現在42歳の鈴木亜美
──平和な関係になったからこそ言える、お互いへのちょっとした「クレーム」はありますか。
鈴木「クレームってわけではないけれど、真希ちゃんって、ちょっとした休憩時間でもラーメンとかカレーとかをガッツリ食べるんです。私はお腹が空いていないと集中できないタイプなので、歌う前でもガッツリ食べて『お腹いっぱーい』とか言ってる真希ちゃんを見ながら、胸焼けしてる(笑)」
後藤「いいなぁ。お腹空いてるほうが集中できる能力を、私も身に着けたい」
鈴木「真希ちゃんから、私へのクレームは?」
後藤「えー、そんなクレームを入れるようなところは見当たらない。ただ、亜美ちゃんに合うと思って贈った美容品を、ちゃんと使ってくれてるかなぁというのは、ちょっと気になるかな(笑)」
──ちゃんと、全部使っていますか?
鈴木「えっと……使ってます! 使います、これから順番に(笑)。あと、せっかちな私と一緒の仕事だと、休憩も入れずにガツガツ進行するので、その点では真希ちゃんに迷惑をかけてるかなと思いますね」
──大丈夫ですか? 迷惑なら迷惑だと言っておいたほうがいいかと(笑)。
後藤「いや、全然大丈夫です(笑)。ふと気づいたら、『あぁ、もうはじまる時間か……』ってことはあるけど(笑)」
* * *
後編では、16歳と13歳でデビューした鈴木と後藤がそれぞれに感じた25年の変化、思い描く10年後の未来に迫った。
(後編に続く)