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CSへ崖っぷちの巨人・原監督「ブリンソンをスタメン起用」の“大博打采配”に疑問の声も

自慢の打撃で原監督の期待に応えられるか(巨人・ブリンソン)

自慢の打撃で原監督の期待に応えられるか(巨人・ブリンソン)

 事実上の終戦となってしまったのか──。クライマックスシリーズ(CS)進出を狙う4位・巨人は9月23日、広島に3対7で敗れた。3位・DeNAも中日に3対4で敗れたが、巨人は残り7試合で3ゲーム差をひっくり返さなければならない状況になった。

「もう1試合も負けられない広島戦で、原辰徳監督がブリンソンをスタメンで起用したことに驚きました。シーズン序盤からアウトカウントを間違える走塁ミスを何度もしたり、ホームランだと勘違いして全力疾走を怠ったり、守備で簡単な打球を落球したりと数えきれないほどのボーンヘッドを犯してきた。そんな選手をCS進出のかかる大事な試合でスタメン起用するのはリスクが大きすぎる。原監督は大博打に打って出たな、と思いました」(野球担当記者。以下同)

 ブリンソンは9月1日のDeNA戦で「8番・センター」で先発出場したものの、4回に桑原将志の凡フライをグラブに当てて落球。記録は二塁打になったが、エースの戸郷翔征はマウンド上で呆れたような表情を見せた。この試合では、アウトカウントを間違える走塁ミスもあった。原監督は「フォローできる言葉がなかなか見つからない」と話し、翌日には今季3度目の二軍落ちをしていた。

「正直、ブリンソンはそのまま帰国するのかと思いましたが、二軍の試合でスタメン出場していました。しかも、守備で緩慢な送球で生還を許すなど成長の跡が全く見られませんでした。なのに、腰痛で抹消された中田翔に代わって21日に再び一軍登録され、阪神戦で代打で登場した。一発にかけるピンチヒッターで起用するだけなら、まだわかります。しかし、シーズンで再三、守備や走塁でボーンヘッドを繰り返してきた選手をこの期に及んでスタメンで使うとは……」

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