オードリーMC起用の理由

関谷氏は配信番組『内村さまぁ~ず』のディレクターを務めたことも

関谷氏は配信番組『内村さまぁ~ず』のディレクターを務めたことも

『日向坂に会いましょう』にはオードリーの存在は欠かせない。だが、番組開始当時、オードリーは人見知りで女の子が苦手というイメージが強かった。

「“人見知り”っていっても彼らの実力があればまったく問題ないでしょうし、それを企画に落とし込むこともできるし、その点で心配はなかったですね。僕も人見知りですから。いまだにオードリーさんと打ち解けられていないです(笑)」

 開始当初の番組タイトルは『ひらがな推し』。結成時のグループ名が「けやき坂46」(通称ひらがなけやき)だったためだ。

「最初の彼女たちへの印象は明るいなあというのとよく泣くなあと(笑)。僕もオードリーさんと同じで男子校出身だから扱い方がよくわからないんですよね。どこまで踏み込んでいいのか難しいなと思いました。『内さま』で出す自分とアイドル番組で出す自分はやっぱりどこか違うから、最初の頃はメンバーから『怖い』って言われてました(笑)」

テロップ入れはギリギリまで粘る

 そんな関谷にとって重要なツールはアンケート。たびたび番組などでもアンケートの量が多いと話題になる。あるときには親へのアンケートすら、質問項目が30問以上にのぼったこともあった。

「僕が心配性なんですよね。アンケートに答える方も難しいとは思いますけど、いつもしっかり書いてくれてありがたいですね。でも、どれが使えるか、使えないかを見極めるのも意外と難しい。1番上に書いたやつじゃなくて、3~4番目の薄いやつをよく使われるって以前メンバーも番組で言ってましたけど、やっぱり絞り出したやつのほうが面白くなる可能性が高い。仮にそれで失敗したとしてもオードリーさんがなんとかしてくれますから」

 番組の大きな特徴としてオードリーや日向坂46が他に出演した番組から引用するテロップがある。しかも直前に放送されたようなものもいち早く取り入れているから驚く。

「最初は、オードリーさんのファンに番組を見てほしいと思って始めました。ラジオネタを入れたらリスナーが喜んでくれるかなって。良いようにいえば“サンプリング番組”。ただの泥棒ですけどね(笑)。相手側はどう思っているのかはわからないけど、ファンは気づいて話題にしてくれるから振り切っちゃったほうがいいだろうって。そうすると他の日向坂46が出る番組も見てくれて相乗効果になるんじゃないかとは願ってます。

 最近は日向坂46のメンバーが出る番組もたくさん増えていますけど、僕が元々テレビっ子だからそういうのを追うのは苦じゃないんです。趣味の延長でしかない。会社にある全録レコーダーで見てるんですけど、ちょっと高い位置にあるから立って見なきゃいけないんで、僕くらいしか使ってない(笑)。

 テロップ入れはギリギリまで粘るときもあります。やっぱりそれってその時にしか使えないじゃないですか。昔、『週刊少年ジャンプ』の巻末コメントで作者同士が言い合ったりしてたのが好きだったんで、そういう感覚で入れてます」

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