大先輩アナ・安住紳一郎にタメ口
日本に帰ってきた際には必ず会うという旧友たちと写る、伊東さん(中央)
私はTBS時代、一匹狼タイプだったのですが、先輩アナウンサーの安住紳一郎さんには公私ともにお世話になりました。日々、「自分はアナウンサーに向いていない」と思いながら、与えられた仕事をこなしていた。そんな私を見て、安住さんは月1くらいでご飯に連れて行ってくれた。「大丈夫、耐え抜いたらその先に楽しいことがある」「君はこういうところが優秀だから」という言葉が心に染みましたね。
入社3年目頃からバラエティ番組がメインになったのですが、演者さんと制作側の間で板挟みになる役回りに悩んだこともありました。そんな時も、バラエティの師匠である安住さんによくアドバイスをもらっていました。
安住さんとは、いまでもたまに連絡を取っています。最近、安住さんが昇進したので「役員になったね」と連絡したら、「ドイツでWi-Fiトラブル中らしいじゃん」と私のインスタグラムの投稿内容をからかうような返事が来ました。
実は私、TBS時代から安住さんとはタメ口を使ったり、フランクに話していて、最初の頃は「俺は先輩だ!」と注意されていたのですが、2年目くらいから「お前に関しては諦めた」と言われました(笑)。それくらい仲が良かったんです。頼れる安住さんの存在に私はずっと救われています。