「陽キャ」だったという
「男友達も多く、いわゆるクラスでは“陽キャ”でした。警察学校に進むことが決まったときは、周囲に“ミニスカポリスやん”とイジられていました。“逮捕しちゃうぞ”とか“檻の中や”といった冗談をよく言い合っていましたが、まさか本当に逮捕されるとは……。社交的なぶん、ちょっとヤンチャっぽい雰囲気の人とも物怖じせずにやり取りしているのが印象的でした」(前出・大谷容疑者の知人)
11月28日、西成署に問い合わせたところ、担当者が「本部主導で捜査しておりまして、情報が全く降りてきていない。私どもも報道で初めて知って驚いております。ニュースなどで発表されている内容がすべてです」と答え、混乱する様子がうかがえた。
なお、大谷容疑者が所属していた西成署刑事課の薬物対策係では、今年8月にも、捜査中の事件の関係者だった知人女性に捜査情報を漏らしたとして、男性巡査部長が地方公務員法違反の疑いで逮捕されている。その際、大阪府警は、「警察に対する信頼を損なう事案であり、府民の皆様に深くお詫びいたします」と謝罪していた。
西成署で続く不祥事。周囲に慕われる若き警察官を何が変えたのか──。
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