占いを的中させた星ひとみ(公式HPより)
コメントの中には、事前に占い対象者の情報を調べておきながら、それを隠しておき、さまざまなことを言い当てて相手の信頼を得る“ホットリーディング”という心理テクニックを持ち出して、「占い師の常とう手段」と断定するようなものも少なくありません。
永山容疑者の件だけでなく番組全体に向けて、「この番組、占いが当たりすぎる。占いってそんなんじゃないでしょう?事前に本人以外からたくさん情報仕入れてこたえてる…そんな感じだったけどね」などと番組に疑いの目を向ける声が散見されるのです。
また、ホットリーディング以外でも、「人間の不安と言えば、健康、人間関係、仕事、お金。このうちいずれかを言えば大抵は当たる。そこからはトーク力」「逮捕されてもされなくても当たったとも言えるし、外れたとは言えない」「『○○によっては』とか、どっちに転んでも当たるような言い方をしている」などと占い方に対する疑いの目を向ける人もいました。
潜在的な占いアンチを集めるリスク
否定的な声は番組や星さんを超えて、さらにヒートアップ。占いそのものへの強烈な批判にもつながっていきました。
「たまたま当たった1つの占いを持ち上げてもね、今までどんだけ外してんだよ」
「行方不明者とか未解決事件とか一つも解決したことがない」
「誰もコロナ禍を当てられなかった」
「本当に占いだけでわかるなら、テレビなんかで稼ぐより公営ギャンブルでもした方が良い」
「バラエティ番組の占いなんて当たるかどうかよりも面白いかどうかでしょ。とりあえずマイナスに突き抜けた占い結果を言っとけば盛り上がるし、外れたとしても『所詮占いだし』と流されて終わり」
事前調査の疑い、過去の不的中、占い師の稼ぎ方など、永山さんに対する占いが的中したことで番組と星さんにはさまざまな角度から否定的な声が集まってしまいました。当たったことで、ネット上で話題になり、メディアに大きく報じられ、潜在的な“占いアンチ”が集まって否定的が飛び交ってしまったのでしょう。