左が陽子夫人、右は長男の陽集氏(写真は2005年/写真=共同通信社)

左が陽子夫人、右は長男の陽集氏(写真は2005年/写真=共同通信社)

 改発氏がこう慮る。

「前回は2003年にリーグ優勝を果たした星野(仙一)の直後で、星野の遺産で野球をしなければいけなかった。選手も金本(知憲)、矢野(燿大)、下柳(剛)、伊良部(秀輝)と完成されたベテランばかりで、教えようにも指導が難しかった。それが今季は、1年目の森下(翔太)や、ブレイクした村上(頌樹)のような若手を存分に教えられますからね」

 陽子さんも頷く。

「自分の子供よりも若い選手とのコミュニケーションが心配でしたが、主人のほうが若い選手の成長に元気をもらっています。あとは、孫ができたことも大きかったかもしれません。優しい甘い声を出すなど、おじいちゃんとして孫をあやす経験をして、若い子との対話に役立っているんじゃないかと思います。

 主人も若い頃は子供を球場に連れていきにくかったのだと思いますが、今は孫をベンチに入れて写真まで撮っています(笑)。自分の時間はほとんどないですが、休日には『VIVANT』や『相棒』など好きなドラマで気分転換をしています」

「語録」になるほどの岡田氏の“トーク力”は家庭でも変わらないようだ。

「ユニークな発言? それは現役時代から変わりません。主人はお笑いが好きだし、日頃から面白いことを言っていますよ。家の中でもつまらないことを言うのが一番ダメという空気があります。ストレートではなく、少しひねった変化球を投げてきて、『(面白さが)わからんのこれ……』みたいな顔を見せたりしながら、会話を楽しんでいます」

 家庭での安らぎも、岡田氏の活力の源なのだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

ギャンブル好きだったことでも有名
【徳光和夫が明かす『妻の認知症』】「買い物に行ってくる」と出かけたまま戻らない失踪トラブル…助け合いながら向き合う「日々の困難」
女性セブン
破局報道が出た2人(SNSより)
《井上咲楽“破局スピード報告”の意外な理由》事務所の大先輩二人に「隠し通せなかった嘘」オズワルド畠中との交際2年半でピリオド
NEWSポストセブン
男装の女性、山田よねを演じる女優・土居志央梨(本人のインスタグラムより)
朝ドラ『虎に翼』で“男装のよね”を演じる土居志央梨 恩師・高橋伴明監督が語る、いい作品にするための「潔い覚悟」
週刊ポスト
河村勇輝(共同通信)と中森美琴(自身のInstagram)
《フリフリピンクコーデで観戦》バスケ・河村勇輝の「アイドル彼女」に迫る“海外生活”Xデー
NEWSポストセブン
『君の名は。』のプロデューサーだった伊藤耕一郎被告(SNSより)
《20人以上の少女が被害》不同意性交容疑の『君の名は。』プロデューサーが繰り返した買春の卑劣手口 「タワマン&スポーツカー」のド派手ライフ
NEWSポストセブン
ポジティブキャラだが涙もろい一面も
【独立から4年】手越祐也が語る涙の理由「一度離れた人も絶対にわかってくれる」「芸能界を変えていくことはずっと抱いてきた目標です」
女性セブン
生島ヒロシの次男・翔(写真左)が高橋一生にそっくりと話題に
《生島ヒロシは「“二生”だね」》次男・生島翔が高橋一生にそっくりと話題に 相撲観戦で間違われたことも、本人は直撃に「御結婚おめでとうございます!」 
NEWSポストセブン
木本慎之介
【全文公開】西城秀樹さんの長男・木本慎之介、歌手デビューへの決意 サッカー選手の夢を諦めて音楽の道へ「パパの歌い方をめちゃくちゃ研究しています」
女性セブン
大谷のサプライズに驚く少年(ドジャース公式Xより)
《元同僚の賭博疑惑も影響なし?》大谷翔平、真美子夫人との“始球式秘話”で好感度爆上がり “夫婦共演”待望論高まる
NEWSポストセブン
綾瀬はるかが結婚に言及
綾瀬はるか 名著『愛するということ』を読み直し、「結婚って何なんでしょうね…」と呟く 思わぬ言葉に周囲ざわつく
女性セブン
中村佳敬容疑者が寵愛していた元社員の秋元宙美(左)、佐武敬子(中央)。同じく社員の鍵井チエ(右)
100億円集金の裏で超エリート保険マンを「神」と崇めた女性幹部2人は「タワマンあてがわれた愛人」警視庁が無登録営業で逮捕 有名企業会長も落ちた「胸を露出し体をすり寄せ……」“夜の営業”手法
NEWSポストセブン
やりたいことが見つかると周りがみえなくなるほど熱中するが熱しやすく冷めやすいことも明かした河合優実
大ブレイクの河合優実、ドラマ『RoOT/ルート』主演で感じる役柄との共通点「やりたいことが見つかると周りが見えなくほどのめり込む」
NEWSポストセブン