育児を考慮して短期間で済む映画作品への出演が有力
一般人に完全に紛れ込んだ菅野と堺。揃ってスマホを操作している
だが、『VIVANT』続編の撮影まではまだ2年近くあり、テレビ業界では堺が次に選ぶ仕事に注目が集まっているという。
「最終回の視聴率が42.2%を記録した2013年の『半沢直樹』後に堺さんが翌月に出演したのは、それまで主演を務めていたドラマ『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)でした。最高視聴率は21.2%とシリーズで最高を記録するなど、『半沢直樹』とは違った存在感を表現していました。
2009年以降、舞台からは遠ざかっています。3カ月ほどスケジュールが拘束される連続ドラマの出演は避け、より短期間で撮影が終わるような映画作品への出演が有力視されているそうです。育児への負担も考慮しているのでしょう」(スポーツ紙記者)
当の堺は月刊誌のインタビューで『VIVANT』について、次のように語っている。
《しごとのたび、僕はいつも「もっといきいきできないものか」と、おもいなやむ。この作品で、僕の芝居が変化したかどうかはわからない。しかし、「いきものとしての自分」を自覚することは、演技のおおきなヒントになるのではないかという気がしている》(文藝春秋2023年11月号)
『VIVANT』の続編について、TBSに問い合わせると以下のように回答した。
「制作過程については従来、お答えしておりません」
大役を演じ終え、我が子とのかけがえのない時間を過ごしながら、次作への思いを馳せているのかもしれない。