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新井恵理那アナ、結婚&妊娠の背景にあった「毎朝3時起き」「24時間は足りない」激務の日々

結婚&妊娠を報告した新井恵理那(時事通信フォト)

結婚&妊娠を報告した新井恵理那(時事通信フォト)

 多くの人を驚かせた新井恵理那アナ(33才)の電撃結婚&妊娠のニュース。新井アナが早朝番組の出演を8年続けていることにも改めて注目が集まった。そんな新井アナの多忙な日々について、放送作家でコラムニストの山田美保子さんが解説する。

* * *
「平日は毎朝3時起きです。深夜に私の1日が始まって……、1日に2日分、入ってるカンジですね。ほんとにね~、おかしな時間に暮らしてますよね(笑い)。今現在の自分より良くなりたいなっていう……、だから手は抜きたくないし……、だから足りないです。24時間は足りないんです」

 とは、2021年6月、『S.RIDE【エスライド】』のアンバサダーに就任した新井恵理那のスペシャルムービー内のコメントである。

 16日、自身のインスタグラムで昨夏から交際を始めた会社員男性と今年に入り、結婚したことを発表した新井。翌17日、メインキャスターを務める『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)内では、交際をスタートしたのは「梅雨の頃」で、「20代の後半は(忙しくて)恋愛は難しいなと思うことがいっぱいあったんですけど」などと振り返った。

 同番組には既に8年、出演しており、月~金は3時起き。『グッド!モーニング』以外にもバラエティ番組や情報番組のレギュラーを持ち、「日本一忙しい女性タレント」であり、所属事務所「セント・フォース」の稼ぎ頭でもある新井は、「出会いのない日々」を何とかしようと女友達に相談。その会話の中に出てきた男性と改めて3人で食事をしたことから交際に発展したと明かした。

「そうじゃないと、何も起きない日々だったんで」「親も離婚していますし」と、気心の知れたテレビ朝日のアナウンサーズに囲まれ、3時間5分の番組中、自分のためにかなりの尺が割かれた構成だったとはいえ、ずいぶん踏み込んだ発言を連発したものである。

 印象的だったのは、住田紗里アナをはじめ、新井の起床時間よりもさらに早く起きて局入りをしている斎藤ちはるアナや、「セント・フォース」の後輩でもある森千晴アナのコメントだ。さらには若手の男性アナウンサーまでもが、昼夜逆転の生活なのに、なぜ新井が結婚できたかについて前のめりで聞いたのである。

 答えは前述のように新井が「自分から」スピード感をもって進めていったからに他ならない。

 かつて「AKB48さんたちのように恋愛禁止というわけではありませんが、恋愛とか結婚については、けっこう、うるさく言われますね」と言っていたのは、「セント・フォース」所属の某人気女性キャスター。いまでこそ、既婚者やママが少なくない印象の同事務所だが、ひと昔前は、まさにアイドル的存在の独身女性が大半だった印象だ。

 しかも新井のように「日本一忙しい」し、「毎朝3時起き」となれば、出会いは限られている。冒頭の『S.RIDE』のスペシャルムービー内のコメントではないが、「おかしな時間に暮らしていますよね」と自虐的に笑うしかなかったのである。

早朝番組で体調を崩す人も

 ラジオではあったが、20代前半で「4時入り」とか「5時入り」の番組に出演するため、自宅から自分で車を運転し、局入り。仕事先でもラジオカーを運転しながら各地から入り中するリポーターを丸4年続けた経験のある筆者には、ホルモンバランスを崩した経験がある。私だけではない。20代~30代前半の同僚の大半が局の近所のレディースクリニックの診察券を持っていたものだ。

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