芸能

永山絢斗の逮捕“的中”で占い番組に否定的な声 テレビ局が抱える「当たりすぎるリスク」

 

 永山絢斗容疑者(34才)の大麻事件で、逮捕を“的中”させたとして占い番組がクローズアップされた。驚きの声とともにインターネットではやがて否定的な声が集まっていった。なぜなのか? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。

 * * *
 16日に永山絢斗容疑者が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたことが報じられてすぐ、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演したときの占いが注目を集めました。

 占い師の星ひとみさんが永山容疑者に、「選ぶ女の人によっては逮捕もありえる」「裁判の星が入ってくる」などと話したことが現実になり、ネット上に「ドンピシャ」「逮捕まで当たるのか」「これは凄い」などの驚きや称賛のコメントが飛び交ったのです。

 しかし、ネットメディアが占いの的中を報じたころから、風向きが一変。コメント欄やツイッターには番組や星さんに対する否定的なコメントが次々に書き込まれていきました。

 また、次回6月26日の放送では、【藤岡弘、ファミリー…占いから3か月後(秘)密着!】が予告されていますが、こちらは4月17日に放送された占いの後日談。ただ、その4月17日は奇しくも永山容疑者の占いも放送された日でした。

 この奇妙な偶然に加えて、昨年6月の放送で同じ星さんが不倫騒動中の広末涼子さんを占っていたこともあって、この番組に脚光が当たっています。ところが、やはり多数派となっているのは番組や星さんに対する否定的な声。なぜ占いが的中したにもかかわらず、このようなネガティブな状況に陥ってしまうのでしょうか。

「ホットリーディング」を疑う声

 番組と星さんに対する否定的な反応で最も多かったのが、「下調べをしていたのではないか」という声。

「水面下で大麻、逮捕などの噂があったのでは?」
「占いではなく噂を元に未来を予言しているようなものなので、当たって当然。騒ぐことではないと思います」
「芸能人で、あらかじめ知ってる人を占うなら、素行が悪いとか、そういう噂は容易に入手できるだろうから、警告めいた事など誰でも言える」
「1月に永山容疑者の知人から警視庁に情報提供があり、捜査が始まりましたと、他の記事にあるので、占い師の星さん、事前に情報得ていた可能性ありますよね」
「放送時にはすでに内偵してたわけで、捜査関係者はさぞお怒りのことでしょう。この占い師さんも別ルートで情報を得たか、または誰かが漏らしたか。別の犯人捜しも行われていることでしょう」

関連キーワード

関連記事

トピックス

ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン
中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン
韓国・漢拏山国立公園を訪れいてた中黒人観光客のマナーに批判が殺到した(漢拏山国立公園のHPより)
《スタバで焼酎&チキンも物議》中国人観光客が韓国の世界遺産で排泄行為…“衝撃の写真”が拡散 専門家は衛生文化の影響を指摘「IKEAのゴミ箱でする姿も見ました」
NEWSポストセブン
 チャリティー上映会に天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが出席された(2025年11月27日、撮影/JMPA)
《板垣李光人と同級生トークも》愛子さま、アニメ映画『ペリリュー』上映会に グレーのセットアップでメンズライクコーデで魅せた
NEWSポストセブン
リ・グァンホ容疑者
《拷問動画で主犯格逮捕》“闇バイト”をした韓国の大学生が拷問でショック死「電気ショックや殴打」「全身がアザだらけで真っ黒に」…リ・グァンホ容疑者の“壮絶犯罪手口”
NEWSポストセブン
渡邊渚アナのエッセイ連載『ひたむきに咲く』
「世界から『日本は男性の性欲に甘い国』と言われている」 渡邊渚さんが「日本で多発する性的搾取」について思うこと
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
《顔を伏せて恥ずかしそうに…》“コーチの股間タッチ”報道で謝罪の都玲華(21)、「サバい〜」SNSに投稿していた親密ショット…「両親を悲しませることはできない」原点に立ち返る“親子二人三脚の日々”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
「山健組組長がヒットマンに」「ケーキ片手に発砲」「ラーメン店店主銃撃」公判がまったく進まない“重大事件の現在”《山口組分裂抗争終結後に残された謎》
NEWSポストセブン
ガーリーなファッションに注目が集まっている秋篠宮妃の紀子さま(時事通信フォト)
《ただの女性アナファッションではない》紀子さま「アラ還でもハート柄」の“技あり”ガーリースーツの着こなし、若き日は“ナマズの婚約指輪”のオーダーしたオシャレ上級者
NEWSポストセブン
世界中でセレブら感度の高い人たちに流行中のアスレジャーファッション(左・日本のアスレジャーブランド「RUELLE」のInstagramより、右・Backgrid/アフロ)
《広瀬すずもピッタリスパッツを普段着で…》「カタチが見える服」と賛否両論の“アスレジャー”が日本でも流行の兆し、専門家は「新しいラグジュアリーという捉え方も」と解説
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《“もう言葉を話すことはない”と医師が宣告》山瀬まみ「子宮体がん」「脳梗塞」からの復帰を支えた俳優・中上雅巳との夫婦同伴姿
NEWSポストセブン
海外セレブの間では「アスレジャー
というファッションジャンルが流行(画像は日本のアスレジャーブランド、RUELLEのInstagramより)
《ぴったりレギンスで街歩き》外国人旅行者の“アスレジャー”ファッションに注意喚起〈多くの国では日常着として定着しているが、日本はそうではない〉
NEWSポストセブン