2019年、パフォーマンスを終えて手を重ねる羽生(左)と末延さん(写真/AFLO)
今回の「憤怒のメッセージ」は、そうした羽生のメディア嫌いの姿勢が爆発したものだったのだろう──ファンも報道関係者も、そう捉えている。だが、あるスケート関係者は別の思惑を推測する。
「もちろん、メディアへの怒りはあるでしょう。ただ、激しい言葉の裏には元妻の末延さんへの、正しくは“末延さんサイド”へのメッセージも含まれていたように思います」
文春の記事では、羽生の離婚発表直後、末延さんは母と連れ立って後見人のもとを訪れ、結婚生活の真相を告白したとされる。しかも、離婚に当たって、「羽生家での出来事を第三者に口外しない」といったことを約束させた「念書」のような存在への言及がある。
「通常、念書の存在そのものも、周囲に明かしてはいけないものです。しかし、それを内容も含めて後見人が代弁してしまったのは羽生さん側の誤算だったのでしょう」(前出・別のスポーツ紙記者)
そのうえ、デイリー新潮では、末延さんは無言を貫くことなく、記者の質問に答えていた。
発売中の『女性セブン』では、羽生が末延さんへ示した“全面戦争”の姿勢、プロ転向後も続く羽生の“母子密着”ぶりなどについて詳報している。