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「ピンクの猫好きプリンセス」返金トラブルの高級スクール創立者、家賃滞納の裏で「ビバリーヒルズ移転」「16歳の息子に代表交代」

2010年、外国人記者クラブで会見するリナ氏。当時はプラダジャパンで部長を務めていた(写真/AFP=時事)

2010年、外国人記者クラブで会見するリナ氏。当時はプラダジャパンで部長を務めていた(写真/AFP=時事)

 東京・港区にあった高級インターナショナルプレスクール「Xスクール(仮名)」が、約500万円の授業料をめぐって保護者らと返金トラブルに発展していることが報じられた。

 この問題を報じた『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)によると、建物を借りているスクール側と建物のオーナー側で、家賃の滞納が原因で5年以上にわたりトラブルになっていたという。今年3月、建物のオーナー側への明け渡しの強制執行がされて、保護者たちも事態を把握するに至った。退学を決断した保護者たちが、前払いで振り込んだ授業料の返金を求めたものの取り合ってもらえず、弁護士への相談が相次いでいるという。

 また、NEWSポストセブンの取材では「Xスクール」の移転先となった民家からも退去していることがわかっている。

 スクールの創立者であるリナ・ローズ氏は、同番組の取材に対し、「これだけは自信もって言えるのは、100%何も悪いことしてなくて」「(建物のオーナー側とのトラブルが)解決してから全員対応する」と回答していた。このリナ・ローズ氏とは、何者なのか──。

「彼女は2011年に『Xスクール』を創立しました。しかし、同校の創立者である以上に、“プラダ日本法人と裁判で争った元従業員”ということで有名かもしれません。リナ氏は2009年、高級ブランド『プラダ』の日本法人に対して、『社内の女性差別を報告したら降格・解雇された』と訴えを起こし、世界的に注目される存在となりました。

 この裁判では結局、東京地裁がリナ・ローズ氏側の主張を退けました。その後、『プラダ』はブランドが傷ついたとして、名誉毀損で反訴しています」(経済誌記者、以下同)

 そんなリナ氏は東京都知事選挙への出馬に意欲を示したこともあるが、実は同年、彼女は学校を運営する会社の登記に記載のあった自身の住所を日本からアメリカに移していた。

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