気になる今後の二刀流はどうなるのか。靭帯の損傷は自然に治ることはないため、大谷は今季終了後、靭帯を再建する「トミー・ジョン手術」を受ける可能性が高いという。
「大谷選手は2018年にも同手術を受けています。一般的には、2度目のトミー・ジョン手術の成功率は1度目よりも低くなり、リハビリもより時間がかかるとされています。もし大谷選手が2度目の手術をしたら、丸々2年間ほどマウンドに立てない可能性もあります。
しかし、彼はまだ20代。これまで幾度となく常識を覆してきた大谷選手であれば、時間はかかるかもしれませんが、またマウンドで躍動する姿を見せてくれるはず」(前出・スポーツジャーナリスト)
エンゼルスのGMがけがを発表した日、遠征に向かう大谷のバッグにはいつもと変わらず投手用のグローブがしまわれていたという。今季は試合でグローブを使う機会はなくなったが、“おれは諦めていない。また投手として復活する”そんな大谷の決意の表れだったのかもしれない。
※女性セブン2023年9月14日号