スポーツ

【強制性交疑惑】山川穂高の未来「西武復帰か在京人気球団移籍も」分岐点は7月のオールスターとOB明かす

山川穂高

強制性交等の容疑で書類送検された西武の山川穂高

 起訴か、不起訴か。その先の現役続行は叶うのか。3月のWBC侍ジャパン世界一で知名度も飛躍的に高まっただけに、プロ野球関係者や野球ファン以外にも注目されることとなったプロ野球・西武の山川穂高(31)の現状。5月23日、昨年11月の知人女性への強制性交等の容疑で書類送検された。

 警視庁麻布署は、起訴を求める「厳重処分」ではなく、判断を検察に委ねる「相当処分」の意見を付けたというが、あるスポーツ紙記者は、「山川さんとしては、不起訴を目指すのでしょうが、その一番の近道は、女性との間の示談成立。ただ、処罰感情の強い女性と、“合意があった”との山川さんの言い分は真っ向から対立しており、前途多難な状況は変わらない」という。

 あるプロ野球選手OBは、今後の山川の行く末についてこう話す。

「かつては身内に甘くて世間ズレしていると言われていたプロ野球界も、世論をしっかり受け止めるようになってきました。起訴か不起訴にかかわらず、今季の試合復帰は絶望的です。もう“野球で取り返せば良い”という考え方は通用しません」

 現在は、西武の室内練習場で練習している山川だが、仮に不起訴処分となっても、妻子がありながらの不貞行為で、相手女性を傷つけた事実は重く、即1軍復帰をさせたとなれば、親会社の西武ホールディングス及び西武グループ全体のイメージダウンにつながりかねない。

「起訴されれば解雇は免れない。不起訴でも、相手側が検察審査会に持ち込んで審査が長引くことになれば、復帰の道を絶たれる可能性はあります」(前出・プロ野球OB。以下同)

 まずは、検察の判断が出るタイミングが1つの分岐点だという。「7月19、20日のオールスター戦前、すなわちシーズン前半戦のうちに不起訴処分となれば、球団からの処分も早めることができて、活路が見えてくるかもしれません」

関連キーワード

関連記事

トピックス

部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト・目撃者提供)
《ラブホ通い詰め問題でも続投》キリッとした目元と蠱惑的な口元…卒アル写真で見えた小川晶市長の“平成の女子高生”時代、同級生が明かす「市長のルーツ」も
NEWSポストセブン
ポストシーズンで快投をみせる佐々木朗希
「ポテンシャルは大谷以上」復活快投の佐々木朗希 昭和の大投手たちが太鼓判「1年間投げ続けられれば本当にすごい投手になる」
週刊ポスト
ものづくりの現場がやっぱり好きだと菊川怜は言う
《15年ぶりに映画出演》菊川怜インタビュー 三児の子育てを中心とした生活の中、肉体的にハードでも「これまでのイメージを覆すような役にも挑戦していきたい」と意気込み
週刊ポスト
田久保市長の”卒業勘違い発言”を覆した「記録」についての証言が得られた(右:本人SNSより)
【新証言】学歴詐称疑惑の田久保市長、大学取得単位は「卒業要件の半分以下」だった 百条委関係者も「“勘違い”できるような数字ではない」と複数証言
NEWSポストセブン
国民民主党の玉木雄一郎代表、不倫密会が報じられた元グラビアアイドル(時事通信フォト・Instagramより)
《私生活の面は大丈夫なのか》玉木雄一郎氏、不倫密会の元グラビアアイドルがひっそりと活動再開 地元香川では“彼女がまた動き出した”と話題に
女性セブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《真美子さんと娘が待つスイートルームに直行》大谷翔平が試合後に見せた満面の笑み、アップ中も「スタンドに笑顔で手を振って…」本拠地で見られる“家族の絆”
NEWSポストセブン
“高市効果”で自民党の政党支持率は前月比10ポイント以上も急上昇した…(時事通信フォト)
世論の現状認識と乖離する大メディアの“高市ぎらい” 参政党躍進時を彷彿とさせる“叩けば叩くほど高市支持が強まる”現象、「批判もカラ回りしている」との指摘
週刊ポスト
バラエティ番組「ぽかぽか」に出演した益若つばさ(写真は2013年)
「こんな顔だった?」益若つばさ(40)が“人生最大のイメチェン”でネット騒然…元夫・梅しゃんが明かしていた息子との絶妙な距離感
NEWSポストセブン
前伊藤市議が語る”最悪の結末”とは──
《伊東市長・学歴詐称問題》「登場人物がズレている」市議選立候補者が明かした伊東市情勢と“最悪シナリオ”「伊東市が迷宮入りする可能性も」
NEWSポストセブン
ヴィクトリア皇太子と夫のダニエル王子を招かれた天皇皇后両陛下(2025年10月14日、時事通信フォト)
「同じシルバーのお召し物が素敵」皇后雅子さま、夕食会ファッションは“クール”で洗練されたセットアップコーデ
NEWSポストセブン
問題は小川晶・市長に政治家としての資質が問われていること(時事通信フォト)
「ズバリ、彼女の魅力は顔だよ」前橋市・小川晶市長、“ラブホ通い”発覚後も熱烈支援者からは擁護の声、支援団体幹部「彼女を信じているよ」
週刊ポスト
ソフトバンクの佐藤直樹(時事通信フォト)
【独自】ソフトバンクドラ1佐藤直樹が婚約者への顔面殴打で警察沙汰 女性は「殺されるかと思った」リーグ優勝に貢献した“鷹のスピードスター”が男女トラブル 双方被害届の泥沼
NEWSポストセブン
高市早苗氏が目論む“アベノミクスの再現”に潜む大きなリスク 最悪のシナリオは通貨・国債・株の同時暴落、「サナエ・ショック」に要警戒
高市早苗氏が目論む“アベノミクスの再現”に潜む大きなリスク 最悪のシナリオは通貨・国債・株の同時暴落、「サナエ・ショック」に要警戒
マネーポストWEB