国内

【石川県で震度7】石川県で3万戸以上の大規模停電発生中、「通電火災」に注意を 対策は「避難前にブレーカーを切る」

2023年の能登地震では倒壊する家も多くみられた(時事通信フォト)

2023年の能登地震では倒壊する家も多くみられた(時事通信フォト)

 1月1日16時10分頃、石川県能登地方を震源とする大きな地震があった。石川県志賀町では震度7を観測。気象庁の発表によると、地震の規模を示すマグニチュードは7.6と推定される。石川県内では各地で震度6強の揺れを観測したほか、震度5弱以上の余震とみられる地震が複数回起きている。

 輪島市では、建物が倒壊して道路にひび割れが発生しているほか、大規模な火災が起きていることがわかっている。輪島市内の河口付近にある商店などが立ち並ぶ、「朝市通り」の周辺で火災が起こっており、消火活動が行われているという。

 今回の地震では「大津波警報」が発令され、実際に各地で津波が観測されているが、今後心配になるのが「通電火災」だ。地震で電気ストーブなどが倒れ、停電後の再通電によって火災が発生したり、家財が倒れたところでショートして復電後に発火したりするケースがある。それが通電火災だ。

 北陸電力の公式サイトなどによると、今回の地震で石川県内では3万1500戸の停電が起きているほか、新潟、富山、長野、静岡の各県で停電が報告されている。

 最近の地震では、建物火災の6割が電気を原因とする火災だったと言われている。対策は、避難する前にブレーカーを切ること、電気器具のプラグを抜いたり電源を切ったりすることだ。乾燥している時期だけに、火災には十分注意が必要だ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

試練を迎えた大谷翔平と真美子夫人 (写真/共同通信社)
《大谷翔平、結婚2年目の試練》信頼する代理人が提訴され強いショックを受けた真美子さん 育児に戸惑いチームの夫人会も不参加で孤独感 
女性セブン
海外から違法サプリメントを持ち込んだ疑いにかけられている新浪剛史氏(時事通信フォト)
《新浪剛史氏は潔白を主張》 “違法サプリ”送った「知人女性」の素性「国民的女優も通うマッサージ店を経営」「水素水コラムを40回近く連載」 警察は捜査を継続中
NEWSポストセブン
ヒロイン・のぶ(今田美桜)の妹・蘭子を演じる河合優実(時事通信フォト)
『あんぱん』蘭子を演じる河合優実が放つ“凄まじい色気” 「生々しく、圧倒された」と共演者も惹き込まれる〈いよいよクライマックス〉
週刊ポスト
石橋貴明の現在(2025年8月)
《ホッソリ姿の現在》石橋貴明(63)が前向きにがん闘病…『細かすぎて』放送見送りのウラで周囲が感じた“復帰意欲”
NEWSポストセブン
決死の議会解散となった田久保眞紀・伊東市長(共同通信)
「市長派が7人受からないとチェックメイト」決死の議会解散で伊東市長・田久保氏が狙う“生き残りルート” 一部の支援者は”田久保離れ”「『参政党に相談しよう』と言い出す人も」
NEWSポストセブン
ヘアメイク女性と同棲が報じられた坂口健太郎と、親密な関係性だったという永野芽郁
「ずっと覚えているんだろうなって…」坂口健太郎と熱愛発覚の永野芽郁、かつて匂わせていた“ゼロ距離”ムーブ
NEWSポストセブン
新潟県小千谷市を訪問された愛子さま(2025年9月8日、撮影/JMPA) 
《初めての新潟でスマイル》愛子さま、新潟県中越地震の被災地を訪問 癒やしの笑顔で住民と交流、熱心に防災を学ぶお姿も 
女性セブン
羽生結弦の被災地アイスショーでパワハラ騒動が起きていた(写真/アフロ)
【スクープ】羽生結弦の被災地アイスショーでパワハラ告発騒動 “恩人”による公演スタッフへの“強い当たり”が問題に 主催する日テレが調査を実施 
女性セブン
自民党総裁選有力候補の小泉進次郎氏(時事通信フォト)
《自民党総裁選有力候補の小泉進次郎氏》政治と距離を置いてきた妻・滝川クリステルの変化、服装に込められた“首相夫人”への思い 
女性セブン
ヘアメイク女性と同棲が報じられた坂口健太郎と、親密な関係性だったという永野芽郁
《初共演で懐いて》坂口健太郎と永野芽郁、ふたりで“グラスを重ねた夜”に…「めい」「けん兄」と呼び合う関係に見られた変化
NEWSポストセブン
千葉県警察本部庁舎(時事通信フォト)
刑務所内で同部屋の受刑者を殺害した無期懲役囚 有罪判決受けた性的暴行事件で練っていた“おぞましい計画”
NEWSポストセブン
2泊3日の日程で新潟県を訪問された愛子さま(2025年9月8日、撮影/JMPA)
《雅子さまが23年前に使用されたバッグも》愛子さま、新潟県のご公務で披露した“母親譲り”コーデ 小物使い、オールホワイトコーデなども
NEWSポストセブン