下平さやかアナ(写真/ロケットパンチ)
「アスリートとの結婚を機に会社員をやめて、スケジュールの融通がきくフリーアナに転身する局アナも多いのですが、下平アナは局アナを継続しました。しかも、長野選手が広島在籍時は、平日は広島で過ごし、週末に東京でアナウンサーの仕事をするというスタイルを取っていたそうです。このような異例の働き方を認めたというのは、テレビ朝日がそれだけ下平アナを高く評価していたからと言えるはずです」
また、アスリートの妻となった女性アナの中には、SNSなどで日々の生活を投稿し、インフルエンサーのような立ち位置に移行するケースもある。しかし、下平アナはほとんどプライベートを公開していない。
「タレントやインフルエンサーになるわけではなく、あくまでもアナウンサーという立場を貫き通している。家庭を大切にしながら、退職という道を選ばなかったことも含めて、アナウンサーとしての矜持を保ち続けている。長野選手が巨人に復帰してからは、また仕事も増えているようで、テレビ朝日としてもさらに重要な役割としての活躍を期待していると思います」
テレビ朝日では、大下容子アナが『大下容子ワイド!スクランブル』という、女性局アナとしては異例の“冠番組”を持っている。下平アナが同様に冠番組を持つ日も、そう遠くはないのかもしれない。