイン入りユニホームが飾られていたりと、ところどころに足跡がある。
WBCで初めて寝食を共にした侍ジャパンのチームメイトたちも、こぞって「トレーニングも食事も、全ては野球のためのメニューだった」と、大谷が人一倍の野球一筋の生活だったことを明かしている。大谷を日本ハム時代から知る侍ジャパンの白井一幸ヘッドコーチ(61才)は「近くで見て、誰か(恋人が)いる雰囲気はなかった」とも話した。
世界一の野球選手であり続けるための、鍛錬と節制と疲労回復が全ルーティンの私生活。明るい笑顔でプレーする裏には、並大抵の努力や意志ではとても貫けないような日々が、あり続けている。