ビジネス

日本初の缶入りチューハイ「タカラcanチューハイ」が発売40周年!期間限定で「記念缶」が発売

 日本初の缶入りチューハイとして、長年親しまれている『タカラcanチューハイ』(宝酒造株式会社)が1月24日に発売40周年を迎える。

 

『タカラcanチューハイ』は、元祖辛口プレミアムチューハイとして、1984年1月24日に誕生。チューハイの原料である焼酎、果実、水、それぞれにこだわったワンランク上の贅沢なチューハイだ。

 戦後、東京下町で生まれた「焼酎ハイボール」を語源とするチューハイが注目を浴びるようになったのは1980年代前半のこと。1974年にアメリカでウォッカの消費量が国民酒であるバーボンウィスキーを上回るなど、世界的に無色透明のお酒に人気が集まる「白色革命(ホワイトレボリューション)」の流れがあり、日本でも宝焼酎「純」の発売( 1977年)をきっかけに無色透明の「甲類焼酎」が販売量を大きく伸ばしていた。

 この頃、「村さ来」や「つぼ八」といった居酒屋のチェーン店が増え始め、焼酎を果汁や炭酸などで割って飲む「チューハイ」という飲み方が若者たちの間で爆発的なブームとなる。こうしたトレンドの変化を受け、同社では缶入りチューハイの商品化に向けた検討を開始したものの、当時、同社では缶製品の製造ラインがないなどの理由で、発売の決断に至るまでには時間を要した。

 チューハイ人気が益々高まる動きを受け、1983年1月、「缶入りチューハイ商品化プロジェクト」がスタート。当時の開発者たちは、参考になる味を求めて居酒屋での調査を開始。東京では上野や新宿、大阪ではキタやミナミなど、めぼしい店に足繁く通い、繰り返し味を研究する日々が続いたという。

 パッケージデザインは、発売から今日までほとんど変わっていない。世界的なグラフィックデザイナー“松永真”氏がデザインした、メタリックシルバーの缶に「can-CHU-HI」と記されたタイポグラフィは発売当時のままだ。

1984年発売当時の商品:シンプルでありながらもインパクトのあるデザインで長年にわたって親しまれている

1984年発売当時の商品:シンプルでありながらもインパクトのあるデザインで長年にわたって親しまれている

 

 2013年にはグッドデザイン賞において「ロングライフデザイン賞」※を受賞している。

※「10年以上継続的に提供されている、広く支持されている商品やサービス」を対象とし、これまでとこれからの暮らしを豊かに支える、スタンダードであり続ける力を持ったデザインに贈られる賞。

 このたび、40周年を記念して“タカラcanチューハイ〈レモン〉「40周年記念缶」”が期間限定で発売される。
 
 焼酎は、宝酒造の保有する約2万樽・約85種類の“樽貯蔵熟成酒”の中から、厳選した11種類が絶妙にブレンドされている贅沢な焼酎であることが特長。果実もレモンの名産地であるシチリア産手摘みレモンにこだわり、その中でも世界的に高品質と定評がある冬期に収穫されるウィンターレモンのみ使用されている。また、活性炭でろ過したクリアな味わいの炭ろ過水を使用するこだわりの商品だ。

【商品概要】
商品名:タカラcanチューハイ 40周年記念缶
フレーバー:レモン
品目:リキュール(発泡性)
アルコール分:8%
果汁分:3.3%
容量/容器:250ml・350ml・500ml/アルミニウム缶
参考小売価格(いずれも消費税抜き):250ml/168円、350ml/222円、500ml/296円
発売地域:全国
発売日:2024年1月中旬より順次切替

【お問い合わせ先】
宝ホールディングス株式会社 お客様相談室:0120-120-064(9時~17時 土日祝日を除く)

※2024年1月19日付け宝ホールディング株式会社のプレスリリースより作成

トピックス

ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン