芸能

松任谷由実、沢田研二との相思相愛48年秘話 たった1回の共演映像はフジテレビに保存されておらず、視聴者からの提供で放送

松任谷由実と沢田研二が共演した過去

松任谷由実と沢田研二に共演した過去がある

 まさに奇跡の共演だった。今年で60周年を迎える音楽番組『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)の特別企画第1弾として、3月2日の放送回にユーミンこと松任谷由実(70才)が出演した。

「過去の出演を振り返るトークパートでは、1978年に当時24才のユーミンと29才の沢田研二さん(75才)が初共演した際の映像がオンエアされ、いまとなっては想像できない組み合わせに、多くの視聴者が釘付けになりました」(芸能関係者)

 番組内で共演について尋ねられたユーミンは、「(沢田の)大ファンだってことが、どこからか伝わって企画してくださったんじゃないでしょうか」と、照れながら語った。

 このとき、沢田が歌った『静かなまぼろし』は、ユーミンが作詞作曲したもので、彼女のピアノに合わせて歌いあげる沢田の姿を画面越しに見つめたユーミンは、「ほら、ぴったりじゃない」と、当時の映像に自画自賛の拍手を送った。

「実は、『静かなまぼろし』はこの共演のためだけにユーミンが書き下ろした特別な曲。たった1回の披露のためにユーミンもジュリーも全力を尽くしたのです。共演から11年後、同曲はようやくジュリーのアルバムに収録されましたが、それまでは文字通り“まぼろし”の1曲でした」(音楽ライター)

 若き日のユーミンにとって沢田は憧れの存在だった。

「中学1年生の終わり頃、ユーミンはジュリーが在籍していたザ・タイガースのファンになったのです。彼女がデビュー後、同じミュージシャンという立場になっても憧れの気持ちは消えず、1975年頃には初めて生でジュリーを見かけた際に、うれしさと彼の放つ圧倒的オーラで膝が震えてしまったそうです」(前出・音楽ライター)

関連キーワード

関連記事

トピックス

6月6日から公開されている映画『国宝』(インスタグラムより)
【吉沢亮の演技が絶賛】歌舞伎映画『国宝』はなぜ東宝の配給なのか 松竹は「回答する立場にはございません」としつつ、「盛況となりますよう期待しております」と異例の回答
NEWSポストセブン
さいたま市大宮区のマンション内で人骨が見つかった
《さいたま市頭蓋骨殺人》「マンションに警官や鑑識が出入りして…」頭蓋骨7年間保管の齋藤純容疑者の自宅で起きた“ある異変”「遺体を捨てたゴミ捨て場はすごく目立つ場所」
NEWSポストセブン
大谷翔平の投手復帰が待ち望まれている状況だが…
大谷翔平「二刀流復活でもドジャースV逸」の悲劇を防ぐカギは“7月末トレード” 最悪のシナリオは「中途半端な形で二刀流本格復活」
週刊ポスト
フランスが誇る国民的俳優だったジェラール・ドパルデュー被告(EPA=時事)
「おい、俺の大きな日傘に触ってみろ」仏・国民的俳優ジェラール・ドパルデュー被告の“卑猥な言葉、痴漢、強姦…”を女性20人以上が告発《裁判で禁錮1年6か月の判決》
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
「生肉からの混入はあり得ないとの回答を得た」“ウジ虫混入ラーメン”騒動、来来亭が調査結果を公表…虫の特定には至らず
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン