大きな紙袋を手に高級ブランド・エルメスの店舗を後にする琴ノ若

大きな紙袋を手に高級ブランド・エルメスの店舗を後にする琴ノ若

 相撲の名門埼玉栄中・高校を経て、2015年に父が祖父から継いだ佐渡ケ嶽部屋へ入門。3年半で関取に昇進して、ちょうど8年目の今年1月の初場所で大関に昇進。まずは、父を超えてみせた。

「昇進時は、祖父のしこ名の琴桜を継承するかと思われましたが、常々、父と子の目標は『先代(琴桜)に並ぶ横綱昇進。大関は通過点』と話しています。横綱昇進か幕内初優勝を成し遂げてから、堂々と琴桜を名乗りたい意向なのです」(前出・スポーツライター)

 そんな育ちで、父との絆の固さは広く知られるところだが、琴桜の娘に当たる母・真千子さんとも、いい母子関係だ。1月31日の大関昇進伝達式では、孝行息子の晴れ舞台に感涙。「ずっと息子は祖父と父に比べられてきたから……。父(琴桜)が生きていたら、間違いなくこの瞬間を見たいはず。上(天国で)一番喜んでいるんじゃないでしょうか」とコメントした。

「エルメスを訪れたのは3月の大阪場所遠征前。新大関になって“初”場所になりますから、その前に親子水入らずの時間を過ごしていたのでしょう」(前出・スポーツライター)

 現在開催中の大阪場所では20日に全勝の尊富士に敗れ3敗目となり、優勝争いから一歩後退した琴ノ若。白鵬以来の18年ぶりの新大関優勝に向けて、どこまで土俵際の粘りを見せられるか──。

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