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「市長派が7人受からないとチェックメイト」決死の議会解散で伊東市長・田久保氏が狙う“生き残りルート” 一部の支援者は”田久保離れ”「『参政党に相談しよう』と言い出す人も」

決死の議会解散となった田久保眞紀・伊東市長(共同通信)

 9月10日朝、田久保眞紀・伊東市長は、中島弘道議長と対面していた。そして手に持っていた議会の解散通知をわたし、言葉も交わさず部屋を後にした。議長ではなくなった中島氏はカメラに向かい、「大義のない解散に怒りしかない。市民が納得できているとは思えない」と憤りを露わにした──。

 全国紙記者が話す。

「市長は解散通知を出したあと取材に応じましたが、自身の学歴詐称問題には言及せず、『改めて広く市民に信を問うべき』と述べるに留まった。

 今後は法律に基づき、40日以内に市議選を行うことになります。具体的な日程は未定ですが、10月中旬には投開票が行われる見立てです。新たな市議会で不信任決議を出すタイミングによりますが、田久保氏は12月までは市長のポストに居座ることができる可能性がある」

「往生際が悪い」などの声も多い田久保氏。解散を選んだことで、当面首の皮1枚は繋がったわけだ。しかし、報道陣の前で批判を繰り返す中島氏をはじめ、元市議らの「田久保おろし」に対する意思は強い。

「新しい市議が決まれば、2回目の不信任案が出されることは必至。規定では再び不信任が言い渡された場合、解散を選ぶことはできませんから、田久保氏は事実上、詰みです」

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