芸能

元NHK青井実アナ「フジ夕方の顔」抜擢も懸念される「夫婦間のファイヤーウォール」

左・4月からフジの報道番組新キャスターに就任する元NHKの青井実アナ。右・妻のテレ東  相内優香アナ

元NHK・青井実アナウンサー(NHK公式サイトより)と妻のテレビ東京・相内優香アナウンサー(時事通信フォト)

 元NHKの青井実アナ(43)が4月からフジテレビの平日夕方の報道番組「LIVE NEWS イット!」の新キャスターに就任する。青井アナは『ニュース7』や『ニュースウオッチ9』のMCなどNHKの看板アナとして活躍してきたベテランで、実力は申し分ない。だが、フジの中にはやや複雑な空気が漂うという。

「青井アナの奧さんの立場が少し気になりますね。同じ報道番組のMCということで、ライバルにはあたるので……」(フジ関係者)

 青井アナの妻は、テレビ東京の相内優香アナ(38)。2022年に結婚した際は、局をまたいだアナ同士の交際が話題になった。この相内アナが、4月からテレ東の夜の報道番組『WBS(ワールドビジネスサテライト)』のMCを務めることが発表された。キー局の報道番組スタッフが語る。

「テレ東の看板番組で、大江麻理子アナから“夜の顔”を譲り受けた形です(大江アナは金曜のみの出演に)。WBSは経済中心とはいえ、報道番組の特性上、MCとなれば取材で得た機密情報に多く触れる立場です。当然それは青井アナも一緒。仕事とプライベートは別だとしても、一緒に暮らしているなかでふとした瞬間にポロリと漏れてしまうことが絶対にないと言えるかどうか……。

 報道番組の現場記者は、常に他局と抜いた抜かれたの戦争ですから、それを伝える番組MCの配偶者がライバル番組のMCという状況は、双方のスタッフにとってもやりづらさはあるでしょうね」

 相内アナを知るテレ東関係者もこう話す。

「相内アナって、わりと“鈍感”なところがあって。ややセンシティブなアナウンス室の事情なんかを人前でさらりと話してしまうことがあるんです(苦笑)。スピーカー体質というか、よく言えば好奇心があって、サービス精神が旺盛なんだとは思いますが……。“うちの取ってきたネタがフジに筒抜けになったりして”なんて冗談半分で話すスタッフもいました。もちろん彼女もプロなんで、そのあたりは大丈夫だと願いたいですけどね」

 仲が良い2人だが、夫婦間の“ファイヤーウォール”が必要になりそうだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

「新証言」から浮かび上がったのは、山下容疑者の”壮絶な殺意”だった
【壮絶な目撃証言】「ナイフでトドメを…」「血だらけの女の子の隣でタバコを吸った」山下市郎容疑者が見せた”執拗な殺意“《浜松市・ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
連続強盗の指示役とみられる今村磨人(左)、藤田聖也(右)両容疑者。移送前、フィリピン・マニラ首都圏のビクタン収容所[フィリピン法務省提供](AFP=時事)
【体にホチキスを刺し、金のありかを吐かせる…】ルフィ事件・小島智信被告の裁判で明かされた「カネを持ち逃げした構成員」への恐怖の拷問
NEWSポストセブン
グラドルデビューした渡部ほのさん
【瀬戸環奈と同じサイズ】新人グラドル・渡部ほのが明かすデビュー秘話「承認欲求が強すぎて皆に見られたい」「超英才教育を受けるも音大3か月で中退」
NEWSポストセブン
2人は互いの楽曲や演技に刺激をもらっている
羽生結弦、Mrs. GREEN APPLE大森元貴との深い共鳴 絶対王者に刺さった“孤独に寄り添う歌詞” 互いに楽曲や演技で刺激を受け合う関係に
女性セブン
無名の新人候補ながら、東京選挙区で当選を果たしたさや氏(写真撮影:小川裕夫)
参政党、躍進の原動力は「日本人ファースト」だけじゃなかった 都知事選の石丸旋風と”無名”から当選果たしたさや氏の共通点
NEWSポストセブン
セ界を独走する藤川阪神だが…
《セの貯金は独占状態》藤川阪神「セ独走」でも“日本一”はまだ楽観できない 江本孟紀氏、藤田平氏、広澤克実氏の大物OBが指摘する不安要素
週刊ポスト
「情報商材ビジネス」のNGフレーズとは…(elutas/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」は“訴えれば勝てる可能性が高い”と思った》 「情報商材ビジネス」のNGフレーズは「絶対成功する」「3日で誰でもできる」
NEWSポストセブン
入団テストを経て巨人と支配下選手契約を結んだ乙坂智
元DeNA・乙坂智“マルチお持ち帰り”報道から4年…巨人入りまでの厳しい“武者修行”、「収入は命に直結する」と目の前の1試合を命がけで戦ったベネズエラ時代
週刊ポスト
組織改革を進める六代目山口組で最高幹部が急逝した(司忍組長。時事通信フォト)
【六代目山口組最高幹部が急逝】司忍組長がサングラスを外し厳しい表情で…暴排条例下で開かれた「厳戒態勢葬儀の全容」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
パリの歴史ある森で衝撃的な光景に遭遇した__
《パリ「ブローニュの森」の非合法売買春の実態》「この森には危険がたくさんある」南米出身のエレナ(仮名)が明かす安すぎる値段「オーラルは20ユーロ(約3400円)」
NEWSポストセブン