国内

「週刊ポスト」本日発売! 自衛隊「別班」が暗躍した衝撃事件簿ほか

 10月6日発売の「週刊ポスト」は、政界、自衛隊、芸能界、スポーツ界の「裏側」を徹底的に暴く調査スペシャル特大号。ドラマで有名になった自衛隊の秘密情報組織は実在するのか――本誌が直撃した防衛相経験者たちは「知らない」と否定したが、実態を知る多くの関係者が実名でその存在を語った。ジャニーズ「廃業」で未曾有の少年連続レイプ事件はどう決着するのか、岸田首相が手にした極秘選挙情勢調査には何が書かれていたのか、2年連続Bクラスの屈辱を味わい、監督解任に至った原巨人のベンチ裏で起きていた異変とは。そして、全人類が知っておくべき「UFOと宇宙人」の衝撃情報も飛び込んできた。

今週の見どころ読みどころ

◆実在する5つの情報機関と謎に包まれた「別班」が繰り広げる「日本の諜報」全真相
ドラマ『VIVANT』で取り上げられた自衛隊の秘密情報組織「別班」が注目されているが、その存在は非公然で謎とされている。しかし、過去には別班を追った調査報道もあり、その一員とされた人物の証言もある。本誌はそれら文献を精査し、さらに関係する人物を取材して日本の諜報活動の全貌を明らかにした。公安調査庁ほか公に活動する5つの機関がどんな陣容で何をしているのかに加え、別班が暗躍した過去の事件についても新たな事実が判明した。

◆ジャニーズ「廃業」で「藤島家の巨額資産」にのしかかる「遅れてきた相続税」
「スマイルアップ」に社名変更したジャニーズ事務所は、今後は性被害者への補償に専念し、その後に廃業すると決まった。一族の資産を引き継いだ藤島ジュリー景子・前社長は100%保有する同社株などを原資に「法を超えた補償」をしていくと述べている。同氏が継承した資産は1000億円ともそれ以上とも見られているから、たとえ補償額の総額が数百億円に達したとしても十分に支払える……と見られているが、そう簡単にはいかないかもしれない。同氏は2019年に社長に就任した際に「事業継承税制」という仕組みを使って相続税を免除されていたが、今回の退任でそれが無効になり、改めて相続税を支払わなければならなくなったからだ。その額、専門家の試算では800億円以上とも。

◆V9戦士たちが厳しく断罪「原監督は知恵が足りていなかった」
事実上の解任となった巨人監督の原辰徳氏に対し、かつてV9を達成したレジェンドたちが厳しい送別の言葉を贈った。森祇晶氏は昨オフのコーチ陣総入れ替えがチームに不協和音を呼んだ可能性を指摘し、柴田勲氏は岡本和真ら主力選手の起用法に疑問を呈した。そして城之内邦雄氏は優勝した阪神との違いを挙げたうえで、「長期政権のためマンネリ化し、知恵が足りていない」と断じた。そして、新監督に求める「資質」とは?

◆自民党を内部分裂させた「41議席減」の極秘選挙シミュレーション
岸田首相は「増税クソメガネ」というSNSで広がる自身のニックネームがよほど気に食わないらしく、急に減税を匂わせ始めた。しかし、その目的は国民生活の改善ではなく支持率アップと選挙対策であることは簡単に見抜かれている。岸田氏と公明党は解散・総選挙に前のめりになるが、麻生副総裁、茂木幹事長はなかば公然と反対姿勢を示し、党は分裂状態に陥っている。それもそのはず、岸田氏のもとには、とても解散などできないと思わせる党の極秘選挙シミュレーションが届けられていた。

◆もう奇跡とは言わせない! ラグビー日本代表を引っ張る松田力也の右足
プール戦突破をかけた天王山となるアルゼンチン戦を10月8日に控え、ファンと関係者が願いを託すのがバックス司令塔の松田力也だ。ここまで3戦でキック成功率94%という驚異的な数字を残すこの男、実は苦悩と試練を乗り越えてグラウンドに立っていた。大けがをした日に父を亡くし、靱帯断裂でW杯出場も危ぶまれた。その半生とラガーマン魂を追った。

◆電撃再婚した貴乃花に絶縁状態の長男・優一氏が見た「久しぶりの自然な笑顔」
人気も実力も絶大だった貴乃花は、引退後は茨の道を歩んだ。兄・若乃花、母との確執、離婚による家族との別離、そして相撲協会との決別。そんな貴乃花が「初恋の人」と電撃再婚したことで、長男で靴職人の優一氏は本誌に祝辞を述べた。また、確執の続く母・紀子さんも「ホッとしています」と安堵の表情を見せた。

◆朝ドラはどこまで描く? 笠置シヅ子と美空ひばり「ブギウギ歌うな!」騒動の真実
10月スタートのNHK朝ドラは「ブギの女王」と呼ばれた笠置シヅ子を主人公のモデルにした『ブギウギ』だ。戦後の日本に明るい歌声とリズムをもたらし、40代で電撃引退した笠置の人生はドラマにふさわしい華やかで波乱に満ちたものだったが、彼女にまつわるエピソードで有名なのが美空ひばりとの確執だ。笠置はひばりに自分の持ち歌をステージで披露することを禁じたとされるが、その真相はどうだったのか。両者を知る知人や研究者らが忘れられかけている昭和の芸能秘話を掘り起こした。

◆ジャニーズ抜きでは……紅白打ち切り論にNHK前会長「オレずっと言ってるじゃん」
性加害問題を踏まえてNHKは今年の紅白にジャニーズ所属タレントを起用しない可能性を明らかにした。しかし、近年の紅白はジャニーズ頼みで視聴率を維持してきた。前会長の前田晃伸氏を直撃すると、「もう離れちゃったからさ」と言いつつ、持論でもあった紅白改革については、「やめたほうがいいとまでは言わないけど、前からずーっと言ってるじゃん」と、舌も滑らかだった。

◆<カラーグラビア特集>UFOと宇宙人、ついに現わる!
UFOとは「未確認飛行物体」の略称だが、NASA(アメリカ航空宇宙局)では新たにUAP(未確認航空現象)という言葉が使われている。宇宙人の乗り物かどうかは確認できないものの、明らかに人類の知らない航空現象があり、多くの報告があることから本格的な調査が必要になっているのである。その情報が一部公開され、中国も研究に乗り出した。メキシコでは体長60センチの「宇宙人のミイラ」が公開され、その真贋が議論されている。最新の各国事情と衝撃的な画像の数々を紹介する。

◆<15ページ総力特集>薬とワクチン「これが2023年の最新知識」
名医ほど自分が飲む薬には慎重だし、患者にむやみに投薬することはない。進化し続ける医学は、かつてないほど効果の高い薬を生み出す一方、当然の代償として多くの副作用や医療事故を引き起こした。これまで断薬や減薬を検証してきた本誌が満を持してまとめた薬とワクチンの最新知識を一挙公開する。降圧剤の選び方、生活習慣病薬の危ない飲み合わせ、睡眠薬、鎮痛薬、便秘薬の長期服用がもたらす弊害、コロナワクチン、認知症治療薬「レカネマブ」の効果とリスクなど、今こそ知りたい必読の内容が満載。

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

関連記事

トピックス

五輪出場を辞退した宮田
女子体操エース・宮田笙子の出場辞退で“犯人探し”騒動 池谷幸雄氏も証言「体操選手とたばこ」の腐れ縁
女性セブン
米国ハリウッド女優のデミ・ムーア(本人のインスタグラムより)
【61才で紐みたいなビキニ姿】ハリウッド女優デミ・ムーアが大胆水着で孫と戯れる写真公開!「豊胸手術などで数千万円」驚愕の美魔女スタイル
NEWSポストセブン
熱愛を報じられたことがないSixTONESジェシー
《綾瀬はるかと真剣交際》熱愛を報じられたことがないSixTONESジェシー「本当に好きな彼女ができた」「いまが本当に幸せ」と惚気けていた
女性セブン
伊藤被告。Twitterでは多くの自撮り写真を公開していた
【29歳パパ活女子に懲役5年6か月】法廷で明かされた激動の半生「14歳から援助交際」「友人の借金を押しつけられネカフェ生活」「2度の窃盗歴」
NEWSポストセブン
中学の時から才能は抜群だったという宮田笙子(時事通信フォト)
宮田笙子「喫煙&飲酒」五輪代表辞退騒動に金メダル5個の“体操界のレジェンド”が苦言「協会の責任だ」
週刊ポスト
熱愛が発覚した綾瀬はるかとジェシー
《SixTONESジェシーと綾瀬はるかの熱愛シーン》2人で迎えた“バースデーの瞬間”「花とワインを手に、彼女が待つ高級マンションへ」
NEWSポストセブン
熱い男・松岡修造
【パリ五輪中継クルーの“円安受難”】松岡修造も格安ホテル 突貫工事のプレスセンターは「冷房の効きが悪い」、本番では蒸し風呂状態か
女性セブン
綾瀬はるかが交際
《綾瀬はるか&SixTONESジェシーが真剣交際》出会いは『リボルバー・リリー』 クランクアップ後に交際発展、ジェシーは仕事場から綾瀬の家へ帰宅
女性セブン
高校時代の八並被告
《福岡・12歳女児を路上で襲い不同意性交》「一生キズが残るようにした」八並孝徳被告は「コミュニケーションが上手くないタイプ」「小さい子にもオドオド……」 ボランティアで“地域見守り活動”も
NEWSポストセブン
高橋藍選手
男子バレーボール高橋藍、SNSで“高級時計を見せつける”派手な私生活の裏に「バレーを子供にとって夢があるスポーツにしたい」の信念
女性セブン
幅広い世代を魅了する綾瀬はるか(時事通信フォト)
《SixTONESジェシーと真剣交際》綾瀬はるかの「塩への熱いこだわり」2人をつなぐ“食” 相性ぴったりでゴールインは「そういう方向に気持ちが動いた時」
NEWSポストセブン
いまは受験勉強よりもトンボの研究に夢中だという(2023年8月、茨城県つくば市。写真/宮内庁提供)
悠仁さま“トンボ論文”研究の場「赤坂御用地」に侵入者 専門家が警備体制、過去の侵入事件を解説
NEWSポストセブン