2019年、パフォーマンスを終えて手を重ねる羽生(左)と末延さん(写真/AFLO)

2019年、パフォーマンスを終えて手を重ねる羽生(左)と末延さん(写真/AFLO)

 今回の「憤怒のメッセージ」は、そうした羽生のメディア嫌いの姿勢が爆発したものだったのだろう──ファンも報道関係者も、そう捉えている。だが、あるスケート関係者は別の思惑を推測する。

「もちろん、メディアへの怒りはあるでしょう。ただ、激しい言葉の裏には元妻の末延さんへの、正しくは“末延さんサイド”へのメッセージも含まれていたように思います」

 文春の記事では、羽生の離婚発表直後、末延さんは母と連れ立って後見人のもとを訪れ、結婚生活の真相を告白したとされる。しかも、離婚に当たって、「羽生家での出来事を第三者に口外しない」といったことを約束させた「念書」のような存在への言及がある。

「通常、念書の存在そのものも、周囲に明かしてはいけないものです。しかし、それを内容も含めて後見人が代弁してしまったのは羽生さん側の誤算だったのでしょう」(前出・別のスポーツ紙記者)

 そのうえ、デイリー新潮では、末延さんは無言を貫くことなく、記者の質問に答えていた。

 発売中の『女性セブン』では、羽生が末延さんへ示した“全面戦争”の姿勢、プロ転向後も続く羽生の“母子密着”ぶりなどについて詳報している。

関連キーワード

関連記事

トピックス

現役を引退した宇野昌磨、今年1月に現役引退した本田真凜(時事通信フォト)
《電撃引退のフィギュア宇野昌磨》本田真凜との結婚より優先した「2年後の人生設計」設立した個人事務所が定めた意外な方針
NEWSポストセブン
中森明菜復活までの軌跡を辿る
【復活までの2392日】中森明菜の初代音楽ディレクターが語る『少女A』誕生秘話「彼女の歌で背筋に電流が走るのを感じた」
週刊ポスト
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
世紀の婚約発表会見は東京プリンスホテルで行われた
山口百恵さんが結婚時に意見を求めた“思い出の神社”が売りに出されていた、コロナ禍で参拝客激減 アン・ルイスの紹介でキャンディーズも解散前に相談
女性セブン
期待される2人の先行きが視界不良(左から大の里、二所ノ関親方)
【角界ホープ2力士に暗雲】尊富士は横綱・照ノ富士と宮城野親方の板挟み、大の里は師匠・二所ノ関親方の管理能力に不安要素
週刊ポスト
真美子夫人は「エリー・タハリ」のスーツを着用
大谷翔平、チャリティーイベントでのファッションが物議 オーバーサイズのスーツ着用で評価は散々、“ダサい”イメージ定着の危機
女性セブン
猛追するブチギレ男性店員を止める女性スタッフ
《逆カスハラ》「おい、表出ろ!」マクドナルド柏店のブチギレ男性店員はマネージャー「ヤバいのがいると言われていた」騒動の一部始終
NEWSポストセブン
殺人未遂の現行犯で逮捕された和久井学容疑者(51)。ストーカー規制法違反容疑の前科もあるという
《新宿タワマン刺殺事件》「助けて!」18階まで届いた女性の叫び声「カネ返せ、カネの問題だろ」無慈悲に刺し続けたストーカー男は愛車1500万円以上を売却していた
NEWSポストセブン
氷川きよしが独立
《真相スクープ》氷川きよしが事務所退所&活動再開 “独立金”3億円を払ってでも再出発したかった強い思い
女性セブン
殺害された宝島さん夫婦の長女内縁関係にある関根容疑者(時事通信フォト)
【むかつくっすよ】那須2遺体の首謀者・関根誠端容疑者 近隣ともトラブル「殴っておけば…」 長女内縁の夫が被害夫婦に近づいた理由
NEWSポストセブン
初となる「頂上鼎談」がついに実現!(右から江夏豊、田淵幸一、掛布雅之)
【江夏豊×田淵幸一×掛布雅之の初鼎談】ライバルたちが見た長嶋茂雄秘話「俺のミットを“カンニング”するんだよ」「バッターボックスから出てるんだよ」
週刊ポスト
曙と真剣交際していたが婚約破棄になった相原勇
《曙さん訃報後ブログ更新が途絶えて》元婚約者・相原勇、沈黙の背景に「わたしの人生を生きる」7年前の“電撃和解”
NEWSポストセブン