芸能

『ブギウギ』主演・趣里、「伊藤蘭との母娘初共演」なるか “取材で名前出しNG”だった過去からの心境の変化

初共演なるか(左から伊藤蘭、趣里。写真/共同通信社)

初共演なるか(左から伊藤蘭、趣里。写真/共同通信社)

 3月末からクランクインした2023年後期のNHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』。俳優の水谷豊(70)と元キャンディーズで女優の伊藤蘭(68)の一人娘である女優の趣里(32)が、初の朝ドラ主演を務めるということでも注目を集めている。大スターである両親との共演はこれまでなかった趣里だが、この『ブギウギ』で初共演となる可能性が浮上しているのだ。

 2011年に芸能界デビューを果たした趣里だが、「親子共演」がこれまでなされてこなかったのは、趣里自身の希望だったという。芸能関係者が語る。

「趣里さんは親の威光でキャスティングされることを嫌がっていて、デビューしてからしばらくは、小さな劇場で開催される小劇団の芝居などに参加していました。2018年には初主演した映画『生きているだけで、愛。』で、一糸まとわぬ姿も披露。それを両親にも黙っていたため、水谷さんは映画公開直後に知って激怒したそうです。インタビュー取材を受ける際にも、『親の名前を出さないこと』を条件にしていた」

 だが、その後『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系)や『石子と羽男』(TBS系)など人気ドラマに立て続けに出演し、女優として着実に経験を積んできた趣里には心の変化が訪れていた。制作関係者がこう話す。

「『ブギウギ』主演決定後の会見で両親について問われた際には、『これから電話しようかなと思います』と言ったうえで、『本当にいつも見守ってくれていたので、感謝と頑張りますの気持ちを真摯に伝えたい』とストレートに語っていました。以前の趣里さんからは考えられないことです」

 そんななか、芸能関係者の間で期待の声が高まっているのが、母・伊藤蘭との初共演だ。主演を務める朝ドラならば、その舞台として申し分ない。

「趣里さんがすでに“2世”を脱却し、自らの力で大役を勝ち取ったからこそ、このタイミングなら仮に共演オファーがあった場合、受ける可能性もあるのではないか。蘭さんは今年デビュー50周年で活発に活動しており、7月には約2年ぶりとなるオリジナルアルバムを発売する予定です。折しも『ブギウギ』は戦後を代表する歌手・笠木シズ子をモデルとした作品。これまでの朝ドラにはないほどの歌と踊りが出てきます。

 蘭さんが歌手役のひとりとしてサプライズ登場し、趣里さんと歌と踊りを披露する可能性は多いにあり得るでしょう」(同前)

関連記事

トピックス

俳優の松田翔太、妻でモデルの秋元梢(右/時事通信フォト)
《松田龍平、翔太兄弟夫婦がタイでバカンス目撃撮》秋元梢が甥っ子を優しく見守り…ファミリーが交流した「初のフォーショット」
NEWSポストセブン
世界が驚嘆した大番狂わせ(写真/AFLO)
ラグビー日本代表「ブライトンの奇跡」から10年 名将エディー・ジョーンズが語る世界を驚かせた偉業と現状「リーチマイケルたちが取り戻した“日本の誇り”を引き継いでいく」
週刊ポスト
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《即完売》佳子さま、着用した2750円イヤリングのメーカーが当日の「トータルコーディネート」に感激
NEWSポストセブン
国連大学50周年記念式典に出席された天皇皇后両陛下(2025年9月18日、撮影/JMPA)
《国連大学50周年記念式典》皇后雅子さまが見せられたマスタードイエローの“サステナブルファッション” 沖縄ご訪問や園遊会でお召しの一着をお選びに 
NEWSポストセブン
豪雨被害のため、M-1出場を断念した森智広市長 (左/時事通信フォト、右/読者提供)
《森智広市長 M-1出場断念の舞台裏》「商店街の道の下から水がゴボゴボと…」三重・四日市を襲った記録的豪雨で地下駐車場が水没、高級車ふくむ274台が被害
NEWSポストセブン
「決意のSNS投稿」をした滝川クリステル(時事通信フォト)
滝川クリステル「決意のSNS投稿」に見る“ファーストレディ”への準備 小泉進次郎氏の「誹謗中傷について規制を強化する考え」を後押しする覚悟か
週刊ポスト
アニメではカバオくんなど複数のキャラクターの声を担当する山寺宏一(写真提供/NHK)
【『あんぱん』最終回へ】「声優生活40年のご褒美」山寺宏一が“やなせ先生の恩師役”を演じて感じた、ジャムおじさんとして「新しい顔だよ」と言える喜び
週刊ポスト
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン