韓国で大ヒットしたドラマをリメイクした日本版『ハイエナ』(テレビ東京系)で、篠原涼子(50)が約3年ぶりに地上波の連ドラ主演を務める。山崎育三郎とW主演となる篠原は、勝つために手段を選ばない「ハイエナのような弁護士」を演じる。韓国エンタメに詳しいライターが語る。
「同作の韓国版で主演を務めたキム・ヘス(53)は、2013年に篠原の主演ドラマ『ハケンの品格』が韓国でリメイク(『オフィスの女王』)された際に、篠原が演じた主人公を演じています。2018年に日本でリメイクされた坂口健太郎主演の『シグナル』では吉瀬美智子が演じた女性刑事役を、本家の韓国版でキム・ヘスが演じていました。圧倒的な演技力で韓国を代表する大女優ですが、映画祭でのセクシーすぎるドレス姿が特集されるなど“グラマラス美女”としても知られており、日本の韓流ファンからも『キム・ヘス姐さん』と呼ばれています。
篠原も姉御タイプの大人セクシーな当たり役が多く、日本でリメイクするなら彼女がまさにぴったりです」
2021年に俳優の市村正親と離婚した篠原は、昨年配信のネットフリックスドラマ『金魚妻』で大胆シーンを披露。大晦日のNHK紅白歌合戦に28年ぶりに出場し、妖艶なドレス姿で熱唱するなど乗りに乗っている。50歳を迎えた篠原が、今作ではどんな新境地を開くのか。
「韓国版『ハイエナ』は劇中で主人公の超個性的なファッションも話題になりました。ド派手な色のジャケットやレトロな雰囲気のパンツスタイル、胸元や脚を大きく露出したファッションも多く、『キム・ヘス姐さんにしか着こなせない!』と言われていました。これまで数々のセクシーな衣装を身にまとい抜群のスタイルを誇る篠原がどんな着こなしを魅せてくれるのか楽しみです。
さらに注目なのが、同作ではスリリングな大人のラブストーリーも展開され、若きエリート弁護士を演じる12歳年下俳優チュ・ジフンとキム・ヘスの“濃厚すぎるキスシーン”が話題になりました。日本版では篠原がエリート弁護士を演じる13歳年下の山崎とどんな駆け引きをみせるのか。韓国ドラマ特有の大胆で破天荒なキャラクターを表現する篠原の攻めの演技に期待大です」(同前)
※週刊ポスト2023年10月27日・11月3日号